ベランダ防水塗装の基礎知識!4つの工法・費用相場・劣化サイン・DIYのリスクまで徹底解説
- 塗り替え専門店いろことば代表:盛合大翔

- 1 日前
- 読了時間: 20分

「ベランダの床にひび割れや塗装の剥がれがあるけれど、このまま放置しても大丈夫?」「防水工事や塗り替え費用はいくらかかるの?」とお悩みではありませんか?
ベランダやバルコニーは、雨風や紫外線に毎日さらされるため、住まいの中でも非常に劣化が進みやすい場所です 。
床面の防水機能が低下すると、ベランダ自体の痛みに留まらず、雨水が建物内部へ侵入して「雨漏り」や「木部・鉄部の腐食」など、住まい全体へ甚大な被害を及ぼす恐れがあります 。
この記事では、ベランダ塗装・防水工事の基礎知識から、主要な4つの防水工法(FRP防水・ウレタン防水・塩ビシート防水・アスファルト防水)のメリット・デメリット、費用
相場、劣化サイン、DIYのリスク、信頼できる業者の選び方まで、わかりやすく網羅的に
解説します 。
この記事を読むことで、ご自宅のベランダに最適な補修方法と適正な費用がしっかり理解
できるようになります。
~目次~
ベランダ防水塗装の基礎知識!4つの工法・費用相場・劣化サイン・DIYのリスクまで徹底解説
1-1. 単なる「色塗り」ではない!ベランダ防水の重要性
1-2. 防水層(下地)とトップコート(表面保護塗料)の違い
1-3. メンテナンスの適切な周期・タイミング
2-1. 【危険度:小】色あせ・チョーキング(白粉)・汚れ
2-2. 【危険度:中】表面のヒビ割れ・塗膜の剥がれ・コケやカビ
2-3. 【危険度:大】防水層の浮き・膨れ・水たまり
2-4. 【危険度:極大】雨漏り・階下の天井シミ・打診音の変質
3-1. FRP防水の特徴(メリット・デメリット・向き不向き)
3-2. ウレタン防水の特徴(密着工法・通気緩衝工法)
3-3. シート防水(塩ビ・ゴムシート)の特徴
3-4. アスファルト防水の特徴
3-5. 【比較表】4大工法の耐用年数・費用・工期・適応性まとめ
4-1. トップコート再塗装(塗り替え)の費用目安
4-2. 各防水工法(FRP・ウレタン・シート)の施工費用相場
4-3. 追加発生する下地補修費用・足場代のポイント
工程1:高圧洗浄(汚垢・旧塗膜の洗浄除去)
工程2:下地調整・ひび割れ補修・ケレン作業
工程3:プライマー(下塗り材)の塗布
工程4:防水層の施工(主剤塗布・シート敷設)
工程5:トップコート(仕上げ・保護材)の塗布
ベランダ塗装はDIYできる?メリット・デメリットと大きなリスク
6-1. DIYで行える範囲(トップコートの簡易塗替え・清掃)
6-2. DIY施工の具体的なメリットとデメリット
6-3. プロが危険視するDIYの失敗リスク(雨漏り悪化・密着不良・保証対象外)
7-1. 現地調査を綿密に行い下地の状態を見極めてくれるか
7-2. 見積書に「工法名・塗料名・施工面積」が明確に記載されているか
7-3. 施工実績が豊富でアフター保証が充実しているか
7-4. 外壁塗装・屋根塗装との同時施工(足場代の節約)がおすすめな理由
1.ベランダ塗装・防水工事の基礎知識と役割

ベランダやバルコニーのメンテナンスを考えた際、多くの人が「外観をきれいにするための塗り替え」と捉えがちです。しかし、ベランダ塗装の本質は美観の維持ではなく、建物を
水から守る「防水機能の保護・再構築」にあります 。
1-1. 単なる「色塗り」ではない!ベランダ防水の重要性
日本の住宅におけるベランダやバルコニー床の多くは、木材やコンクリート、FRP(繊維強化プラスチック)などの下地構造で作られています 。
これらの素材自体は、直射日光や雨水に日常的にさらされると短期間で劣化してしまい
ます 。
そのため、床面には水を通さない「防水層」が形成されています 。
防水機能が途切れてしまうと、雨水がベランダ内部へ浸透し、木造住宅であれば構造用合板や柱を腐らせ、鉄筋コンクリート住宅であれば内部の鉄筋をさびさせます 。
最悪の場合、階下の部屋の天井や壁から雨漏りが発生し、大規模かつ高額な修繕工事が必要になります 。
1-2. 防水層(下地)とトップコート(表面保護塗料)の違い
ベランダの床構造は、大きく分けると「防水層」と「トップコート」の2層構造で構成されています 。この2つの役割の違いを正しく理解しておくことが、失敗しないメンテナンスの第一歩です 。
防水層(下地): 雨水の浸入を防ぐ「真のバリア」です 。ウレタン樹脂、FRP、防水シートなどを床面に施すことで、完全な防水性能を発揮します 。しかし、多くの防水材は「紫外線」に弱いという致命的な弱点を持っています 。
トップコート(仕上げ塗装): 防水層の上に塗られている保護塗膜です 。紫外線や風雨、歩行による擦れや摩擦から直接「防水層」を護る日傘や鎧のような役割を果たします 。トップコート自体には高い防水性能はありませんが、防水層を長持ちさせるために不可欠な存在です 。
1-3. メンテナンスの適切な周期・タイミング
ベランダ床のメンテナンスは、「トップコートの塗り替え」と「防水層自体のやり直し(改修工事)」の2段階で考える必要があります 。
トップコートの塗り替え周期: 約5年〜7年ごと 表面の塗膜が擦り減り、紫外線で劣化する前に再塗装を行うことで、下地の防水層を痛めずに保護し続けることができます
防水層(全体改修)の工事周期: 約10年〜15年ごと 防水層自体の寿命に合わせて、ウレタン塗装やFRP工事などの全面的な防水改修工事を実施します 。通常は、外壁塗装や屋根塗装の定期メンテナンスの時期(10年目)と同時に行うのが最も合理的で費用を抑えられます 。
2.見逃し厳禁!ベランダ防水の劣化サインと危険度チェック
ベランダの防水性能がどれくらい維持されているかは、日常の視察で確認できる「劣化サイン」によって判断できます 。症状の進行度合をレベル別に解説します 。
【危険度レベルと推奨される対応の目安】
[小] 色あせ・チョーキング ─── 清掃&経過観察(または簡易塗装)
[中] 塗膜のヒビ割れ・剥がれ ─── トップコート塗り替え時期
[大] 防水層の膨れ・水たまり ─── 防水層の改修工事(プロの点検推奨)
[極大] 雨漏り・軽打音の異常 ─── 即時専門業者による調査・緊急補修
2-1. 【危険度:小】色あせ・チョーキング(白粉)・汚れ
ベランダ床面のツヤがなくなり、全体的に色があせて見えたり、手で床を触った時に白い粉が付着する現象(チョーキング現象)が発生している状態です 。
また、排気ガスや砂埃による薄い汚れもこの段階に該当します。
状態: 紫外線によってトップコートが劣化し始めている初期症状 。
緊急度: 低(経過観察、または定期的な清掃。数年以内のトップコートを検討)
2-2. 【危険度:中】表面のヒビ割れ・塗膜の剥がれ・コケやカビ
床面に細かい網目状のひび割れ(クラック)が入ったり、表面の塗装がパリパリと捲れて
剥がれている状態です 。
排水性が悪くなり、日陰部分に苔(コケ)やカビが生えている場合も警戒が必要です 。
状態: トップコートの寿命が切れ、裸になった防水層が直接紫外線を受けて損耗し始めている状態 。
緊急度: 中(早めの「トップコート塗り替え」が必要。放置すると防水層自体の破壊に繋がる) 。
2-3. 【危険度:大】防水層の浮き・膨れ・水たまり
床の一部がドーム状に膨らんでいる(浮いている)、あるいは雨が止んだ後もベランダの一部に水がいつまでも溜まって流れない状態です 。
状態: 内部に水分の気体や湿気が閉じ込められ、温められて拡大・膨張しています 。また、水たまりは床の勾配(傾斜)の狂いや防水表面の凹凸が原因です 。
緊急度: 高(防水層が機能を失いつつあるため、部分補修または全面的な防水工事が必要) 。
2-4. 【危険度:極大】雨漏り・階下の天井シミ・打診音の変質
ベランダの真下にある部屋の天井や軒天(ベランダの裏側)にシミが出ている、またはベランダ床を軽く叩いたときに「コンコン」と軽い空洞音が響く状態です 。
状態: すでに防水層が完全に破断し、建物内部の構造木材や下地合板へ水が入り込んで腐食や剥離を起こしています 。
緊急度: 極めて高い(放置厳禁!一刻も早くプロの防水業者へ連絡し、下地張り替えを含む大規模修繕を行ってください) 。
3.ベランダ防水工事の代表的な4つの工法と特徴比較
ベランダの防水工事には主に4つの工法が存在します 。それぞれの特徴、メリット・デメリットを理解し、お住まいの用途や予算に合わせた選択をしましょう 。
3-1. FRP防水の特徴(メリット・デメリット・向き不向き)
FRP(Fibreglass Reinforced Plastics)防水とは、ガラス繊維で補強された強化プラス
チックのマットを敷き、その上からポリエステル樹脂を塗布して硬化させる工法です 。
戸建て住宅のベランダ施工で現在最も広く採用されています 。
メリット:
強靭で軽硬: 耐摩耗性・耐衝撃性に極めて優れており、重い洗濯物干し台や鉢植えを置いても傷つきにくい 。
軽量: 建物への重量負担が非常に少なく、築年数が経った木造住宅にも最適 。
超速乾: 樹脂の乾燥速度が速いため、最短1日〜2日で工事が完了する 。
デメリット:
伸縮性が低い: 固く硬化するため、地震などによる建物の大きな揺れや木材の伸縮にしなりにくく、ひび割れを起こすことがある 。
広い面積には不向き: つなぎ目のない広大な床面(屋上など)に施工すると熱伸縮で亀裂が入りやすいため、狭い戸建てベランダに適している 。
3-2. ウレタン防水の特徴(密着工法・通気緩衝工法)
液状のウレタン樹脂を現場で手作業(ローラーやバケツ)にて塗布し、化学反応で固めて
ゴム状の継ぎ目のない完全密封シートを形成する工法です 。
ウレタン防水には大きく2つの施工アプローチがあります 。
密着工法: 下地コンクリートに直接ウレタン材を塗布する安価で手軽な工法 。水分を含まない健全な下地向け 。
通気緩衝(つうきかんしょう)工法: 床に裏面が通気構造になった脱気シートを貼り、その上にウレタンを塗る工法 。下地に含まれる蒸気(湿気)を逃がす脱気筒を設置するため、膨れリスクを劇的に低減できる 。
メリット:
高い密着力・柔軟性: 液状のため、複雑な形状のベランダや配管がある場所、室外機周辺でも隙間なく施工可能 。
継ぎ目のない仕上がり: シームレスな防水膜ができるため、水の侵入路をシャットアウトできる 。
改修工事が容易: 次回の改修時も上から重塗り(重ね塗り)が可能なため費用を抑えられる 。
デメリット:
職人の技術力に左右される: 塗膜の厚みを均一に保つ必要があり、技術の低い職人が行うと耐久性にムラが出る 。
乾燥に時間がかかる: 塗布と乾燥を複数回繰り返すため、工期が3日〜5日程度必要 。
3-3. シート防水(塩ビ・ゴムシート)の特徴
工場で製造された塩化ビニール樹脂シートや合成ゴムシートを、専用の接着剤やビス固定
具で床面に敷き詰めて固定する工法です 。アパートの開放廊下や大型バルコニーで多く
見られます 。
メリット:
均一な品質: 工場製品シートを張るため、施工者の腕に左右されず一定の厚みと品質が保証される 。
優れた耐候性・耐摩耗性: 塩ビシートは紫外線や熱に強く、歩行頻度が高い場所にも強い 。
下地撤去不要(かぶせ施工): 既存の防水層の上から直接被せて施工(機械的固定工法)できるため、解体費用を軽減できる 。
デメリット:
複雑な形状に弱い: 凹凸や室外機脚、複雑な角が多い狭小ベランダでは施工精度が落ちる 。
シートの継ぎ目: シート同士の接合部(溶着部分)の施工が甘いと、そこから浸水する可能性がある 。
3-4. アスファルト防水 Features
液状の溶融アスファルトと合成繊維ルーフィングシートを複数重ね合わせて強靭な防水層を構築する、最も歴史の古く信頼性の高い工法です 。
メリット: 水密性が極めて高く、耐用年数が15年〜20年と非常に長い 。
デメリット: 重量があり、熱でアスファルトを溶かす際に激しい臭煙が発生するため、一般戸建て住宅の狭いベランダ施工にはほとんど使われず、ビルやマンションの大型屋上(陸屋根)が主な適用先となります 。
3-5. 【比較表】4大工法の耐用年数・費用・工期・適応性まとめ
各工法の特徴を比較表にまとめました 。
工法 | 耐用年数 | 費用目安(/㎡) | 工期の目安 | 主な適正場所・特徴 |
FRP防水 | 約10年〜12年 | 4,000〜8,000円 | 1日〜2日 | 一般戸建て住宅のベランダ(軽くて頑丈) |
ウレタン防水 | 約10年〜12年 | 3,000〜7,000円 | 3日〜5日 | 形状が複雑なベランダ・改修工事 |
シート防水(塩ビ) | 約10年〜15年 | 4,000〜7,500円 | 2日〜3日 | アパート廊下・広めで平坦なバルコニー |
アスファルト防水 | 約15年〜20年 | 5,000〜8,500円 | 3日〜7日 |
4.【工事方法別】ベランダ塗装・防水工事の費用相場

ベランダのメンテナンス費用は、「表面のトップコート塗り替えだけで済むか」それとも「防水層からやり直すか」によって大幅に変わります 。一般的な広さ(約4㎡〜8㎡:畳2枚〜4枚分程度)の戸建てベランダを基準にした費用相場です 。
4-1. トップコート再塗装(塗り替え)の費用目安
下地の防水層に大きな損傷がなく、表面の塗膜劣化のみを補修する場合の費用です 。
施工費相場: 約3万円 〜 7万円(一式)
1㎡あたりの単価: 1,500円 〜 3,500円 / ㎡
主な作業内容: 高圧洗浄 + 下地処理(軽微な研磨) + プライマー塗布 + トップコート2回塗り
※5〜7年ごとの定期メンテナンスとして実施することで、将来の大規模な工事費用を
節約できます 。
4-2. 各防水工法(FRP・ウレタン・シート)の施工費用相場
防水層自体の劣化が進み、全体を新しく構築し直す場合の費用相場です 。
FRP防水(新規・改修): 約7万円 〜 15万円(4㎡〜8㎡の場合)
ウレタン防水(密着・通気緩衝): 約6万円 〜 13万円(4㎡〜8㎡の場合)
塩ビシート防水(重ね貼り等): 約7万円 〜 14万円(4㎡〜8㎡の場合)
4-3. 追加発生する下地補修費用・足場代のポイント
上記の工事費用のほかに、ベランダの状態や建物条件によって以下のような追加費用(諸経費)が発生することがあります 。
下地合板の張り替え・腐食補修代: 2万円〜6万円(雨漏りで下地の木材が腐っている場合)
既存防水層の撤去・処分費: 1万5,000円〜3万円(既存のウレタンやシートを破棄・撤去する場合)
高圧洗浄・養生費: 1万円〜2万円
仮設足場費用: 15万円〜25万円(※ベランダ単体工事で2階以上の高所に足場が必要な場合)
【コスト削減の重要ポイント】 ベランダの防水工事のためだけに大型の足場を組むと、工事費本体と同じくらい高い足場代がかかってしまいます。そのため、「外壁塗装」や「屋根修繕」を行うタイミングと同時にベランダ防水を実施するのが最も賢い費用削減テクニックです 。
5.ベランダ防水工事の実際の流れ・施工手順
信頼できるプロの業者が実施する、一般的なベランダ防水工事(例:ウレタン/FRP防水)の標準的な施工手順を解説します 。施工工程を知っておくことで、手抜き工事を防ぐ目が養われます 。
【ベランダ防水工事の標準施工プロセス】
1. 高圧洗浄 ─── 汚れ・旧塗膜を洗い流す
↓
2. 下地調整 ─── ヒビ割れ補修&ケレン(目立て)作業
↓
3. プライマー塗布 ─── 下地と防水材を接着するプライマー塗装
↓
4. 防水層施工 ─── ウレタン樹脂塗布 / FRPマット敷設(複数回)
↓
5. トップコート塗装 ─── 紫外線から護る仕上げ保護塗料の塗装
工程1:高圧洗浄(汚垢・旧塗膜の洗浄除去)
業務用の高圧洗浄機を使用し、ベランダ床に長年こびりついた砂埃、苔、泥、剥がれかけた古い塗膜を徹底的に洗い流します 。
表面に汚れが残ったまま施工すると、新しい塗料が剥がれ落ちる原因(密着不良)になります 。
工程2:下地調整・ひび割れ補修・ケレン作業
洗浄・乾燥後、ひび割れ部分にシーリング材(コーキング)を充填して補修します 。
また、FRPや金属面の場合は「ケレン作業(やすり掛け)」を行って表面をあえて少し荒らし、塗料の食いつき(密着力)を高める下処理を行います 。
工程3:プライマー(下塗り材)の塗布
床面とこれから塗る防水材との結合力を高めるため、ローラーや刷毛を使ってプライマー(接着下地材)をムラなく均一に塗布します 。
工程4:防水層の施工(主剤塗布・シート敷設)
ここが工事の核心部です 。
ウレタン防水の場合:
液状のウレタン樹脂を均一の厚みで塗り広げます 。完全に乾燥させた後、規定の厚みを確保するために「2回目」のウレタン塗布を行います(多層施工)
FRP防水の場合:
ガラス繊維マットを敷き込み、ポリエステル樹脂を染み込ませながら脱泡ローラーで
気泡を抜きつつ固めていきます 。
工程5:トップコート(仕上げ・保護材)の塗布
完成した防水層を直射日光(紫外線)から保護するため、最上層にトップコート塗料を塗布して仕上げます 。
しっかり乾燥させれば、新築同様の美しさと強靭な防水性能を持ったベランダの完成です
6.ベランダ塗装はDIYできる?メリット・デメリットと大きなリスク

ホームセンターやインターネットでベランダ用塗料や防水キットが手軽に購入できるようになったため、「自分で日曜大工(DIY)で塗替えをして費用を安く抑えたい」と考える方が増えています 。
しかし、結論から言うとベランダ塗装のDIYは非常にリスクが高いため、プロとしては基本的にお勧めできません 。
6-1. DIYで行える範囲(トップコートの簡易塗替え・清掃)
素人でもDIY可能な範囲は非常に限定的です 。
DIY可能な範囲:
床面の泥や落葉の清掃、排水口(ドレン)の詰まり除去
下地や防水層が傷んでいない状態での「トップコート(保護塗料)のみの軽微な上塗り」
DIY不可能な範囲(プロへ任せるべき工事):
ヒビ割れや浮きが発生している防水層の改修・張り替え
雨漏りが既に発生している場合のすべての工事
ウレタン防水の主剤塗布やFRPライニング施工
6-2. DIY施工の具体的なメリットとデメリット
DIYに挑戦する場合のメリットとデメリットをまとめました 。
DIYのメリット:
費用が安く抑えられる: 人件費がかからないため、塗料代・道具代(1万円〜2万円程度)で済む 。
自分の好きなタイミングで作業できる 。
DIYのデメリット:
耐久性が圧倒的に低い: 下地処理(高圧洗浄・ケレン・脱脂)が不十分になりやすく、施工後1〜2年でペリペリ剥がれてしまう事例が多発する 。
失敗した際のリペア費用が倍増する: 塗ってはいけない不適切な塗料を塗ってしまったり密着不良を起こすと、プロに依頼した際に「DIY塗料の削り落とし作業費」が追加発生し、かえって高額になる 。
重労働と作業事故の危険: 真夏の屋外作業による熱中症や、ベランダ手すりからの転落事故リスクがある 。
6-3. プロが危険視するDIYの失敗リスク(雨漏り悪化・密着不良・保証対象外)
最も恐ろしいのは、「DIYで間違った施工をした結果、水抜き孔や排水口を塗料で塞いで
しまい、雨水がベランダ内に溢れて大雨漏りを引き起こしてしまう」 という事故です 。
さらに、DIYで自分で施工した箇所から雨漏りが発生した場合、火災保険の適用や住宅メーカーの建物保証(瑕疵担保責任保証)が完全対象外になってしまいます 。
目先の数万円を節約しようとして、結果的に数十万〜数百万円の被害を出してしまうリスクがあることを深く理解しておきましょう 。
7.失敗しない!信頼できるベランダ防水業者の選定ポイント
ベランダ塗装や防水工事を安全かつ確実に行うためには、信頼できる施工業者を選ぶことが極めて重要です 。
悪質な業者や技術力の低い業者を避けるための4つのチェックポイントを紹介します 。
7-1. 現地調査を綿密に行い下地の状態を見極めてくれるか
優良な業者は、問い合わせ後の現地調査(見積もり前の点検)を非常に丁寧に行います 。
単にベランダを遠目から眺めるだけでなく、床を手で叩いて異音がないか確かめる「打診調査」を行ったり、ベランダ裏(階下の天井)の雨漏り跡や排水口の詰まりまで徹底的に点検してくれます 。
7-2. 見積書に「工法名・塗料名・施工面積」が明確に記載されているか
提出された見積書をチェックしてください 。
悪質な見積書の例:
「ベランダ防水工事 一式 〇〇万円」のように、具体的な工事内容や面積が書かれていない。
優良な見積書の例:
「FRP防水(2プライ) 施工面積 6㎡ 単価〇〇円」「下地調整ケレン費」「プライマー:〇〇メーカー〇〇使用」など、使用する塗料名、工法、数量が明記されている 。
7-3. 施工実績が豊富でアフター保証が充実しているか
防水工事は職人の技術力(手作業の精度)が品質を直結します 。
ホームページ等で過去のベランダ防水施工事例が写真付きで多数掲載されているか確認
しましょう 。
また、工事完了後に「施工保証書(5年〜10年保証など)」を発行してくれるかどうかも、安心して依頼できるかどうかの大きな基準です 。
7-4. 外壁塗装・屋根塗装との同時施工(足場代の節約)がおすすめな理由
前述の通り、ベランダ防水単体で工事を行うと、仮設足場が必要な場合に無駄な足場費用(15万〜25万円)が発生してしまいます 。
優良な業者であれば、「築10年を過ぎているなら、そろそろ外壁塗装の時期ですので
一緒に足場を組んでベランダ防水も同時施工することでお得になりますよ」と、施主の資産を守る提案をしてくれます 。
郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。
無理な勧誘は一切ありません。まずはプロの診断で、今の状態を正確に知ることから始め
ましょう。

まとめ:早めの点検と適切なメンテナンスで住まいを守ろう
ベランダ防水塗装は、普段あまり目につかない場所かもしれませんが、「住まいを雨漏りや水没から守り抜く、家全体の命綱」 と言っても過言ではありません 。
最後におさらいとして、重要なポイントをまとめます 。
トップコートは5〜7年、防水層は10〜15年が改修目安
色あせや軽いひび割れのうちにトップコート塗り替えを行うのが最も経済的
FRP・ウレタン・シートなど、ベランダの用途や形状に合った適切な工法を選ぶ
DIYでの本格施工は雨漏りや保証切れの危険大!プロの業者に任せるのが安全
外壁塗装や屋根塗装と同時に施工することで足場代を賢く節約する
「ベランダの床にひび割れを見つけた」「水たまりができるようになった」といったサインを見つけたら、放置せずにまずは信頼できる防水・塗装専門業者へ無料点検・見積もりを
依頼してみましょう 。
早め早めのメンテナンスを行うことが、大切なマイホームに長く安心して住み続ける
ための1番の近道です 。
お問い合わせ・ご相談
「自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし
最適なメンテナンスプランをご提案いたします。
塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~














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