シーラーとは?塗装で欠かせない重要役割と種類・失敗しない選び方をプロが徹底解説
- 塗り替え専門店いろことば代表:盛合大翔

- 2 日前
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外壁塗装や屋根塗装の見積書で見かける「シーラー」塗装工事において非常に重要とされる下塗り材ですが、「なぜ必要なのか」「どのような種類があり、どう選べばよいのか」について詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。
シーラーの塗布を適切に行わないと、せっかく塗った塗料が数年で剥がれてしまったり
色ムラが発生したりと、深刻な施工不良につながる恐れがあります。
本記事では、シーラーの基本的な役割から「プライマー」「フィラー」との違い、種類別の特徴、失敗しない選び方、DIY手順や施工上の注意点、費用相場までをわかりやすく解説
します。
~目次~
シーラーとは?塗装で欠かせない重要役割と種類・失敗しない選び方をプロが徹底解説
シーラーとは?
塗装工程におけるシーラーの位置づけ(下塗り・中塗り・上塗り)
① 下地と上塗り塗料の密着性を高める
② 下地への塗料吸い込みを抑える
③ 傷んだ下地を固めて補強する
④ 下地からのヤニ・アク・汚れの染み出しを防ぐ
⑤ 塗りムラを防ぎ仕上がりを美しくする
プライマーとの違い
フィラー(微弾性フィラー)との違い
比較一覧表
「水性シーラー」と「油性(溶剤型)シーラー」の違い
「コンチタイプ」と「浸透型タイプ」
機能性シーラー(ヤニ止め・カビ止め・遮熱など)
下地材の種類に合わせて選ぶ(サイディング・モルタル・スレートなど)
劣化状況(痛みの度合い)に合わせて選ぶ
屋内・屋外の施工環境に合わせて選ぶ
手順1:下地処理(清掃・ケレン・補修)
手順2:養生
手順3:シーラー塗布
手順4:充分な乾燥(乾燥時間の遵守)
注意点1:乾燥時間を厳守する
注意点2:下地材・塗料との相性を確認する
注意点3:天候や気温・湿度などの施工環境を守る
施工単価・費用相場
優良業者の見極め方(見積書のチェックポイント)
1.シーラー塗装の基礎知識

シーラーとは?
「シーラー(sealer)」とは、外壁塗装や屋根塗装、内装塗装などの下地処理工程で塗られる下塗り専用の塗料です。
英語の「seal(シール=密閉する・覆う・塞ぐ)」という言葉に由来しており、下地の表面を覆って状態を整えたり、上塗り塗料の定着を助けたりする役割を持っています。
塗装工程におけるシーラーの位置づけ(下塗り・中塗り・上塗り)
建物の塗装工事は、基本的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが標準的な工程
となります。
下塗り(第1工程): シーラーやプライマーなどの下塗り材を塗り、下地を補強して塗料の密着性を確保する。
中塗り(第2工程): 仕上げ塗料(上塗り用塗料)を1回目に塗り、塗膜の厚みを形成する。
上塗り(第3工程): 仕上げ塗料を重ね塗りし、耐久性や美観を完成させる。
シーラーはこの第1工程である「下塗り」で使用される代表的な塗料であり、施工全体の
クオリティや耐久性を支える土台となる重要な役割を担っています。
2.シーラーが果たす5つの重要役割
シーラーを塗ることで、具体的にどのような効果が得られるのでしょうか。主な5つの役割について解説します。
① 下地と上塗り塗料の密着性を高める
下地(サイディング、モルタル、木材、コンクリートなど)の上に直接仕上げ塗料を塗っても、密着力が不足してうまく密着しません。
シーラーは下地と上塗り塗料をしっかり結びつける「両面テープ」や「接着剤」のような
役割を果たします。
② 下地への塗料吸い込みを抑える
傷みや乾燥が進んだ外壁・屋根材は、水分や液状成分を勢いよく吸収する性質があります。
シーラーを塗らずに上塗り塗料をそのまま塗ると、塗料の成分が吸い込まれてしまい、表面に均一な塗膜が作れなくなります。
シーラーで吸い込みをブロックすることにより、仕上げ塗料の無駄な消費を抑え、均一な
膜厚を確保できます。
③ 傷んだ下地を固めて補強する
築年数が経過して劣化した外壁や屋根材は、表面が脆くなりフケ状や粉状(チョーキング現象)になっています。
浸透性のシーラーを使用することで、下地材内部まで液剤が深く染み込み、脆くなった素材内部を内側からしっかり固めて補強できます。
④ 下地からのヤニ・アク・汚れの染み出しを防ぐ
木質系の下地やタバコのヤニ汚れがある室内壁に直接塗装を行うと、時間の経過とともに
表面へヤニやアク、汚れが滲み出て塗膜を変色させることがあります。
ヤニ止め効果・遮断効果のあるシーラーを施工することで、浮き出しを防ぎ長期間綺麗な発色を維持します。
⑤ 塗りムラを防ぎ仕上がりを美しくする
吸い込みに偏りがある下地の状態のまま塗装すると、部分的にツヤや発色の差(ムラ)が
生じてしまいます。
シーラーによって下地全体の条件を揃えて均一化させることで、仕上げ塗料本来の持つツヤや色彩が綺麗に発揮されます。
3.シーラーと「プライマー」「フィラー」の違いとは?
塗装見積書には、シーラー以外にも「プライマー」や「フィラー」といった下塗り材の名称が記載されていることがあります。それぞれの特徴と使い分けについて整理しましょう。
プライマーとの違い
英語の「primary(最初の)」に由来する下塗り塗料です。
実質的な同義語として使われるケース:
広義には「下塗り塗料全般」を指すため、シーラーとほぼ同じ意味として使われることが多々あります。
主な用途の違い:
金属部分(トタン・鉄部・アルミなど)や防錆(サビ止め)機能が求められる下地には「サビ止めプライマー」が好んで使用されます。
フィラー(微弾性フィラー)との違い
英語の「filler(埋めるもの)」を語源とし、厚みのある下塗り材です。
特徴: 水性アクリル樹脂にセメントや充填材を配合した液剤で、とろみがあります。
用途: モルタル外壁などの「ひび割れ(クラック)」や「凸凹の段差」を埋めて平滑にならすために使われます。
使い分け: シーラーは下地に「染み込ませて固めるサラサラした液」ですが、フィラーは「凹凸を埋めて厚膜を作るペースト状の液」という違いがあります。
比較一覧表
項目 | シーラー | プライマー | フィラー(微弾性フィラー) |
語源 | Seal(塞ぐ・密着させる) | Primary(最初の) | Filler(埋める・補填する) |
主な役割 | 吸い込み防止、密着強化 | 密着強化、サビ止め効果 | ひび割れ・凹凸の修復 |
塗膜の厚み | 薄膜(さらっとしている) | 薄膜(さらっとしている) | 厚膜(粘性がある) |
主な対象下地 | サイディング・屋根・木部 | 金属部・鉄部・非鉄金属 | モルタル・コンクリート |
4.シーラーの種類とそれぞれの特徴

シーラーは成分や浸透性、付加機能によって大きく分類されます。用途に応じて適切な
種類を選定することが重要です。
「水性シーラー」と「油性(溶剤型)シーラー」の違い
1. 水性シーラー
希釈剤: 水
メリット: 臭いが極めて少なく、環境や人体に優しい。引火性がなく扱いやすい。
デメリット: 油性と比較すると密着力や浸透力がやや控えめ。乾燥に少し時間がかかる。
適した場所: 屋内塗装、あまり劣化が進んでいない状態が良い外壁。
2. 油性(溶剤型)シーラー
希釈剤: シンナーなどの有機溶剤
メリット: 浸透性・密着力・下地補強効果が非常に高い。乾燥スピードが早い。
デメリット: シンナー独特の刺激臭がある。取り扱いに注意が必要。
適した場所: 屋外、劣化が著しく進んだ屋根・外壁、密着が難しい樹脂面や下地。
「コンチタイプ」と「浸透型タイプ」
コンチタイプ(造膜型): 塗膜を下地に薄く作って密着させるタイプ。痛みが少ない下地に適しています。
浸透型タイプ: 粒子の細か
い液剤が下地の内部深くへ染み込み、素材内部からカチカチに固めて強化します。傷んだスレート屋根や劣化外壁に最適です。
機能性シーラー
ヤニ止めシーラー: タバコのヤニや木材のアクの染み出しを強力に阻止します。
防カビ・防藻シーラー: カビや苔・藻が発生しやすい日陰や湿気の多い外壁に使用します。
遮熱シーラー: 太陽光(赤外線)を効率よく反射し、屋根や壁の温度上昇を抑える遮熱塗料の性能を補助します。
5.失敗しないシーラーの選び方
適切なシーラーを選ぶためには、「素材(下地)」「劣化度合」「施工場所」の3つの要素を考慮する必要があります。
下地材の種類に合わせて選ぶ
窯業系サイディング:
水性・油性いずれも対応可能ですが、状態に合わせてクリアタイプや浸透型を選びます。
スレート屋根・化粧スレート:
日光や雨風を受けやすく痛みが進みやすいため、油性(溶剤型)の浸透型シーラーが推奨されます。
コンクリート・モルタル:
吸い込みが激しい場合は浸透型シーラー、ひび割れ(クラック)が多い場合は「微弾性フィラー」を選択します。
劣化状況(痛みの度合い)に合わせて選ぶ
築年数が浅く状態が良い場合:
環境負荷が小さく臭いの少ない水性シーラーで十分な密着力が得られます。
粉吹き(チョーキング)や風化が進んでいる場合:
素材内部を固める必要があるため、粘度が低く深く染み込む油性(溶剤型)浸透型
シーラー一択となります。
6.シーラー塗装の施工手順とDIYのポイント

DIYで木部や家具、小規模な外壁塗装にチャレンジする方向けに、基本的なシーラー塗装の手順を解説します。
手順1:下地処理(清掃・ケレン・補修)
塗装工事の成否の8割は「下地処理」で決まります。
高圧洗浄・清掃: 汚れ、埃、カビ、コケを取り除きます。
ケレン(目荒らし): サンドペーパーやワイヤーブラシを使い、古くなった旧塗膜やサビを落とし、表面に細かな傷をつけて密着力を高めます。
手順2:養生
塗料がついてはいけない窓ガラス、床、アルミサッシなどをマスキングテープやマスカー(ビニール付きテープ)で覆います。
手順3:シーラー塗布
シーラーをしっかり撹拌し、塗り残しがないようにローラーや刷毛を使って手際よく
塗ります。
吸い込みが非常に激しい下地の場合は、1回塗っただけではツヤが出ず吸い込まれてしまうため、乾いてから2回重ね塗りを行うのがポイントです。
手順4:充分な乾燥(乾燥時間の遵守)
製品ラベルに記載されている「乾燥時間(塗重ね乾燥時間)」に従って、しっかり乾燥させます。表面がサラッとしてべたつきがなくなったら中塗り・上塗りへ進みます。
7.シーラー塗装で施工不良を防ぐ3つの注意点
プロの現場でもDIYでも、シーラー塗装で発生しやすい失敗を防ぐ3つのポイントです。
注意点1:乾燥時間を厳守する
シーラーが乾ききらない半乾きの状態で仕上げ塗料を重ね塗りしてしまうと、塗料同士が
混ざり合ったり、内部に湿気が閉じ込められて後から塗膜が縮む・膨らむ・剥がれるといったトラブルに直結します。
メーカー指定の工程間隔時間は必ず厳守してください。
注意点2:下地材・塗料との相性を確認する
どんな下地にも万能に使えるシーラーは存在しません。例えば、フッ素加工や光触媒塗料でコーティングされた難着色性の外壁材に一般的なシーラーを塗ると、短期間で丸ごと剥がれてしまう事例があります。
必ず「下地×シーラー×上塗り塗料」の相性をメーカーの仕様書で確認しましょう。
注意点3:天候や気温・湿度などの施工環境を守る
塗装工事には適した気象条件があります。
気温5℃以下
湿度85%以上
雨・雪の日
上記のような環境下ではシーラーが正常に造膜・乾燥できず、硬化不良の原因になりますので施工は避けてください。
8. シーラー塗装の費用相場と業者選びのコツ
施工単価・費用相場
一般的な外壁塗装工事におけるシーラー(下塗り)単価の目安は以下の通りです。
水性シーラー: 600円〜1,000円 / ㎡
油性(溶剤型)シーラー: 800円〜1,200円 / ㎡
※足場仮設代、下地処理費用、中塗り・上塗りの材料・施工費は別途必要となります。
優良業者の見極め方(見積書のチェックポイント)
リフォーム業者や塗装業者から見積もりを取得した際は、見積書の「下塗り」の項目を確認してみましょう。
NGな見積書: 「下塗り一式」「塗装工事一式」などと大雑把にしか書かれておらず、使用塗料のメーカー名や製品名が書かれていない。
優良業者の見積書: 「下塗り:日本ペイント ○○シーラー 120㎡」のように、具体的なメーカー名・商品名・塗装面積が明確に明記されている。
現地調査の際に「なぜこのシーラーを選んだのですか?」と質問したとき、外壁の劣化状況や素材特性と絡めて分かりやすく説明してくれる業者は信頼できると言えます。
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ましょう。

まとめ:
シーラーは一見すると「塗ってしまうと見えなくなる工程」ですが、塗装工事の成功と建物の長寿命化を支える最も重要と言っても過言ではない塗料です。
【シーラー塗装の重要ポイント】
密着性と吸い込み防止: 仕上げ塗料の剥がれやムラを防ぎ美しく仕上げる。
状態に合わせた選択: 痛みが激しい場合は「油性浸透型シーラー」、ひび割れが多い場合は「微弾性フィラー」を選択する。
施工のルール遵守: 乾燥時間と気象条件(気温・湿度)を厳守する。
塗装工事を検討されている方は、見積書の内容や下塗り材の選定理由をしっかり確認し
住まいに最適な施工を行いましょう。
お問い合わせ・ご相談
「自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし
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塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~














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