【2026年最新版】屋根塗装は「下地処理」で寿命が決まる!全工程の流れ・費用相場・失敗しない業者選びまで徹底解説
- 代表:盛合大翔

- 1 日前
- 読了時間: 21分

「築10年が経過したから、そろそろ屋根塗装を考えたい」「業者から見積もりを取ったけれど、項目の意味がよく分からない」とお悩みではありませんか?
屋根は、毎日強い紫外線や雨風にさらされ、住まいを最も過酷な環境から守っている重要な部材です。そのため、定期的なメンテナンスとしての屋根塗装は欠かせません。
しかし、屋根塗装において最も大切でありながら、施主様から一番見えにくい工程があります。それが「下地処理(下地調整)」です。
この記事では、屋根塗装における下地処理の重要性から、工事全体の10ステップの流れ
費用相場、劣化のサイン、そして手抜きをしない優良業者を見極めるポイントまで徹底的に解説します。これから屋根リフォームを検討する方は、ぜひ最後までお読みいただき
後悔のない外壁・屋根塗装を実現してください。
~目次~
・下地処理(下地調整)の役割とは?
・下地処理を怠る・手抜きされた場合の4つの悲劇
・新旧の塗膜を密着させる「接着剤」としての機能
・高圧洗浄による徹底的なクリーニング
・ケレン作業(研磨・サビ落とし・目荒らし)
・クラック(ひび割れ)・欠けの補修
・シーリング(コーキング)の打ち替え・補修
・ 釘打ち・浮きの補修(棟板金の固定)
・屋根塗装全体の費用相場
・下地処理に関する詳細な費用・単価相場
・DIYが可能な範囲と限界
・プロがDIYを制止する3つの致命的リスク
・自分で・または業者にチェックしてもらうべき5つの劣化症状
・屋根塗装に最適な季節と天候条件
・見積書に具体的な項目が記載されているか(「一式」表記に注意)
・事前の現地調査を丁寧に行い、写真付きの報告書をくれるか
・メーカー推奨の仕様書(塗布量・乾燥時間)の遵守を明言するか
・豊富な施工実績があり、有資格者が在籍しているか
・ 適切な「相見積もり(あいみつもり)」を活用しているか
・見えない工程だからこそ信頼できるプロに任せろ
1. なぜ屋根塗装は「下地処理(下地調整)」が最も
重要なのか?

屋根塗装の見積書を見ると、「下塗り」「中塗り」「上塗り」といった塗装そのものの工程に目が向きがちです。しかし、塗装の品質や耐久性を根底から支えているのは、その前段階に行われる「下地処理」です。ここでは、なぜ下地処理がそれほどまでに重要視されるのか
その理由を深掘りします。
1.1 下地処理(下地調整)の役割とは?
下地処理とは、塗料を塗る前に屋根の表面を最適な状態に整える作業のことです。具体的には、長年の汚れや苔(コケ)、カビ、古い塗膜を取り除き、ひび割れやサビを補修する作業全般を指します。
女性のお化粧に例えると、下地処理は「丁寧な洗顔」や「基礎化粧品によるスキンケア」と同じです。肌が荒れていたり、古い角質や汚れが残っていたりする状態では、どんなに高級なファンデーションを塗ってもすぐに崩れてしまいます。屋根塗装も全く同じで、土台となる屋根材がきれいに整っていなければ、塗料がしっかりと定着しません。
1.2 下地処理を怠る・手抜きされた場合の4つの悲劇
もし下地処理を省いたり、雑に行ったりしたまま塗装を進めると、以下のような重大な
不具合(施工不良)が発生する可能性が高まります。
塗膜の早期剥離・膨れ:屋根材に汚れや苔、古い塗膜の粉(チョーキング)が残ったままだと、新しい塗料が屋根材ではなく「汚れの層」に密着してしまいます。その結果
塗装後わずか1〜3年でベロベロと剥がれたり、内部の水分が蒸発して風船のように膨れたりします。
雨漏りの発生・悪化:屋根材にある微細なひび割れ(クラック)や、隙間を埋めるシーリング(コーキング)の劣化を放置したまま上から色だけを塗っても、割れ目は塞がりません。むしろ、塗料によって水の逃げ道が塞がれ、室内に雨水が逆流して深刻な雨漏りを引き起こす原因になります。
耐用年数の激減(コストの無駄):本来なら15年持つはずの高耐候性塗料(フッ素や無機など)を使用しても、下地が原因で3年でダメになってしまえば、高額な工事費用がすべて無駄になります。再度足場を組んで再塗装が必要になり、2倍以上のコストがかかる事態に陥ります。
屋根材自体の寿命短縮:下地の不具合から内部に雨水が染み込むと、屋根材を固定している野地板(のじいた)や垂木(たるき)といった構造体が腐食し、塗装では直せない「屋根の葺き替え(全面交換)」が必要になります。
1.3 新旧の塗膜を密着させる「接着剤」としての機能
下地処理には、屋根材の表面をあえて少しザラザラにすることで、塗料の引っかかりを良くする「目荒らし(ケレン)」という作業も含まれます。これにより、屋根材と新しく塗る
下塗り材(プライマーやシーラー)の密着性が極限まで高まります。
下地処理によって強固な土台を作ることで、初めて塗料はその性能を100%発揮し、長期にわたってご自宅を雨風や紫外線から守り続けることができるのです。
2.屋根塗装の基本工程(全10ステップ)と工期の目安

屋根塗装がどのような流れで進むのか、全体像を把握しておくことは業者とのトラブルを
防ぐためにも重要です。一般的に、一戸建て住宅の屋根塗装にかかる日数は4日〜10日前後(約1週間)です。雨などの天候によって多少前後しますが、基本的には以下の10ステップで進行します。
ステップ1:近隣挨拶・現場確認
工事が始まる前に、業者が近隣の住宅へ挨拶回りをします。屋根塗装では、高圧洗浄時の
水の飛散や、足場を組む際の金属音、塗料特有の臭い(シンナー臭など)が発生するため
近隣トラブルを防ぐための事前の説明が極めて重要です。同時に、職人が敷地内の動線や片付けが必要なものを確認します。
ステップ2:足場架設・飛散防止ネット設置
高所作業となる屋根塗装において、職人の安全を守り、丁寧な作業を行うために足場の設置は必須です。労働安全衛生法でも、2メートル以上の高所作業では足場の設置が義務付けられています。また、洗浄水や塗料が隣家に飛び散らないよう、足場の周りにメッシュ状の「飛散防止ネット」を隙間なく張ります。
ステップ3:高圧洗浄
業務用高圧洗浄機(ガソリンエンジン式)を使用し、強力な水圧(およそ10〜15Mpa)で屋根の汚れ、苔、カビ、チョーキングの粉を洗い流します。この洗浄をしっかり行わないと、その後の塗料がすべて浮いてしまうため徹底的に洗います。洗浄後は、水分が完全に
乾くまで半日~1日程度の乾燥期間を設けます。湿気が残ったまま塗装すると、内部で水分が蒸発して塗膜の膨れを招くため、乾燥は非常に重要なポイントです。
ステップ4:下地処理・補修(★ここが命!)
乾燥した屋根に対して、いよいよ本題である下地処理を行います。ひび割れへの補修材の
充填、棟板金(むねばんきん)のサビ落とし・釘の打ち直しなど、屋根の素材や劣化状況に合わせて最適な補修を施します。
ステップ5:養生(ようじょう)
塗料が付着してはいけない窓ガラス、サッシ、エアコンの室外機、床、植木などをポリシートやマスキングテープで覆います。養生が美しく施されている現場は、職人の腕も確かであることが多いです。塗装中もエアコンが使えるよう、室外機にはメッシュタイプの専用カバーを使うなどの配慮がなされます。
ステップ6:下塗り(プライマー/シーラー)
ここから実際の塗装工程に入ります。下塗りは、傷んだ屋根材に塗料を染み込ませて補強し、次に塗る中塗り・上塗り塗料との密着性を高める役割を持ちます。スレート屋根には
染み込み性の高いシーラー、金属屋根にはサビ止め効果のあるプライマーなど、素材に適した下塗り材を規定の量しっかりと塗布します。
ステップ7:縁切り(えんきり)/タスペーサー挿入
日本の多くの住宅で使われている「スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)」を塗装する場合、非常に重要なのがこの「縁切り」です。 スレートの重ね目に塗料が詰まると
屋根の隙間から入り込んだ雨水が排出されなくなり、毛細管現象によって内部の野地板へと逆流し、雨漏りを引き起こします。これを防ぐため、下塗り後に「タスペーサー」と呼ばれる小さな部材を屋根材の隙間に挿入し、強制的に適切な隙間(通気構造)を確保する場合もありますが、屋根材を割ってしまう事も多発しておりますので、ケースバイケースとなります。
ステップ8:中塗り(なかぬり)
ここから、施主様が選んだ仕上がりの色(上塗り材)を塗っていきます。中塗りの目的は
均一な厚み(膜厚)を持たせることです。中塗りを省いて一度に厚く塗ろうとすると、液だれや乾燥不良によるひび割れが起きるため、必ず2回に分けて塗る必要があります。
ステップ9:上塗り(うわぬり)
全体の仕上げとなる工程です。中塗りが完全に乾いたことを確認した後、全く同じ上塗り材をもう一度重ねて塗ります。2回塗り重ねることで、塗料本来の持つ耐候性(紫外線カット、遮熱性、防カビ性など)が完全に発揮され、美しいツヤと深みのある発色に仕上がります。
ステップ10:完了検査・足場解体・引き渡し
すべての塗装が終わったら、養生を剥がし、施工管理者や職長、そして可能であれば施主様立ち会いのもとで最終チェック(完了検査)を行います。塗り残しや色ムラ、サビ落としの不備などがないか細かく確認し、問題があればその場で手直しをします。検査に合格後、足場を慎重に解体し、敷地周辺をきれいに清掃して工事完了・お引き渡しとなります。
3.プロが行う下地処理の具体的な5つの作業内容

下地処理ですが、具体的に職人はどのような作業をしているのでしょうか。屋根材の種類(スレート、金属、セメント瓦など)や劣化の度合いに応じて、プロは以下の5つの作業を巧みに使い分けています。
① 高圧洗浄による徹底的なクリーニング
高圧洗浄は単に「水をかける」作業ではありません。屋根の表面に強固にへばりついた苔や藻の根を死滅させ、劣化した古い塗膜の粉(チョーキング)を根こそぎ削ぎ落とします。 特に北側の屋根や日当たりの悪い場所には、水分を含んだ苔がびっしり生えていることが
多く、これらを完全に除去しなければ、どれだけ強力な塗料も数ヶ月で剥がれてしまい
ます。場合によっては、バイオ洗浄剤(カビや苔を分解する特殊な洗剤)を併用することもあります。
② ケレン作業(研磨・サビ落とし・目荒らし)
「ケレン」とは、主に鉄部(棟板金やトタン屋根など)に対して、ヤスリやワイヤーブラシ、電動工具を使って行う研磨作業のことです。ケレンには大きく分けて2つの目的があります。
サビの除去:発生してしまったサビを完全に削り落とします。サビの上から塗装をしても、内部でサビが進行して金属を突き破ってしまうためです。
目荒らし(微細な傷つけ):ツルツルした金属や、まだツヤが残っている古い塗膜の表面にあえて細かな傷をつけることで、表面積を増やし、新しい塗料の「食いつき(密着性)」を劇的に向上させます。
ケレン作業はその手間の多さから、手抜きが発生しやすい工程の一つですが、屋根の寿命を左右する極めて重要な作業です。
③ クラック(ひび割れ)・欠けの補修
スレート屋根などは、経年劣化や地震の揺れ、急激な温度変化によってひび割れ(クラック)や欠けが発生します。 小さなひび割れであれば、隙間にエポキシ樹脂やシーリング材(コーキング材)を注入して強固に固定します。大きく欠損している場合は、欠損部分を補修材(フィラーやパテ)で形を整えるか、あるいは新しいスレート板へ部分的にカバー工法や張替え工事を行います。
④ シーリング(コーキング)の打ち替え・補修
屋根には、部材と部材の接合部や、谷板金(たにばんきん)の周り、スレートの隙間などに防水のためのシーリング材が充填されています。シーリングは紫外線によって約5〜7年で硬化し、ひび割れたり肉痩せしたりして隙間ができてしまいます。 古いシーリング材をカッターで綺麗に取り除き(撤去)、密着性を高めるプライマーを塗った上で、ノンブリードタイプ(塗装後に黒ずまない特殊なシーリング材)をたっぷりと充填して、水の侵入経路を
完全に遮断します。
⑤ 釘打ち・浮きの補修(棟板金の固定)
屋根の最頂部にある金属の板を「棟板金(むねばんきん)」と呼びます。この棟板金は横から釘で固定されていますが、夏の暑さによる金属の膨張と冬の収縮、さらには強風による振動によって、築10年も経つと中の釘がじわじわと抜けて浮いてきてしまいます。 浮いた釘をそのまま放置すると、隙間から雨水が入って内部の貫板(ぬきいた:下地の木材)を腐らせ、台風などの強風で棟板金ごと吹き飛んでしまう恐れがあります。下地処理の段階で、浮いた釘をしっかり打ち直すか、サビに強く抜けにくい「ビス(ネジ)」に交換して頭をシーリングで固める処置を行います。
4.屋根塗装・下地処理の費用相場と内訳

「下地処理にかかる費用はどのくらいが妥当なのか?」と不安になる方も多いでしょう。
ここでは、一般的な一戸建て住宅(延床面積約30坪、屋根面積約60〜80㎡)を想定した
全体の費用相場と下地処理の項目別の単価目安をご紹介します。
4.1 屋根塗装全体の費用相場
一般的な戸建ての屋根塗装の総額は、30万〜70万円程度が目安です(足場代、高圧洗浄、下地処理、3回塗り塗装を含む)。費用の幅は、主に使用する「塗料のグレード(シリコン、ラジカル、フッ素、無機など)」によって変わります。
4.2 下地処理に関する詳細な費用・単価相場
見積書をチェックする際、以下の単価目安と照らし合わせてみてください。
作業内容 | 単位 | 単価相場 | 100㎡あたりの費用目安 |
高圧洗浄 | ㎡ | 150円 〜 300円 | 15,000円 〜 30,000円 |
ケレン作業(鉄部・目荒らし) | ㎡ または 一式 | 200円 〜 400円 | 20,000円 〜 40,000円 |
クラック補修(ひび割れ) | 箇所 または 一式 | 1箇所 500円〜 / 一式 | 10,000円 〜 30,000円(劣化度による) |
シーリング補修(棟板金・接合部) | m(メートル) | 700円 〜 1,200円 | 20,000円 〜 50,000円 |
タスペーサー挿入(縁切り工法) | ㎡ または 枚 | 300円 〜 500円 | 30,000円 〜 50,000円 |
※下地処理の費用は、屋根塗装全体の費用のうち約2割〜3割を占めます。もし見積書に「下地処理」の項目が全く記載されていなかったり、極端に安すぎたりする場合は、作業が省かれているリスクがあるため注意が必要です。
5. 屋根塗装の下地処理はDIYでできる?プロがおすすめしない理由
最近はホームセンターで手軽にプロ仕様の補修材や塗料、家庭用高圧洗浄機が手に入るため、「費用を浮かせるために自分で下地処理や塗装をやりたい」と考える方が増えています。結論から申し上げますと、屋根塗装および下地処理のDIYは絶対におすすめしません。その具体的な理由を3つお伝えします。
5.1 DIYが可能な範囲と限界
どうしてもDIYを行いたい場合、ベランダの床面のちょっとしたサビ止め塗装や、1階の低い位置にある外壁の小さなひび割れ補修(クラックにコーキングを詰める程度)であれば
安全を確保した上で行うことが可能です。 しかし、「屋根」に関しては、市販の高圧洗浄機(家庭用)ではプロ用ほどのパワーがなく、苔の根やチョーキングの粉を完全に除去することは困難です。ケレン作業も非常に重労働であり、素人が見よう見まねで行っても、適切な「目荒らし」にならず、かえって屋根材を痛めてしまうケースが多々あります。
5.2 プロがDIYを制止する3つの致命的リスク
① 墜落・転落による死亡事故のリスク(最重要):屋根の上は、地上から見るよりもはるかに急勾配で、滑りやすい場所です。特に高圧洗浄中は水や苔で足元が信じられないほど滑ります。プロの職人でも必ず足場を組み、安全帯(命綱)を着用して作業します。素人がハシゴ一本で屋根に登り、足を滑らせて転落すれば、大怪我や命を落とす取り返しのつかない大事故につながります。
② 知識不足による「雨漏りの誘発」:先述した「縁切り(タスペーサー)」の重要性を知らずに、隙間をすべてコーキングや塗料で埋めてしまうDIYが後を絶ちません。結果として、良かれと思ってやったDIYが原因で、数ヶ月後に家全体が深刻な雨漏りに見舞われ、プロを呼んで数百万円の修復費用がかかるという本末転倒な事態が多発しています。
③ 施工不良による早期剥離と費用の倍増:下地の乾燥が不十分なまま塗料を塗ってしまったり、屋根材の素材に合わない下塗り材(プライマー)を選んでしまったりすると、数ヶ月で塗料がペリペリと剥がれてきます。結局、剥がれた塗料をすべて削り落とすという、通常よりも遥かに手間がかかる下地処理をプロに依頼することになり、最初からプロに任せるより見積もりが高くなってしまいます。
大切なお住まいの寿命を延ばし、ご自身の安全を守るためにも、屋根塗装の下地処理は確実な技術を持つプロの業者へ一任してください。
6. 劣化のサインを見逃すな!屋根塗装を検討すべきタイミング

屋根は普段、地上から見上げても見えにくいため、劣化が進んでいることに気づきにくい場所です。しかし、家からのSOS(劣化サイン)を放置していると、下地処理だけでは対応できず、大規模な修復工事が必要になります。以下の5つのサインが見られたら、屋根塗装の検討時期(築10年〜15年が目安)です。
6.1 自分で・または業者にチェックしてもらうべき5つの劣化症状
① チョーキング現象(白亜化):屋根に触れたときに、手に白い粉がつく現象です。これは、塗料に含まれる成分が紫外線で分解され、防水性が完全に切れている証拠となりますので、早めの塗装が必要です。
② 苔(コケ)・藻・カビの発生:屋根が緑色や黒っぽく変色している場合、水はけが悪くなり、常に湿気を含んでいる状態です。苔が屋根材の成分を腐食させるため、高圧洗浄と再塗装による保護が急務です。
③ ひび割れ(クラック)・欠け:スレートやセメント瓦にピキピキとヒビが入ったり、破片が庭に落ちていたりする場合、すでに下地にダメージが及び始めています。放置すると雨水が侵入します。
④ 棟板金のサビ・釘浮き:屋根の金属部分が茶色く錆びていたり、固定している釘が飛び出している状態です。台風で板金が飛ばされる危険性があるため、至急の下地処理・補修が必要です。
⑤ 塗膜の剥がれ・めくれ:既存の塗料がペラペラと剥がれて地肌(屋根材そのもの)が見えてしまっている状態です。屋根材が直接雨水を吸い込んでしまうため、一刻も早いメンテナンスが必要です。
6.2 屋根塗装に最適な季節と天候条件
屋根塗装は1年中行うことができますが、塗料が正常に乾燥・硬化するためには「気温5℃以上、湿度85%未満、雨・雪・強風でないこと」という明確なメーカー基準があります。
おすすめの季節(春・秋):4月〜5月、9月〜11月は天候が安定しており、工期がスムーズに進みやすいため人気があります。
注意が必要な季節(梅雨・冬):梅雨時期は雨による施工遅延が多くなり、冬場は朝露の乾燥待ちや気温低下による作業時間の制限があります。ただし、優良業者はそれぞれの季節に合わせた適切な乾燥時間を遵守して作業するため、品質が落ちるわけではありません。
7.下地処理を丁寧にやる「優良業者」を見極める5つのポイント
残念ながら、外壁・屋根塗装業界には、見えないことをいいことに下地処理を手抜きする
悪徳業者や、知識不足のまま施工する未熟な業者が一定数存在します。塗装が終わってしまえば下地は見えなくなるため、契約前の「業者選び」がすべての成否を分けます。信頼できる優良業者を見極めるための5つのチェックポイントを解説します。
① 見積書に具体的な項目が記載されているか(「一式」表記に注意)
悪質な業者の見積書には、大雑把に「屋根塗装工事 一式 〇〇円」としか書かれていない
ケースが多いです。優良業者の見積書は、以下のように項目が細かく分解され、それぞれの「㎡数」や「単価」が明記されています。
高圧洗浄:〇〇㎡(または一式)
下地調整(ケレン・ひび割れ補修):〇〇㎡ または 箇所数
タスペーサー挿入(縁切り):〇〇㎡
下塗り(使用塗料名:〇〇シーラー):〇〇缶 または ㎡
「下地処理一式」としか書かれていない場合は、具体的にどのような作業(ケレンなのか、ひび割れ補修なのか)が含まれているのか、契約前に必ず担当者へ質問し、書面に残してもらいましょう。
② 事前の現地調査を丁寧に行い、写真付きの報告書をくれるか
優良業者は、見積もりを出す前に必ず屋根に登るか、ドローンや高所カメラを使って屋根の現状を徹底的に調査します。そして、「どこの釘が浮いているか」「どこにひび割れがあるか」を施主様に見せるために、写真付きの調査報告書を作成してくれます。 地上から数分眺めただけで「今すぐ塗らないと大変なことになる」と不安を煽り、すぐに契約を迫るような業者は絶対に避けてください。
③ メーカー推奨の仕様書(塗布量・乾燥時間)の遵守を明言するか
すべての塗料には、製造メーカー(日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研など)が定めた「仕様書」が存在します。そこには、「1㎡あたり何キログラム塗るか(塗布量)」「次の工程までに何時間以上あけるか(乾燥時間)」が厳密に定められています。 優良業者は、こうした基準を熟知しており、施主様に対して「この塗料は下地処理が命なので、洗浄後は丸1日乾燥させます」「メーカー規定に従って3回塗ります」と自信を持って説明してくれます。「当日見て適当に薄めて塗ります」といった曖昧な説明をする業者は論外です。
④ 豊富な施工実績があり、有資格者が在籍しているか
ホームページなどで、過去の屋根塗装の施工事例(特に高圧洗浄や下地処理のビフォーアフター写真)を多数公開している会社は信頼性が高いです。また、国家資格である「1級塗装技能士」や、建物の劣化を正しく診断できる「外壁診断士」「施工管理技士」などの有資格者が在籍しているかどうかも、知識と技術の裏付けになります。
⑤ 適切な「相見積もり(あいみつもり)」を活用しているか
業者を決める際は、最初から1社に絞るのではなく、2〜3社の信頼できそうな会社から「相見積もり」を取りましょう。金額の安さだけを比べるのではなく、「下地処理の項目が最も丁寧に書かれているのはどこか」「こちらの質問に誠実に答えてくれるか」を比較するためです。他社と比べて極端に安すぎる見積もりを出す業者は、下地処理の手抜きや、塗料を規定以上に薄めて使うことでコストカットしている可能性があるため、かえって危険です。
郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。
無理な勧誘は一切ありません。まずはプロの診断で、今の状態を正確に知ることから始め
ましょう。

まとめ:見えない工程だからこそ信頼できるプロに任せろ
「『一番いい塗料で』と注文する前に。屋根塗装の成否は、ハケを握る前に決まっています。」
屋根塗装における「下地処理」がいかに重要か、そして工事全体の流れについてご理解いただけましたでしょうか。
おさらいすると、屋根塗装の成功のポイントは以下の通りです。
下地処理は塗装の「命」:どれほど高級な塗料を塗っても、汚れやひび割れを放置した下地では、数年で剥がれて台無しになります。
工程のルールを厳守する:高圧洗浄後の十分な乾燥や、スレート屋根の雨漏りを防ぐ「縁切り」は必須の工程です。
DIYは絶対にNG:高所作業の危険性と施工不良のリスクが高すぎるため、必ずプロに依頼しましょう。
見積書を細かくチェック:下地処理の具体的な作業内容と単価が明記されているか確認し、「一式」で誤魔化す業者は避けましょう。
塗装が完了した屋根は、地上からはピカピカと美しく見えます。しかし、その美しさと我が家を守る防水性能が10年、15年と長持ちするかどうかは、塗装の下に隠された「職人の丁寧な下地処理」にかかっています。
大切なお住まいのお手入れだからこそ、金額の安さだけに惑わされず、見えない下地処理まで一切の手抜きをせず、誠実に向き合ってくれる優良な外壁・屋根塗装の専門業者を見つけてください。まずは、信頼できる資格を持った業者に、無料の屋根診断を依頼することから始めてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ・ご相談
「自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし
最適なメンテナンスプランをご提案いたします。
塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~
















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