瓦屋根の塗装は本当に必要?瓦の種類別の見分け方・費用相場・正しいメンテナンス方法をプロが徹底解説
- 塗り替え専門店いろことば代表:盛合大翔
- 22 時間前
- 読了時間: 18分

はじめに
「我が家の瓦屋根、そろそろ塗装が必要なのだろうか?」
「業者から『瓦の塗り替えをしないと雨漏りする』と言われたけれど、本当なのか
不安……」
日本の伝統的な景観を支える瓦屋根ですが、いざメンテナンスの時期を迎えると、塗装を
すべきなのか、それとも別の工事が必要なのか迷ってしまう方が非常に多くいらっしゃい
ます。
結論から申し上げますと、瓦屋根には「塗装が絶対に不必要な瓦」と「定期的な塗装による保護が不可欠な瓦」の2種類が存在します 。
これを正しく見極めずに誤ったメンテナンスをしてしまうと、高額な費用が無駄になるだけでなく、最悪の場合は屋根の寿命を縮め、雨漏りを引き起こす原因にもなりかねません 。
本記事では、外壁・屋根塗装のプロフェッショナルの視点から、ご自宅の瓦の種類を正確に判断する方法をはじめ、瓦ごとの最適なメンテナンスサイクル、費用相場、塗装時の注意点、そして信頼できる業者の選び方まで、知っておくべき知識を余すことなく網羅しました
~目次~
瓦屋根の塗装は本当に必要?瓦の種類別の見分け方・費用相場・正しいメンテナンス方法をプロが徹底解説
1.1 粘土系瓦(和瓦・日本瓦・洋瓦):基本的に塗装は不要
1.2 セメント系瓦(セメント瓦・モニエル瓦):定期的な塗装が必須
1.3 金属系瓦(ガルバリウム鋼板など):サビ対策の塗装が必要
【塗装不要】粘土系瓦(日本瓦)の特徴と本当に必要なメンテナンス
2.1 なぜ日本瓦は塗装しなくても100年持つのか?
2.2 塗装は不要でも「漆喰(しっくい)補修」と「防水シート」は20〜30年で寿命
2.3 色変え目的で粘土瓦を塗装する際のリスクと注意点
【塗装必須】セメント系瓦の特徴と見落としてはならない劣化サイン
3.1 セメント瓦に塗装が必要な理由と放置するリスク
3.2 要注意!「モニエル瓦」の塗装で絶対に失敗しないための「スラリー層」対策
3.3 セメント系瓦の小口(厚み部分)による見分け方
4.1 トタンから主流のガルバリウム鋼板への変遷
4.2 金属瓦特有のメリットと塗装のタイミング
瓦屋根のメンテナンス方法を徹底比較:塗装・葺き替え・カバー工法
5.1 費用を抑えて10年持たせる「屋根塗装」
5.2 20年以上の長期安心を得る「葺き替え工事」
5.3 瓦屋根では施工不可?「カバー工法」の真実
6.1 工事別の費用シミュレーション(坪数・平米別)
6.2 屋根工事における「足場費用」の重要性
7.1 シリコン・フッ素・無機塗料それぞれの耐久年数と特徴
7.2 屋根の温度上昇を抑える「遮熱塗料」のメリット
悪質業者に騙されない!信頼できる屋根塗装業者の選び方5つのポイント
8.1 訪問営業の「雨漏りの恐怖を煽るトーク」に注意
8.2 下地処理(高圧洗浄・ケレン)を念入りに行う業者か
8.3 明確な見積もり項目と製品名の記載があるか
1.瓦の種類から判断する!塗装の必要性と見分け方チャート

ご自宅の屋根メンテナンスを検討する上で、最初に必ず行わなければならないのが「瓦の種類を正しく把握すること」です
前述の通り、瓦はその原材料や製造方法によってメンテナンスのアプローチが180度
異なります
まずは、ご自宅の瓦が以下の3つのどれに該当するかを確認しましょう 。
1.1 粘土系瓦(和瓦・日本瓦・洋瓦):基本的に塗装は不要
日本古来の家屋や寺社仏閣によく見られる「日本瓦(いぶし瓦・陶器瓦・無釉瓦)」は
粘土を高温で焼き固めて作られたものです 。
陶器の器と同じ性質を持っているため、瓦自体が水分を吸収することはほとんどなく
耐久性は半永久的(60年〜100年程度)です 。
そのため、表面の保護という観点での塗装によるメンテナンスは基本的には一切必要あり
ません 。
1.2 セメント系瓦(セメント瓦・モニエル瓦):定期的な塗装が必須
セメントと砂、水を混ぜ合わせて成形し、化学反応によって硬化させた瓦です
瓦自体の表面には、本来防水性がありません 。
そのため、製造時に施された表面の塗装(塗膜)が経年劣化で剥がれると、瓦本体が雨水を直接吸い込んでしまい、もろくなって割れたり、カビやコケが発生したりします 。
よって、セメント系の瓦は、10〜15年周期での定期的な塗り替えメンテナンスが絶対に
不可欠となります 。
1.3 金属系瓦(ガルバリウム鋼板など):サビ対策の塗装が必要
アルミニウム、鉄、銅、ステンレスなどの金属素材で作られた、非常に軽量な瓦型屋根材です 。
近年ではサビに強い「ガルバリウム鋼板」が主流となっていますが、やはり金属である
ため、経年劣化によるチョーキング(白い粉が手につく現象)やサビの発生を防ぐために
定期的な再塗装が必要となります 。
2.【塗装不要】粘土系瓦(日本瓦)の特徴と本当に必要なメンテナンス
2.1 なぜ日本瓦は塗装しなくても100年持つのか?
粘土系瓦(日本瓦)が塗装メンテナンスを必要としない最大の理由は、その「極めて高い耐久性と防水性」にあります 。
粘土を形作った後、1,000℃〜1,200℃もの高温の窯でじっくりと焼き上げることで、素材
自体の組織が非常に緻密になり、ガラス質のような硬い表面が形成されます 。
特に「陶器瓦(釉薬瓦)」は、表面にガラス質の釉薬(うわぐすり)を塗って焼き上げているため、色あせや変色がほとんど起こりません。
そのため、何十年日光や雨風にさらされても、素材自体が腐食したり、雨水が染み込んだりすることがないのです 。
2.2 塗装は不要でも「漆喰(しっくい)補修」と「防水シート」は20〜30年で寿命
「日本瓦は塗装が不要=メンテナンスフリー」と誤解されがちですが、これは大きな間違いです。瓦自体は100年持っても、屋根を構成する他の部材は確実に劣化していきます 。
日本瓦の屋根において、築20年〜30年が経過した際に必ず行わなければならないメンテ
ナンスは以下の2点です 。
漆喰(しっくい)の詰め直し・補修
屋根の最頂部(棟瓦)などの隙間を埋めている白い漆喰は、日光や雨風によって約15〜20年で劣化し、ひび割れたり剥がれ落ちたりします 。漆喰が崩れると、棟瓦がズレて落下する危険性があるだけでなく、隙間から雨水が侵入して深刻な雨漏りを引き起こします 。
ルーフィング(防水シート)と朽木の交換
瓦の下には、家の中への雨水の侵入を防ぐ最後の砦である「防水シート」が敷かれています 。この防水シートの寿命は約20年〜25年です 。防水シートが破れたり破断したりすると、瓦に問題がなくても雨漏りが発生します 。
したがって、粘土系瓦のメンテナンスは「塗装」ではなく、「瓦のズレ補修」「漆喰の詰め直し」、あるいは屋根全体を一度解体して防水シートを刷新する「葺き直し(ふきなおし)・葺き替え(ふきかえ)」が正しいアプローチとなります 。
2.3 色変え目的で粘土瓦を塗装する際のリスクと注意点
「性能的には塗装不要なのは分かったけれど、家の外観イメージを一新するために屋根の色を変えたい」という目的で、粘土系瓦への塗装を希望されるお客様もいらっしゃいます 。
理論上、専用の特殊プライマー(下塗り材)を使用すれば塗装自体は可能ですが、プロと
してはあまりおすすめできません 。
なぜなら、もともと非常に滑らかで塗料が密着しにくい粘土瓦の表面に塗料を塗っても
数年でベリベリと塗膜が剥がれてしまい、かえって斑(まだら)模様になって美観を大きく損ねるリスクが非常に高いためです 。
どうしても色を変えたい場合は、塗装ではなく、新しい色の瓦への「葺き替え工事」を選択するのが最も確実です
3.【塗装必須】セメント系瓦の特徴と見落としてはならない劣化サイン
3.1 セメント瓦に塗装が必要な理由と放置するリスク
セメント瓦は、1970年代から1980年代の住宅に多く採用された屋根材です。素材が
セメントであるため、「塗膜が切れると一気に水分を吸収し始める」という致命的な弱点を持っています 。
塗装の保護効果が切れたセメント瓦を放置すると、深刻な二次被害が発生します 。
コケ・カビ・藻の異常繁殖
水分を含んだセメント瓦は、コケやカビにとって絶好の繁殖場となります。屋根全体が緑色や黒色に変色し、住宅全体の美観を損ねるだけでなく、素材の風化を早めます 。
凍結融解(とうけつゆうかい)による瓦のひび割れ・滑落
特に冬場、瓦に染み込んだ雨水が夜間の寒さで凍結すると、水分が膨張してセメントの内部組織を破壊します。これを繰り返すことで、瓦がボロボロともろくなり、最終的には大きなひび割れや破断を招きます。
雨漏りによる建物構造(木部)の腐食
瓦から染み込んだ水分が、下地のルーフィングを突破して天井裏に回り、柱や梁を腐らせます 。
これらのリスクを未然に防ぐため、セメント瓦では「チョーキング(表面の色あせ・粉吹き)」「コケの発生」が見られたら、速やかに塗り替え工事を手配する必要があります 。
3.2 要注意!「モニエル瓦」の塗装で絶対に失敗しないための「スラリー層」対策
セメント系瓦の塗装において、最も多くの施工トラブルが発生しているのが「モニエル瓦(乾式洋瓦)」の存在です 。
モニエル瓦はヨーロッパ発祥のセメント瓦の一種で、意匠性が高く大変人気がありましたが、その構造に大きな特徴があります 。
着色されたセメントの粉末である「スラリー層」という薄い層が表面に吹き付けられおり
その上をクリヤー塗料で保護しています 。
このモニエル瓦が劣化して再塗装を行う際、劣化したもろいスラリー層を完全に除去せずに上からそのまま塗装してしまうと、数カ月〜1年以内に新しい塗膜がスラリー層ごと根こそぎ剥がれ落ちてしまうという大惨事が起きます 。
モニエル瓦の再塗装を成功させるためには、高圧洗浄時に通常以上の圧力をかけ、劣化したスラリー層を徹底的に洗い流す(あるいはケレン作業で削り落とす)という、極めて入念な下地処理が必須となります 。
そのため、施工実績が豊富で、モニエル瓦の特性を正しく理解しているプロの専門業者に
依頼することが絶対条件です 。
3.3 セメント系瓦の小口(厚み部分)による見分け方
「自分の家の瓦が、普通のセメント瓦なのか、それとも非常に厄介なモニエル瓦なのか分からない」という場合は、瓦の先端の厚み部分(小口:こぐち)を確認してください 。
小口が滑らかで平らな場合 = 通常の「セメント瓦」
小口がゴツゴツと凹凸しており、スラリー層が確認できる場合 = 「モニエル瓦」
不親切な業者や知識のないリフォーム店に依頼すると、モニエル瓦であることを見抜けず
スラリー層の処理を行わないまま一般的な塗装をしてしまい、後々大きなトラブルに発展
するケースが後を絶ちません 。
4.【軽量・高耐久】金属系瓦の特徴とメンテナンス時期

4.1 トタンから主流のガルバリウム鋼板への変遷
金属製の屋根材といえば、かつては「トタン屋根(亜鉛メッキ鋼板)」が広く普及して
いました 。
トタンは安価で軽量なものの、傷がつくとそこから一気にサビが広がりやすく、10年前後で大規模なサビ穴が空いてしまうという耐久性の低さが問題でした 。
これに代わり、現在の金属系瓦の主流となっているのが「ガルバリウム鋼板」です 。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の合金でメッキされた鋼板であり、トタンの3〜6倍以上の極めて高い耐食性(サビにくさ)を誇ります 。
4.2 金属瓦特有のメリットと塗装のタイミング
金属系瓦(ガルバリウム鋼板)には、従来の粘土瓦やセメント瓦にはない大きなメリット
があります 。
圧倒的な「軽さ」による耐震性の向上
金属瓦の重量は、粘土系和瓦の約6分の1から10分の1しかありません 。屋根が軽くなると建物の重心が下がるため、地震発生時の激しい揺れに対しても家全体への負担が劇的に軽減され、倒壊リスクを減らすことができます 。
カバー工法によるリフォームが可能
その軽さを活かし、既存の古い平らな屋根(スレートなど)の上に、新しい金属瓦をそのまま被せて固定する「カバー工法」というスピーディーかつコストを抑えたリフォームが可能です 。
ガルバリウム鋼板はサビに強いとはいえ、完全にサビないわけではありません 。
表面の工場焼き付け塗装が紫外線で劣化し、チョーキング現象が発生し始めたら、サビが
発生する前(築15年〜20年前後)にサビ止め塗料を含めた塗り替え工事を行うのが理想的です 。
5. 瓦屋根のメンテナンス方法を徹底比較:塗装・葺き替え・カバー工法
瓦屋根(特にセメント系や金属系)の劣化が進んだ際、選択できる工事方法は主に「塗装」と「葺き替え(ふきかえ)」の2種類となります 。
既存の瓦の上から新しい屋根材を重ねる「カバー工法」は、瓦の形状の都合上、原則として行うことができません 。
それぞれの工事の特徴を詳しく比較してみましょう 。
メンテナンス方法 | 耐久年数の目安 | 費用感 | メリット | デメリット・注意点 |
屋根塗装 | 約10年 | 低〜中 | ・工事費用を大幅に抑えられる ・美観が一気に蘇る | ・瓦の構造的寿命(割れなど)は解決できない ・10年後に再メンテナンスが必要 |
屋根葺き替え | 約20〜30年以上 | 高額 | ・下地の防水シートごと完全刷新 ・今後20年以上雨漏りの心配がない | ・工事費用が数百万円規模と高額になる ・工期が長い |
カバー工法 | 施工不可 | — | — | ・波打つ形状の一般的な瓦屋根には施工できない |
5.1 費用を抑えて10年持たせる「屋根塗装」
「今の家にあと10年〜15年ほど住めればいい」「直近の大規模リフォーム費用をできるだけ抑えたい」という場合には、間違いなく屋根塗装がベストな選択肢となります 。
葺き替え工事に比べて数分の一の費用で施工でき、屋根の防水性を即座に復元させること
ができます 。
5.2 20年以上の長期安心を得る「葺き替え工事」
「親から受け継いだ家なので、今後20年、30年と長く大切に維持していきたい」「すでに何度も雨漏りが発生しており、屋根の木造下地まで湿気で傷んでいる可能性がある」という
場合は、費用がかかっても葺き替え工事を強くおすすめします 。
古い瓦をすべて撤去し、下地木材の補修や防水シート(ルーフィング)の張り替えを完全に行うため、新築同様の耐久性を取り戻すことができます 。
6. 瓦屋根のメンテナンス費用相場と工期目安
6.1 工事別の費用シミュレーション(坪数・平米別)
屋根工事の具体的な費用は、屋根の面積(平米数)や使用する塗料のグレード、足場の架設条件によって大きく変動します。
以下に一般的な30坪(屋根面積約60〜80㎡)の住宅を基準とした費用相場の目安をまとめました。
セメント瓦・モニエル瓦の塗装工事
総額相場:約35万円 〜 70万円
内訳:足場費用、高圧洗浄(下地処理)、下塗り、上塗り(2回)、諸経費 。
日本瓦(粘土瓦)の漆喰補修・棟瓦積み直し
総額相場:約20万円 〜 50万円(漆喰の剥がれ具合や棟の長さによる)
屋根の葺き替え工事(セメント瓦からガルバリウム鋼板へ)
総額相場:約120万円 〜 250万円以上
内訳:既存瓦の解体・撤去費用、産業廃棄物処理費用、新規下地木材および防水シート設置、新規屋根材の施工費用。
6.2 屋根工事における「足場費用」の重要性
屋根のメンテナンスを計画する上で、決して無視できないのが「共通仮設足場費用(約15万〜25万円)」の存在です。
屋根塗装や葺き替え工事のような高所作業では、労働安全衛生法により、2メートル以上の高さで作業を行う場合は安全な足場の架設が義務付けられています。
この足場費用は、外壁塗装を行う際にも全く同じように発生します。そのため、「屋根塗装と外壁塗装を別々の時期に行う」と、足場代だけで数十万円の損失になってしまいます。
コストを限界まで最適化するためには、屋根と外壁の塗り替えを同じタイミングで同時に
施工するのが、最も賢いライフサイクルコストの削減方法です。
7. 瓦屋根に最適な防水・遮熱塗料の選び方

セメント瓦やモニエル瓦、金属瓦の塗り替えを行う際、使用する「塗料の種類(グレード)」によって、次の塗り替えまでの期間(耐久年数)が大きく変わります 。予算とこれからの居住計画に合わせて、最適な塗料を選択しましょう。
7.1 シリコン・フッ素・無機塗料それぞれの耐久年数と特徴
シリコン塗料(耐久目安:8〜12年)
現在、最もコストパフォーマンスが高く、日本の住宅塗装で主流として使われている塗料です。価格の手頃さと実用的な耐久性のバランスが非常に優れています。
フッ素塗料(耐久目安:15〜18年)
非常に結合エネルギーが強いフッ素樹脂を使用しており、紫外線や雨風に対して極めて高い抵抗力を持ちます。スカイツリーなどの大型構造物のメンテナンスにも使われる、長期耐久性を求める方に最適なグレードです。
無機塗料(耐久目安:20〜25年)
ガラスや鉱物などの「無機物」を主成分とした、最上位クラスの超高耐候性塗料です。紫外線による塗膜の破壊がほとんど起こらないため、長期間にわたり初期の艶と防水性をキープし続けます。
7.2 屋根の温度上昇を抑える「遮熱塗料」のメリット
屋根は1日中、強烈な直射日光と紫外線に晒され続けるため、夏場には表面温度が70℃〜80℃近くまで達します。この熱が天井裏を伝って室内にこもることで、エアコンの効きが
悪くなり、電気代が高騰する原因になります。
そこでおすすめなのが、塗料の中に特殊な遮熱顔料を配合した「遮熱(しゃねつ)塗料」
です。
赤外線を効率よく反射することで、屋根の表面温度を最大15℃〜20℃下げ、室内の温度上昇を約2℃〜3℃抑制する効果が期待できます。
特に金属系瓦やセメント瓦の塗り替え時に遮熱塗料を選択すると、夏の快適性が劇的に向上します。
8. 悪質業者に騙されない!信頼できる屋根塗装業者の選び方5つのポイント
残念ながら、外壁・屋根塗装業界は、消費者センターへの相談が絶えない「訪問販売トラブル」や「悪質業者による手抜き工事」が非常に多い業界でもあります 。
大切な資産である住まいを守り、工事を大成功させるために、見積もりを依頼する際は
以下のポイントを必ずチェックしてください。
8.1 訪問営業の「雨漏りの恐怖を煽るトーク」に注意
「近くで工事をしている者ですが、お宅の屋根瓦がズレて大変なことになっていますよ。今すぐ直さないと次の台風で雨漏りします」
このような突然の訪問営業には、絶対にその場で屋根に登らせたり、契約を結んだりしてはいけません。
実際には問題がないにもかかわらず、わざと瓦を破損させて写真を撮ったり、高額な不要の契約を迫ったりする悪質なケースが頻発しています。
不安を感じた場合は、地元の信頼できる老舗専門店にセカンドオピニオンとしての点検を
依頼しましょう。
8.2 下地処理(高圧洗浄・ケレン)を念入りに行う業者か
屋根塗装の寿命の8割は、塗料を塗る前の「下地処理」で決まります 。
特にセメント瓦のコケ落としや、モニエル瓦のスラリー層除去は、通常の何倍もの手間と
時間がかかります 。
見積書を見た際に、単に「塗装一式」としか書かれていない業者は避け、「高圧洗浄」「トルネード洗浄」「下地ケレン作業」といった項目が明確に独立して記載されているか、そしてどのような作業を行うのかを口頭で丁寧に説明してくれる業者を選びましょう 。
8.3 明確な見積もり項目と製品名の記載があるか
優良な塗装業者の見積書には、必ず「使用する塗料のメーカー名」と「明確な製品名(型番)」、そして施工する「正確な面積(㎡)」が記載されています。
「最高級シリコン塗料一式」といった曖昧な表記では、実際には安価で粗悪な塗料を使われたり、既定の希釈率を守らずに薄めて塗られたりする手抜き工事を見抜くことができ
ません。
必ず書面での詳細提示を求めてください。
郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。
無理な勧誘は一切ありません。まずはプロの診断で、今の状態を正確に知ることから始め
ましょう。

まとめ:正しい知識で大切な我が家の瓦屋根を長持ちさせよう
瓦屋根の塗装メンテナンスにおける最重要ポイントを振り返りましょう 。
粘土系(日本瓦)は塗装による防水保護は不要。ただし、築20年を過ぎたら「漆喰の
詰め直し」と「下地防水シート」の定期点検・補修が必須 。
セメント瓦・モニエル瓦・金属瓦は、10〜15年周期での定期的な屋根塗装が絶対に
不可欠 。
モニエル瓦を塗装する際は、「スラリー層」の徹底的な除去を行える、高度な施工知識を持った信頼できる業者選びが成功の鍵 。
長期的な目線(20年以上維持)なら「葺き替え」、コストを抑えて10年程度持たせるなら「屋根塗装」と、今後の居住計画に合わせて適切なリフォームを選ぶ 。
屋根は日常生活の中で最も視界に入りにくく、劣化のサインを見落としがちな場所です。
だからこそ、信頼できるパートナーとなる塗装業者をじっくりと見極め、定期的な健康診断(建物診断)を行うことが、結果として修繕費用を最も安く抑え、住まいの資産価値を
永く保つことにつながります 。
ご自宅の屋根の状況が少しでも気になったら、まずは信頼できる地元の優良工事業者に
「無料の屋根点検・雨漏り診断」を相談することから始めてみてはいかがでしょうか 。
お問い合わせ・ご相談
「自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし
最適なメンテナンスプランをご提案いたします。
塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~












