外壁塗装のケレン作業とは?必要性・種類別の費用相場と手抜きを防ぐ見積書チェック法をプロが解説!
- 塗り替え専門店いろことば代表:盛合大翔

- 2 日前
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外壁塗装や屋根塗装を検討する際、多くの方が「どんな塗料を選ぶべきか」「費用はいくらかかるのか」に目を奪われがちです。しかし、どれほど高級で耐久性の高い塗料を使用しても、塗装を行う前の「下地処理」が不十分であれば、わずか数年で塗料が剥がれてしまうという事態を招きかねません。
その下地処理の中でも、特に鉄部や木部などの耐久性を左右する極めて重要な工程が「ケレン作業」です。
本記事では、塗装工事の成否を分けるケレン作業の定義や目的、1種から4種までの具体的な種類と費用相場、そして見積書を確認する際の注意点までをプロの視点から網羅的に
わかりやすく解説します。
~目次~
外壁塗装のケレン作業とは?必要性・種類別の費用相場と手抜きを防ぐ見積書チェック法をプロが解説!
2.1 錆(サビ)や古い塗膜の除去
2.2 塗料の密着性を高める(アンカー効果)
2.3 美しく滑らかな仕上がりの実現
3.1 第1種ケレン(もっとも強力・一般住宅ではほぼ行わない)
3.2 第2種ケレン(大規模な錆や劣化に対応)
3.3 第3種ケレン(住宅リフォームで最も一般的)
3.4 第4種ケレン(軽微な劣化・目荒らしが中心)
4.1 電動工具(ディスクグラインダー・サンダーなど)
4.2 手動工具(ワイヤーブラシ・スクレーパー・サンドペーパーなど)
5.1 施工後わずか数年での「剥がれ」や「膨れ」
5.2 内部からの錆の再発と建物の寿命低下
6.1 「下地処理一式」という表記に要注意
6.2 相場より安すぎる、または「ケレン無料」を謳う業者を避けるべき理由
1.ケレン作業(ケレン)とは?その定義と基本知識

「ケレン作業」とは、建築塗装の下地処理(素地調整)の一種で、塗装を行う面(被塗面)に付着した錆(サビ)、古い塗膜(剥がれかけたペンキ)、汚れ、チョーキングによる粉化物などを削り落として綺麗にする作業を指します 。
主にトタン屋根や階段の手すり、雨樋の支持金具といった「鉄部」に対して行われることが多いですが、ウッドデッキなどの「木部」やコンクリート、プラスチック素材などに対しても実施される汎用性の高い工程です
語源は英語の「Clean(クリーン)」が日本語的に訛ったもの、あるいは「Scraping(スクレーピング)」から派生した言葉など諸説ありますが、日本の建築現場では「塗装前の清掃・削り落とし・素地調整」の総称として完全に定着しています。
塗装工事は、ただ壁や屋根に色を塗れば良いというわけではありません。「高圧洗浄」で全体の汚れを洗い流した後、この「ケレン作業」によって物理的に不要なゴミやサビ、劣化した旧塗膜を徹底的に排除することで、初めて新しい塗料を受け入れる準備が整うのです。
2.なぜ必要?塗装工事におけるケレン作業の3つの目的

ケレン作業が「地味ながら最も重要な工程」と呼ばれるのには、明確な3つの目的がある
からです
2.1 錆(サビ)や古い塗膜の除去
鉄製品の最大の天敵は「錆(サビ)」です。錆が発生している上からそのまま塗料を塗ってしまうと、一見綺麗になったように見えても、塗膜の内部で錆が進行し続けます。
やがて錆が膨張し、内側か、土台となる古い塗膜ごと剥がれ落ちてしまいます。これらを物理的に削ら新しい塗膜を押し破ってボロボロにしてしまいます。
また、パリパリに浮き上がった古い塗膜の上から重ね塗りしてもり落とし、健全な素地を
露出させることが第一の目的です 。
2.2 塗料の密着性を高める(アンカー効果)
特にツルツルとした金属面や新築時の綺麗なプラスチック面などにそのまま塗料を塗ると
塗料が引っかかる引っ掛かり(足がかり)がないため、乾燥後に簡単にペリペリと剥がれてしまいます。
そこでケレン作業によって、表面にあえて微細な傷をつけて凹凸を作る作業を行います。これを「目荒らし(めあらし)」と呼びます 。
凹凸の隙間に塗料が入り込んでガッチリと固まることで、接着剤のように強固に密着します。このメカニズムを科学的に「アンカー効果」と呼び、塗料の寿命(耐用年数)を最大限に引き出すために不可欠なステップです 。
2.3 美しく滑らかな仕上がりの実現
古い塗膜の段差やサビの凹凸が残ったまま塗装をすると、光の反射で表面が凸凹して見え
非常に見栄えの悪い仕上がりになってしまいます。
ケレン作業によって下地を平滑(フラット)に整えることで、上塗りを施した際に新築時のようにつややかで滑らかな、美しい外観を実現することができます。
3.ケレン作業の種類とグレード:1種〜4種の特徴と
費用相場

ケレン作業は、劣化の度合いや対象となる建物の種類、使用する道具によって「第1種」から「第4種」までの4つの施工グレードに分類されています 。数字が小さくなるほど大規模で強力な作業となり、費用も高くなります 。
クラス | 対象となる劣化状態 | 主な使用工具 | 一般住宅での適用 | 費用相場(1㎡あたり) |
第1種ケレン | 非常に深刻な錆(腐食) | サンドブラスト(爆風で砂を吹き付ける) | 通常は行わない(プラントや橋梁向け) | 約2,000円〜4,000円〜 |
第2種ケレン | 鉄骨が露出するほどの重度な錆 | 電動工具(ディスクグラインダーなど) | 鉄骨造の住宅や著しく劣化したトタン等 | 約1,500円〜2,000円 |
第3種ケレン | 部分的な錆、塗膜の浮き | 手動工具 + 部分的に電動工具 | 一般住宅リフォームで最も主流 | 約600円〜1,000円 |
第4種ケレン | 軽微なサビ、チョーキング、汚れ | サンドペーパー、ワイヤーブラシ(手動) | 状態が良い下地、木部や塩ビ管の目荒らし | 約200円〜400円 |
3.1 第1種ケレン
特徴: 錆や旧塗膜が全体の大部分を覆い、素地自体が著しく劣化している場合に行います。
工法: 「ブラスト工法」と呼ばれ、金属の粒や砂を高圧の空気で吹き付けて、錆を完全に文字通り粉砕・除去し、完全にピカピカの金属素地(白金属)を露出させます。
住宅への適用: 非常に大規模な機材が必要で、騒音や粉塵が激しいため、一般的な戸建て住宅のリフォームで適用されることはまずありません。主に道路の橋梁、大型船舶、化学プラントなどの公共・産業建造物で行われます。
3.2 第2種ケレン
特徴: 鉄部全体のサビが激しく、古い塗膜も広範囲にわたって剥がれかけている状態に適用されます 。
工法: 主にディスクグラインダーなどの強力な電動工具(パワーツール)を使用し、火花を散らしながら激しいサビや頑固な旧塗膜を削り取ります 。
住宅への適用: 戸建て住宅でも、長年メンテナンスを怠ってサビだらけになってしまったトタン屋根や、鉄骨造のベランダの主要構造部などで必要になるケースがあります。費用は1㎡あたり1,500円〜2,000円程度とやや高額になります 。
3.3 第3種ケレン
特徴: 活膜(まだしっかり密着していて剥がれていない健全な塗膜)はそのまま残し、錆びている部分や浮き上がっている不良塗膜だけを部分的に除去する工法です。
工法: ワイヤーブラシやスクレーパーなどの手工具をメインに使用し、職人が手作業で丁寧に削り落とします。状況に応じて補助的に小型の電動サンダーを併用することもあります。
住宅への適用: 戸建て住宅の外壁・屋根リフォームにおいて最も頻繁に行われる標準的なケレン作業です。 健全な塗膜を残すためコストを抑えつつ、必要な部分に適切な処置ができるため、非常にコストパフォーマンスに優れています。費用相場は1㎡あたり600円〜1,000円程度です。
3.4 第4種ケレン
特徴: サビの発生がほとんどなく、表面の汚れやチョーキング(塗料の成分が紫外線で分解され粉状になる現象)による粉化物を除去する、比較的軽微な作業です 。
工法: サンドペーパー(紙やすり)や研磨布(マジックロンなど)を使用し、表面を軽くこすって清掃します 。また、塗料の密着性を上げるための「目荒らし」としての役割が主となります 。
住宅への適用: 定期的にメンテナンスを行っている状態の良い付帯部(雨樋や破風板、軒天など)や、ガルバリウム鋼板などのサビに強い金属、木部などに広く用いられます。費用相場は1㎡あたり200円〜400円と最も安価です 。
4.ケレン作業で使用される代表的な道具

職人は、施工する部位の形状(平面、凹凸、狭所)や、下地の劣化度合い(2種〜4種)に応じて、様々な道具を巧みに使い分けています。
4.1 電動工具(パワーツール)
ディスクグラインダー(サンダー): モーターで研磨用ディスクを高速回転させ、強固なサビや分厚い旧塗膜を瞬時に削り落とします。平面の大きな鉄部などに威力を発揮します。
コッキング(電動スクレーパー): 振動によって古い塗膜を効率よく剥ぎ取る工具です。
4.2 手動工具(ハンドツール)
皮スキ(スクレーパー): 金属製のヘラで、パリパリに浮き上がった古い塗膜の下に差し込み、こそぎ落とすようにして使用します 。
ワイヤーブラシ: 金属製の硬いワイヤーが植え込まれたブラシで、細かな隙間に入り込んだサビを掻き出すのに適しています。
マジックロン(不織布研磨材): 繊維状の研磨材で、柔軟性があるため雨樋の丸い曲面や凹凸のある表面にも柔軟にフィットし、非常に綺麗な「目荒らし」が可能です 。
サンドペーパー(紙やすり・布やすり): 主に4種ケレンの仕上げや木部の調整に使用され、番手(目の粗さ)を変えながら表面を平滑に整えます 。
5. ケレン作業を怠った場合のリスク
万が一、ケレン作業の手抜きをされたり、工程そのものを省かれてしまったりした場合
以下のような致命的なトラブルが発生します。
5.1 施工後わずか数年での「剥がれ」や「膨れ」
通常、シリコン塗料やフッ素塗料などの優れた塗料を使用すれば、10年〜15年以上の耐久性が期待できます。しかし、ケレン作業を怠って下地にサビや汚れが残ったまま塗装をすると、塗料が下地に一切密着しません。
早ければ施工後わずか数ヶ月〜1、2年で、塗膜がポロポロと剥がれ落ちたり、水ぶくれのように膨れ上がったりしてしまいます。
この場合、塗料のメーカー保証も「下地処理の不備」として対象外になってしまうことがほとんどです。
5.2 内部からの錆の再発と建物の寿命低下
表面だけ綺麗に塗膜で覆っても、内部に残されたサビ菌は空気中の僅かな水分や酸素を吸って確実に成長します。
気がついた時には鉄骨やトタンの内部が完全に腐食して穴が空き、塗装によるメンテナンスでは修復不可能となり、部材ごとの「全交換(差し替え)」が必要になってしまいます。
結果として、数十万円〜数百万円の余計なリフォーム費用が跳ね上がることになります。
6. 信頼できる業者選びと見積書チェックの注意点

トラブルを未然に防ぎ、大切な住まいを長持ちさせるためには、見積書の段階で業者の姿勢を見極めることが非常に重要です。
6.1 「下地処理一式」という表記に要注意
悪質な業者や、施工が雑な業者の見積書に多く見られるのが「下地処理一式 ○○円」や「外壁塗装工事一式」といった、中身を曖昧にした記述です 。 下地処理には「高圧洗浄」「ひび割れ補修(シーリング)」「ケレン作業」など全く異なる複数の工程が含まれます。
すべてを一括りにされている場合、具体的に「何種ケレンをどこに行うのか」が不透明であり、実際には職人が現場でサンドペーパーで数分こすっただけで終わらせてしまうような手抜き工事をされても、文句が言えなくなってしまいます。 見積書に「ケレン作業(鉄部・3種)」など、部位や仕様が具体的に明記されているか必ず確認しましょう 。
不確定な場合は、「この下地処理には具体的にどんなケレン作業が含まれていますか?」と質問し、その根拠をしっかり説明してくれる業者を選んでください 。
6.2 相場より安すぎる、または「ケレン無料」を謳う業者を避けるべき理由
「今ならキャンペーンでケレン作業は無料でやります!」といった甘い営業トークには注意が必要です。ケレン作業は、職人が真夏や真冬の過酷な環境下で、手作業で何時間もかけてサビを落とす非常に労力(人工:にんく)のかかる大変な作業です。
つまり、コストのほとんどが「人件費」です。これを「無料にする」ということは、作業時間を極端に短縮して手を抜くか、他の項目に費用を上乗せしているかのどちらかです。
適正な見積もりを提出し、ケレンの重要性と費用(1㎡あたり数百円〜)の妥当性をロジカルに説明できる業者こそが、真に信頼できる優良業者と言えます 。
郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。
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ましょう。

まとめ:
外壁・屋根塗装における「ケレン作業」は、完成してしまうと新しい塗料の下に隠れて見えなくなってしまう工程です。
しかし、「塗装の寿命の7割は下地処理で決まる」と言われるほど、その美しさと耐久性を根底から支える最も重要な工程です。
ケレン作業はサビや古い塗膜を落とし、塗料をガッチリ密着させるために必須 。
住宅リフォームでは主に「第3種ケレン」「第4種ケレン」が採用される 。
見積書の「一式表記」には注意し、具体的な作業内容の根拠を業者へ確認することが失敗しないための最大の防御策である 。
これから塗装工事を予定している方は、ぜひ見積書を広げて「ケレン」の文字を探してみてください。正しい知識を持って信頼できる優良業者を選び、いつまでも美しく強固な住まいを維持しましょう。
お問い合わせ・ご相談
「自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし
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塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~














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