外壁シリコン塗料の完全ガイド!メリット・費用相場・失敗しない選び方をプロが徹底解説
- 塗り替え専門店いろことば代表:盛合大翔

- 1 日前
- 読了時間: 11分

外壁塗装を検討する際、リフォーム業者や塗装専門店から最も多く提案されるのが
「シリコン塗料(アクリルシリコン塗料)」です 。
シリコン塗料は、日本国内の外壁塗装市場において圧倒的なシェアと実績を誇り、「価格」と「耐久性」のバランスが最も優れたコスパ最高峰の定番塗料として高く評価されて
います 。
しかし、一口に「シリコン塗料」と言っても、水性・油性(溶剤)の違いや1液型・2液型の違い、さらには配合されているシリコン樹脂の割合(シリコン含有量)や機能性(遮熱・低汚染など)によって、耐用年数や費用、適した使用環境が大きく異なります 。
本記事では、塗装のプロの視点から、シリコン塗料の基礎知識や歴史、メリット・デメリット、他の樹脂塗料との比較、費用相場、失敗しない選び方、施工の注意点までを網羅的に
わかりやすく解説します 。
~目次~
外壁シリコン塗料の完全ガイド!メリット・費用相場・失敗しない選び方をプロが徹底解説
1.シリコン塗料(アクリルシリコン塗料)とは?基本知識と仕組み

シリコン塗料の定義と特徴
外壁塗装における「シリコン塗料」とは、合成樹脂の主成分にシリコン系樹脂(またはアクリルシリコン樹脂)を使用した塗料のことです 。
化学的には、シリコーン(有機ケイ素化合物)の構造である「シロキサン結合(Si-O-Si)」が分子骨格に組み込まれており、この結合エネルギーが紫外線のエネルギーよりも
強いため、非常に優れた耐候性・耐熱性・撥水性を発揮します 。
現在市場で一般的に流通しているシリコン塗料の多くは、アクリル樹脂とシリコン樹脂を
結合させた「アクリルシリコン塗料」です 。
これにより、アクリル樹脂の扱いやすさ・密着性と、シリコン樹脂の耐久性・耐候性を高い次元で両立しています 。
【注意】「シリコン塗料」と「シリコーンシーリング材」の違い
現場や打合せで混同されやすいのが、コーキング(シーリング)工事で使用される「シリコーンシーリング材」です 。
シリコン塗料(塗装用): 外壁や屋根の表面に塗膜を形成し、保護・美観を保つための塗料 。上から重ね塗りや塗り替えが可能 。
シリコーンシーリング材(目地・防水用): 密着性や追従性が非常に高い反面、表面にシリコンオイルが滲み出るため、基本的に上から一般塗料を弾いてしまい塗替えができません 。外壁目地には「変性シリコーン」や「ウレタン系シーリング材」が使用されます 。
2.シリコン塗料の歴史と普及の背景
シリコン塗料が現在のように「外壁塗装の王道」となるまでには、技術革新と環境配慮の
歴史があります 。
誕生と初期の活用(1970〜1980年代)
元々は耐熱性や耐候性が求められる橋梁やプラント、ビル建築などの業務用・産業用塗料として開発・採用が始まりました 。当時のシリコン塗料は非常に高価であり、一般戸建て住宅への採用は限定的でした 。
アクリルシリコン塗料の開発と戸建て普及(1990年代)
アクリル樹脂にシリコンを導入した「アクリルシリコン樹脂塗料」が開発され、耐久性を保持したままコストダウンに成功しました 。これにより、従来のウレタン塗料やアクリル塗料に代わる次世代高耐久塗料として、戸建て住宅の外壁・屋根塗装に急速に普及しました 。
水性化と環境配慮・低汚染化(2000年代以降〜現在)
従来の強溶剤(シンナー)タイプから、臭気やVOC(揮発性有機化合物)を低減した「弱溶剤形」や「水性(水希釈)形」の開発が進み、近隣環境や施工者に優しい塗料が主流となりました 。さらに、ナノシリコン技術や親水性機能を付与した「低汚染型シリコン塗料」が登場し、現代のスタンダードとなっています 。
3.シリコン塗料のメリット(選ばれる3つの理由)
外壁塗装でシリコン塗料が選ばれ続けている理由は、圧倒的な実用性と安心感にあります
① 費用と耐久性のバランス(高いコスパ)
シリコン塗料の最大の魅力は、価格に対する耐用年数の長さ(コストパフォーマンス)
です 。
耐用年数は約10〜15年(※仕様や環境による)であり、ウレタン塗料(8〜10年)よりも
長く、フッ素塗料や無機塗料(15〜20年以上)よりも初期費用を大幅に抑えることが
できます 。
② 汚れにくさと高い撥水性・親水性
シリコン塗料は表面が固く滑らかな塗膜を形成するため、水や汚れを弾く撥水性があり
ます 。
また、近年の低汚染シリコン塗料は表面が「親水性(水になじむ性質)」になっており
雨水が汚れの下に入り込んで浮き上がらせて洗い流すセルフクリーニング効果を発揮
します 。
これにより、塗替え後の美観を長く保つことが可能です 。
③ 豊富な実績と安心感・施工性の高さ
長年にわたり日本の住宅塗装で使われているため、大手塗料メーカー(日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研など)から多種多様な製品ラインナップが販売されています 。
全国の施工業者が扱い慣れているため、施工不良のリスクが少なく信頼性と安心感が高い
のもポイントです 。
4.シリコン塗料のデメリットと注意点

メリットの多いシリコン塗料ですが、事前に理解しておくべき注意点やデメリット
も存在します 。
① ひび割れ(クラック)への追従性がやや低い
シリコン塗料は硬質で強固な塗膜を形成するため、耐久性が高い反面、塗膜自体の柔軟性はウレタン塗料等に比べるとやや劣ります 。
地震による建物の揺れや、外壁材(モルタル等)の収縮・膨張によって大きなひび割れが
発生した場合、塗膜が追従できずに一緒に割れてしまうことがあります 。
※ひび割れが懸念される下地には、「弾性シリコン塗料」を選定するなどの対策が
必要です 。
② 付着性が低く重ね塗りに技術を要する場合がある
シリコン塗料の持つ「汚れを弾く(防汚性・撥水性)」という特性は、次回塗装時の塗料の密着性を低くさせる原因にもなります 。
前回の塗装から年数が経っていない状態で再塗装する場合や、難付着サイディングに施工
する場合は、専用の強力な下塗り材(専用シーラーやプライマー)を適正に使用する必要
があります 。
③ 含有量(品質)による性能差が大きい
「シリコン塗料」と表記されていても、含まれているシリコン樹脂の割合(シリコン含有率)は製品によって異なります 。
極端にシリコン含有量が少ない低価格塗料の場合、耐用年数がウレタン塗料並みに短く
なってしまうケースもあります 。
製品カタログや施工業者の提案内容をしっかり確認することが大切です 。
5.樹脂別比較:アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機
塗料の性能や費用感を正しく理解するために、他の代表的な樹脂塗料との違いを比較一覧表で確認してみましょう 。
塗料の種類 | 耐用年数の目安 | 平米単価の目安(材工) | 主な特徴とメリット | デメリット・注意点 |
アクリル塗料 | 3〜5年 | 1,200〜1,800円/㎡ | 非常に安価、DIYや一時的な塗替え向け | 紫外線に弱く耐用年数が短すぎる |
ウレタン塗料 | 8〜10年 | 1,800〜2,200円/㎡ | 密着性が高く柔らかい、木部や雨樋等に適する | シリコンに比べ耐久性・耐候性が劣る |
シリコン塗料 | 10〜15年 | 2,300〜3,500円/㎡ | コスパ抜群、耐候性・低汚染性のバランスが良い | ひび割れ追従性にやや注意が必要 |
フッ素塗料 | 15〜18年 | 3,800〜4,800円/㎡ | 高耐候性、ビルや商業施設、塗替え頻度を減らしたい家向け | 価格が高く初期費用(イニシャルコスト)が膨らむ |
無機塗料 | 20〜25年 | 4,500〜5,500円/㎡ | 最強の耐候性・超低汚染性・不燃性 | 塗膜が硬く非常に高価、施工技術が必要 |
6. シリコン塗料の種類と仕様(水性/油性・1液/2液・艶)
シリコン塗料を選ぶ際は、製品名だけでなく「溶剤(水性・油性)」「液型(1液・2液)」「艶(ツヤ)の段階」などの仕様を理解することが重要です 。
① 水性塗料 vs 油性(溶剤)塗料
水性シリコン塗料: 希釈剤に水を使用 。シンナー臭がほとんどなく、環境や近隣、住人に優しい 。現在の戸建て住宅外壁塗装の主流 。
油性(弱溶剤)シリコン塗料: 希釈剤に塗料用シンナーを使用 。密着性・耐久性が非常に高く、金属部(アルミ・ガルバリウム等)や寒冷地、低温時の施工に強みを発揮
します 。
② 1液型 vs 2液型
1液型(1液缶): 缶を開けて水やシンナーで希釈するだけでそのまま使える塗料 。
施工性が良く、価格も手頃 。
2液型(主剤+硬化剤): 使用直前に主剤と硬化剤を規定比率で混ぜ合わせて使う塗料 。反応硬化により緻密で強固な塗膜を形成し、耐用年数や付着力が1液型よりも高くなります 。
③ 艶(ツヤ)の段階
シリコン塗料には一般的に「艶あり(10分艶)」のほか、「7分艶」「5分艶」「3分艶」「艶消し(マット)」などの調整が可能な製品が多くあります 。
艶あり: 光沢があり新築のようなピカピカした仕上がり 。防汚性・耐候性を最大限発揮
艶消し・3分艶: 落ち着いた質感で高級感のある和風住宅やモダンな家にマッチ 。※艶消し材を混ぜる分、わずかに耐用年数が落ちる場合があります 。
7. 失敗しないシリコン塗料の選び方チェックリスト
ご自宅に最適なシリコン塗料を選ぶために、以下のチェックポイントを押さえて
おきましょう 。
メーカーと製品の実績を確認する
日本ペイント(パーフェクトトップ・ファインシリコンフレッシュ)、関西ペイント(コスモマイルドシリコン)、エスケー化研(エスケープレミアムシリコン・水性コンポシリコン)など、大手メーカーの定番ロングセラー・ベストセラー製品を選ぶと失敗がありません 。
付加機能(遮熱・超低汚染・防カビ・ラジカル制御)を考慮する
遮熱機能: 屋根や西日の強い外壁の表面温度上昇を抑える 。
ラジカル制御機能: 紫外による塗膜劣化物質(ラジカル)の発生を抑え、シリコン塗料でありながらフッ素に迫る耐久性を発揮する人気塗料 。
下地の種類に合っているか確認する
窯業系サイディング、モルタル、ALC、金属サイディングなど、ご自宅の外壁材に
適した下塗り材と上塗り材の組み合わせ(塗工システム)をプロに選定してもらい
ましょう 。
8. 施工のコツと職人目線での施工手順・トラブル対策
施工品質は、塗料の性能と同じくらい耐用年数を左右します 。
標準的な施工手順
足場仮設・飛散防止ネット張り: 安全確保と近隣への配慮 。
高圧洗浄: 外壁表面の汚れ、苔、チョーキング(旧塗膜の粉)をしっかり洗浄して乾燥させる 。
下地処理・シーリング打替え: ひび割れ補修、目地コーキングの打ち替え・打ち増し 。
下塗り(1回目): シーラーやフィラー、プライマーを塗り、塗料の密着性と下地の吸い込みを調整 。
中塗り(2回目 / シリコン上塗り1回目): 指定の膜厚を守ってシリコン塗料を塗布
上塗り(3回目 / シリコン上塗り2回目): 塗り残しがないよう丁寧に仕上げ塗りを行い、強固な塗膜を形成 。
職人が気をつける施工のポイントとトラブル防止策
乾燥時間の遵守:
各工程間で塗料メーカーが定める「塗り重ね乾燥時間(インターバル)」を必ず守ること 。未乾燥のまま重ね塗りすると剥がれや泡立ちの原因になります 。
希釈率の厳守:
水やシンナーで規定以上に薄めすぎると、塗膜が薄くなり耐用年数が極端に低下
します 。
天候・気温の管理:
気温5℃以下、湿度85%以上、雨や雪の日は塗膜の硬化不全を起こすため施工不可
とします 。
郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。
無理な勧誘は一切ありません。まずはプロの診断で、今の状態を正確に知ることから始め
ましょう。

まとめ:迷ったら「ライフプランと予算」から逆算しよう!
外壁シリコン塗料は、「手頃な価格で家を10〜15年間しっかり守りたい」「実績があり失敗しない安心な塗料を選びたい」という方に最もおすすめの選択肢です 。
「今後その家に何年住むか」「次の塗り替え予定をいつにするか」というライフプランに
合わせて、高機能なラジカル制御型シリコン塗料や遮熱シリコン塗料なども視野に入れ
ながら、信頼できる施工業者に相談して最適な塗料プランを選びましょう !
お問い合わせ・ご相談
「自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし
最適なメンテナンスプランをご提案いたします。
塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~














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