【プロが解説】外壁塗装の「下塗り・中塗り・上塗り」の違いとは?3回塗りが絶対に必要な理由
- 代表:盛合大翔

- 11 時間前
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はじめに:外壁塗装は「3回塗り」が基本ルール
外壁塗装の御見積書を見たり、業者の説明を受けたりした際に、「なぜ同じ場所を3回も塗るのだろうか?」「安く済ませるために2回塗りにできないのか?」と疑問に思ったことはありませんか?
結論から申し上げますと、外壁塗装の工程は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回に分けて塗装を行うのが基本中の基本です 。これは単に手間をかけているわけではなく、それぞれの工程に塗料の性能を100%引き出し、お住まいを長持ちさせるための明確な役割と目的があるからです 。
本記事では、外壁塗装を初めてご検討される方に向けて、下塗り・中塗り・上塗りの決定的な違いと、なぜ3回塗りが必須なのか、そして手抜き工事を見抜くための重要なチェック
ポイントを分かりやすく徹底解説いたします 。
~目次~
【プロが解説】外壁塗装の「下塗り・中塗り・上塗り」の違いとは?3回塗りが絶対に必要な理由
・塗料と外壁材を強力に密着させる接着剤の役割
・塗料の異常な「吸い込み」を防ぎ、色ムラを無くす
・ひび割れ(クラック)や凹凸の補修と下地調整
・圧倒的な「塗膜の厚み」を確保し、耐久性を劇的に高める
・上塗りの密着性を高め、色ムラを完全に防ぐ
・ 建物の「美観」を最終決定する
・紫外線や雨水から家を守る「保護機能」の完成
・見積書の内訳をチェックする
・「中塗り」と「上塗り」の色をあえて少し変えてもらう
・「施工写真」の提出を義務付けているか
・外壁塗装は3回塗りで初めて完成する
1.外壁塗装における「下塗り」の役割と重要性

「下塗り(したぬり)」は、外壁塗装における最初の塗装工程であり、塗装全体の品質と寿命を左右する最も重要な土台作りです 。 女性のメイクに例えるなら、ファンデーションを塗る前の「化粧下地」のような役割を果たします 。下塗りをせずにいきなり色付きの塗料を塗っても、すぐに剥がれてしまいます 。
下塗りには主に「シーラー」「プライマー」「フィラー」と呼ばれる専用の下塗り材が使われ、以下のような3つの重要な役割を持っています 。
① 塗料と外壁材を強力に密着させる接着剤の役割
下塗り材の最大の目的は、これから塗る上塗り塗料と、劣化した外壁材(素地)とをしっかりとくっつける接着剤(両面テープ)のような役割を果たすことです 。 下塗りを怠ると
いくら高価で高性能な仕上げ塗料を使用しても外壁に定着せず、施工後わずか数年で塗膜がボロボロと剥がれたり、浮き上がったりする施工不良を引き起こします 。
② 塗料の異常な「吸い込み」を防ぎ、色ムラを無くす
紫外線や雨風でダメージを受けたモルタルやサイディングなどの外壁は、表面がカサカサに乾燥しており、水分や塗料をスポンジのように吸い込みやすい状態になっています 。 この吸い込みが激しい状態で仕上げ塗料を塗ると、塗料が外壁内部に吸い込まれてしまい、表面に十分な塗膜が残りません 。結果としてツヤが出ず、見栄えの悪い色ムラが発生してしまいます 。下塗り材は、この「吸い込み」を事前に止める重要な役割を担っています 。
③ ひび割れ(クラック)や凹凸の補修と下地調整
経年劣化した外壁には、目に見えない無数の細かなひび割れ(ヘアクラック)や、表面のザラつき・凹凸が存在します 。 特に「フィラー」と呼ばれる少し粘り気のある下塗り材を使用することで、これらの小さな溝や傷をなめらかに埋め、上塗り塗料が美しく仕上がるための平滑なキャンバスを作り上げます 。
2.外壁塗装における「中塗り」の役割と重要性

「中塗り(なかぬり)」は、下塗りが完全に乾燥した後に行う、2回目の塗装工程です。基本的には次に行う「上塗り」と全く同じ塗料を使用するため、「上塗り1回目」と呼ばれることもあります 。 同じ塗料を塗るなら1回で済ませてしまえば良いのでは?と思われるかもしれませんが中塗りを省略することは絶対にNGです 。
① 圧倒的な「塗膜の厚み」を確保し、耐久性を劇的に高める
中塗りの最大の目的は、メーカーが規定している「塗膜の厚み(膜厚)」をしっかりと確保することです 。 塗料は1回塗っただけでは非常に薄く、目に見えないピンホール(小さな穴)が開いていたり、塗り残しが発生したりします 。この薄い状態では、太陽の紫外線や雨水から建物を守る力が弱く、塗料本来の耐用年数を迎える前に劣化してしまいます 。中塗りで適切な厚みを持たせることで、初めて外壁を長期間保護する強靭なバリアが完成します 。
② 上塗りの密着性を高め、色ムラを完全に防ぐ
下塗りをしてあるとはいえ、1回目の仕上げ塗料(中塗り)の段階では、下地の色がうっすらと透けて見えたり、ローラーの跡が残ったりして色ムラが出やすい状態です 。 中塗りでしっかりと全体の色とベースを整えることで、次の上塗りで塗料が均一に広がりやすくなり、結果としてムラのない美しい発色と光沢を生み出すことができます 。
なぜ「1回で厚く塗る」のはダメなのか?
「それなら、1回でドバッと大量に厚塗りすれば手間が省けるのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、塗料には一度に塗れる「適正な塗布量」が厳密に決まっています 。 一度に規定以上の量を分厚く塗ってしまうと、表面だけが先に乾いてしまい、内部に水分やガスが閉じ込められ、後々「塗膜の膨れ」や「ひび割れ」「垂れ」といった重大な欠陥を引き起こします 。そのため、中塗りと上塗りの「2回に分けて薄く塗り重ねる」ことが必須なのです 。
3. 外壁塗装における「上塗り」の役割と重要性

「上塗り(うわぬり)」は、外壁塗装の最終仕上げとなる3回目の塗装工程です。中塗りでしっかりと厚みを持たせた塗膜の上に、さらに同じ仕上げ塗料を塗り重ねていきます 。 お住まいの印象と寿命を決定づける、まさに総仕上げの工程です。
① 建物の「美観」を最終決定する
上塗りは、外から一番目に見える最表層の部分です 。中塗りの段階で発生したわずかな色ムラや刷毛跡を完全に覆い隠し、お客様が選んだ塗料の色合い、ツヤ、質感を最大限に美しく引き出します 。住宅の顔となる部分ですので、職人の丁寧な技術と細やかな心配りが最も求められる工程です 。
② 紫外線や雨水から家を守る「保護機能」の完成
シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料など、お客様がこだわって選んだ塗料には「防汚性」「防藻・防カビ性」「遮熱・断熱性」など様々な付加機能が備わっています 。 上塗りをメーカーの規定通りにしっかりと行うことで、これらの機能が100%発揮され、厳しい風雨や過酷な紫外線による外的ダメージからお住まいを強固に保護することができます 。
4. 失敗しないために!守るべき「乾燥時間」のルール

下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りをただ行えば良いというわけではありません。各工程の間に、塗料をしっかりと乾かすための「乾燥時間」を適切に設けることが非常に重要です
乾燥不足は致命傷になる 塗料が完全に乾ききっていない状態(内部に水分が残った状態)で次の塗料を塗り重ねてしまうと、後から内部の水分が蒸発しようとして、塗膜がポコポコと膨れたり、すぐに剥がれたりする原因になります 。
天候と気温の見極め 塗料の乾燥時間は、季節や気温、湿度によって大きく変動します。塗料メーカーの施工マニュアルには「気温〇度の場合は〇時間以上の乾燥が必要」と厳密に定められています 。湿度が85%を超える日や、気温が5度以下の日は塗装作業自体を中止するのが優良業者の正しい判断です 。
もし、業者の作業が異様に早く「1日で下塗りから上塗りまで全て終わった」というような場合は乾燥時間を守っていないか、工程を飛ばしている悪徳業者の可能性が高いので
注意が必要です 。
5.業者選びのポイント!手抜き工事(3回塗りをしていない)を見抜く方法
残念ながら、見積もりには「3回塗り」と記載しておきながら、見えないことをいいことに中塗りを省略して「2回塗り」で済ませたり、塗料を極端に薄めて使ったりする悪徳業者が存在します 。 大切な我が家を守るために、以下のポイントをチェックして信頼できる業者を選びましょう。
見積書の内訳をチェックする
「外壁塗装工事 一式」としか書かれていない見積書は危険です。「下塗り」「中塗り」「上塗り」それぞれの工程が明確に記載され、どのメーカーの何の塗料を何缶使うのか(塗布面積と使用缶数)が詳細に書かれているかを確認しましょう 。
「中塗り」と「上塗り」の色をあえて少し変えてもらう
中塗りと上塗りは同じ塗料を使うため、乾いてしまうと素人目には2回塗ったのか3回塗ったのか判別がつきません 。そこで、優良業者の中には手抜き工事への不安を払拭するために、「中塗りの色を、上塗りの色から少しトーンを変えて塗装する」という方法を提案してくれるところがあります 。これなら、別の色が塗られていることが一目で分かり、確実に3回塗られたことが証明されます 。
「施工写真」の提出を義務付けているか
足場が外れて塗装が完成した後は、下塗りや中塗りの状態を確認することは絶対に不可能です 。そのため、各工程(下地処理、下塗り、中塗り、上塗り)ごとに、黒板などに日付を持った状態で写真を撮影し、工事完了後に「施工報告書」としてまとめて提出してくれる業者を選びましょう 。記録を残す姿勢がある業者は、自分の仕事に責任と自信を持っています。
6. 外壁塗装のよくある質問一覧

外壁塗装の「下塗り・中塗り・上塗り」に関して、よく寄せられる疑問とその回答(FAQ)をまとめました。
Q1: なぜ外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回も塗る必要があるのですか?
A: 外壁塗装では、それぞれ異なる役割を持つ工程を重ねることで、塗料本来の性能を最大限に発揮させるためです 。具体的には、下塗りで下地を整えて塗料の密着力を高め、中塗りで耐久性に必要な塗膜の厚みを確保し、上塗りで美観や防水・防汚といった最終的な機能を仕上げます 。
Q2: 費用を抑えるために「中塗り」を省略して2回塗りにすることはできますか?
A: 中塗りの省略は、施工不良や早期劣化の大きな原因となるため推奨されません。中塗りを省くと塗膜の厚みが不足し、塗料本来の耐久性や防水性が発揮されず、3〜5年という短期間で剥がれやひび割れが起きるリスクが高まります 。また、上塗りだけでは色ムラが隠しきれず、仕上がりの見栄えも悪くなってしまいます 。
Q3: 「下塗り」にはどのような役割があるのですか?
A: 下塗りは、外壁材(素地)と上塗り塗料をしっかり密着させる「接着剤」のような役割を果たします 。また、傷んだ外壁が塗料を過剰に吸い込むのを防いだり、小さなひび割れや表面の凹凸を埋めて平滑に整えたりする、塗装全体の土台作りに欠かせない工程です 。
Q4: 「中塗り」と「上塗り」は同じ塗料を使うのに、なぜ1回で厚く塗らないのですか?
A: 塗料には、一度に塗布できる適正な量がメーカーによって決まっているためです 。一度に大量の塗料を塗って厚みを出そうとすると、塗膜の中に水分やガスが閉じ込められ、後から塗膜の膨れや剥がれ、色ムラといった施工不良を引き起こします 。そのため、決められた塗布量の範囲で2回に分けて塗り重ね、適切な厚みを確保する必要があります 。
Q5: 業者が本当に3回塗ってくれたか、素人でも確認する方法はありますか?
A: 大きく分けて2つの有効な確認方法があります。
施工写真を提出してもらう: 作業が進むと見えなくなってしまう「下塗り」や「中塗り」の工程について、確実に施工したことが分かる写真の提出を業者に依頼しましょう 。
中塗りと上塗りの色を変える: 「中塗り」と「上塗り」であえて少し異なる色の塗料を使用してもらうことで、3回塗られたことが目視で分かりやすくなり、塗り残しや手抜きの防止につながります 。
Q6: 塗装と塗装の間には、どれくらいの乾燥時間が必要ですか?
A: 塗料の種類や当日の気象条件によって変動しますが、おおむね各工程の後に3〜5時間程度の乾燥時間が必要です 。塗料メーカーが規定する乾燥時間を守らず、乾ききっていない状態で次の塗料を塗り重ねてしまうと、内部に水分などが残り、早期の剥離や気泡の発生につながるため、しっかりとした乾燥の管理が重要です 。
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ましょう。

まとめ:外壁塗装は3回塗りで初めて完成する
外壁塗装における「下塗り」「中塗り」「上塗り」の違いと役割について解説いたしました
下塗り:塗料を密着させ、下地を整える接着剤
中塗り:塗膜の厚みを確保し、保護機能のベースを作る
上塗り:美観を決定し、お住まいを外的要因から守り抜く総仕上げ
どれか一つでも欠けたり、乾燥時間が不十分だったりすると、どんなに高級な塗料を使っても数年でダメになってしまいます 。外壁塗装は塗料という「半製品」を、職人の腕と正しい工程で「完成品」にする作業です 。価格の安さだけで判断せず、正しい知識を持って「基本の3回塗り」を実直に行ってくれる業者を見極めることが、外壁塗装成功の最大のカギとなります 。
福島県郡山市近郊での外壁塗装・屋根塗装・防水リフォームなら、「塗り替え専門店いろことば」にお任せください!
私たちは、地元郡山に根差した外壁塗装のプロフェッショナルとして、本日解説した「下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り」の基本を徹底して遵守しております。
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お問い合わせ・ご相談
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塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~
















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