水性塗料のメリット・デメリットと選び方!油性塗料との違いやプロが教える塗装のコツまで徹底解説
- 代表:盛合大翔

- 9 時間前
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DIYの普及や住宅リフォームへの関心の高まりに伴い、個人でもプロの現場でも「塗料選び」に注目が集まっています 。しかし、いざホームセンターの棚を見たり、塗装業者から見積もりを取ったりすると、その種類の多さに圧倒されてしまう方は少なくありません 。
塗料は大きく分けて「水性塗料」と「油性塗料」の2種類に分類されますが、一昔前までは「耐久性を求めるなら油性一択」と言われていた時代もありました 。しかし、現代の技術革新は目覚ましく、水性塗料の性能は飛躍的に向上しています 。
本記事では、水性塗料の基礎知識から、油性塗料との具体的な違い、メリット・デメリット、失敗しない選び方、そしてプロが実践する正しい塗り方や保管方法までを網羅的に解説します 。あなたの用途にぴったりの塗料が必ず見つかるはずです 。
~目次~
水性塗料のメリット・デメリットと選び方!油性塗料との違いやプロが教える塗装のコツまで徹底解説
・塗料が持つ「3大機能」
・塗料を構成する4つの基本成分
・気温や湿度などの天候に乾燥時間が左右されやすい
・ 完全乾燥するまでは水(雨)に非常に弱い
・金属(アルミ・ステンレスなど)への密着性が低い
・結局、どちらを選ぶべき?
・塗装する「素材」を確認する
・「使用場所」を考慮する(室内 vs 屋外)
・「樹脂の種類(耐久性)」で選ぶ
・求める「仕上がり(光沢度)」を選ぶ
・正しい保管方法
・余った塗料の処分方法
・正しい知識を持って快適な塗装ライフを!
1.そもそも塗料とは?知っておきたい基本成分と3大機能

水性塗料の詳しい特徴に入る前に、まず「塗料」そのものが持つ役割と、どのような成分で成り立っているのかを理解しておきましょう 。
塗料が持つ「3大機能」
塗料を対象物の表面に塗布することには、単に見栄えを良くするだけではない重要な目的があります 。
美観を与える(美装性) 対象物を好みの色や模様、光沢(ツヤ)に仕上げ、美しく見せる機能です 。周囲の景観と調和させたり、逆に目立たせたりすることができます 。
対象物を保護する(保護性) 塗装によって作られる「塗膜(とまく)」が、紫外線や雨風、酸性雨などの外的要因をブロックします 。これにより、建物や木材、金属の劣化を防ぎ、寿命を大幅に延ばします 。
特別な機能を与える(機能性) 遮熱性、耐火性、耐薬品性、防カビ性、防藻性など、塗料ごとに付加価値のある特殊な機能を持たせることが可能です 。
塗料を構成する4つの基本成分
塗料は主に以下の4つの成分が混ざり合うことで、それぞれの性質や役割を発揮しています
顔料(がんりょう):塗料の色を決める粉末状の成分です 。色をつけるだけでなく、錆を防ぐ「錆止め顔料」や、塗料の作業性を高める「体質顔料」もあります 。
樹脂(じゅし):塗膜の耐久性や寿命などの「性質」を左右する最重要成分です 。アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などの合成樹脂があり、どれを使うかで塗料のグレードが決まります 。
添加剤(てんかざい):塗料の泡立ちを防いだり、保管中に成分が沈殿するのを防いだり、防カビなどの機能を付与するための補助成分です 。
溶剤・希釈剤(ようざい・きしゃくざい):顔料や樹脂を溶かし、塗りやすい液体の状態にするための液体です 。この希釈剤に「水」を使用するものが水性塗料であり、「有機溶剤(シンナーなど)」を使用するものが油性塗料となります 。
2.水性塗料とは?なぜ今選ばれているのか

水性塗料とは、先述の通り「希釈剤(薄め液)として水を使用する塗料」の総称です 。
以前の水性塗料は「雨で落ちてしまいそう」「耐久性が低くて外壁には使えない」といったマイナスのイメージを持たれがちでした 。
しかし近年の技術革新により、乾燥して一度しっかりと硬化した水性塗料は、雨に濡れても溶け出すことは一切ありません 。さらに、外壁や屋根といった厳しい屋外環境でも10年以上の耐久性を発揮する高機能な水性塗料が数多く開発され、現在のプロの塗装現場でも主役に躍り出ています 。
環境問題への配慮や安全性の観点からも、建築塗装における水性塗料のシェアは年々拡大しています 。
3.水性塗料の圧倒的な7つのメリット

DIY初心者からプロの職人にまで水性塗料が強く推奨されるのには、以下のような明確なメリットがあるからです 。
① 環境に優しくVOC排出量が極めて少ない
油性塗料に含まれるシンナーなどの有機溶剤は、大気汚染や地球温暖化の原因となる「VOC(揮発性有機化合物)」を排出します 。環境省の調査でも塗料由来のVOC排出は問題視されており、業界全体で削減が求められています 。水性塗料は主成分が水であるため、VOCの排出を大幅に抑えられ、地球環境に非常に優しい選択肢となります 。
② 人体に安全で嫌な臭いがほとんどしない
油性塗料特有の強烈な「シンナー臭」は、頭痛やめまい、シックハウス症候群などの体調不良を引き起こす原因になります 。一方、水性塗料は独特の刺激臭がほとんどなく、塗装作業中も快適に過ごせます 。室内塗装や、小さなお子様・ペットがいるご家庭でのリフォームでも安心して使用可能です 。
③ 火災の危険性が極めて低い(不燃性)
シンナーは引火性が高く、保管場所や作業現場での火気取り扱いに細心の注意を払う必要があります 。しかし、水性塗料は水をベースにしているため燃えにくく、消防法上の危険物にも該当しないケースが多いため、安全に保管・管理できます 。
④ 道具の後片付けや洗浄が「水」で簡単にできる
油性塗料を塗ったハケやローラーを洗うには、専用のシンナー(洗浄液)を用意しなければならず、手間もコストもかかります 。水性塗料であれば、使用した道具は使い終わった直後に水道水で洗い流すだけで綺麗になります 。万が一、手や皮膚に塗料がついてしまっても、石鹸と水で簡単に落とせる点もDIY初心者には嬉しいポイントです 。
⑤ 可使時間(作業可能時間)が長く扱いやすい
油性塗料、特に2液型(主剤と硬化剤を混ぜるタイプ)のものは、混ぜ合わせてから数時間で硬化が始まってしまうため、手早く塗り切る必要があります 。これに対して水性塗料は、使用後にしっかりとフタをして密閉保管すれば、翌日や後日でもそのまま使用を再開できるものが多く、作業を自分のペースで進められます 。
⑥ 豊富なカラーバリエーションと美しい仕上がり
インテリアの雰囲気に合わせた繊細な色合いから、外観を引き締める鮮やかな色まで、カラーラインアップが非常に豊富です 。ツヤの有無(全ツヤ・7分ツヤ・5分ツヤ・ツヤ消しなど)も細かく選べる製品が多く、理想通りの質感を実現できます 。
⑦ 多くの建築素材にそのまま密着する
モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、木材、一般的な壁紙(クロス)など、建物の多くの箇所にそのまま馴染み、高い密着性を発揮します 。
4.知っておくべき水性塗料のデメリットと注意点

多くのメリットを持つ水性塗料ですが、完璧な万能塗料というわけではありません 。失敗を避けるために、以下のデメリットや注意点をしっかりと把握しておきましょう 。
① 気温や湿度などの天候に乾燥時間が左右されやすい
水性塗料は塗料中の「水」が蒸発することで塗膜を形成します 。そのため、気温が低い日(5℃以下)や、湿度が極端に高い日(85%以上)は、水分の蒸発が進まずに乾燥が大幅に遅れてしまいます 。冬場などの施工では、工期が長くなる可能性があることを考慮しなければなりません 。
② 完全乾燥するまでは水(雨)に非常に弱い
一度乾いてしまえば強固な耐水性を持ちますが、塗った直後から乾燥が完了するまでの間に雨に降られたり、結露が発生したりすると、塗料が流れてしまう原因になります 。そのため、屋外の塗装では「向こう数日間が晴天であること」を確認して作業を行う必要があります 。
③ 金属(アルミ・ステンレスなど)への密着性が低い
水性塗料は、ツルツルとした金属の表面にはじかれやすく、そのまま塗ると早期に剥がれてしまう傾向があります 。鉄部やアルミ、ステンレスなどに水性塗料を塗りたい場合は、事前に目の細かいサンドペーパーで表面をこすって傷をつける「ケレン作業(目荒らし)」を行ったり、金属専用の油性下地材(プライマーやサビ止め)を塗ったりする事前の下地処理が必須です 。
5.水性塗料と油性塗料の違いを徹底比較
塗料選びの迷いを無くすために、水性塗料と油性塗料の特徴的な違いを表と解説で比較してみましょう 。
比較項目 | 水性塗料 | 油性塗料(溶剤塗料) |
希釈剤(薄め液) | 水 | シンナーなどの有機溶剤 |
臭い | ほとんど無い(室内でも快適) | 非常に強い(シンナー臭) |
安全性・引火性 | 引火性が無く、安全性が高い | 引火性が高く、火気厳禁 |
道具の洗浄 | 水で洗い流せる | 専用のシンナーが必要 |
乾燥時間の特徴 | 気温や湿度に大きく影響される | 環境に左右されにくく、比較的早い |
密着しやすい素材 | コンクリート、木、サイディング | 金属、鉄部、あらゆる硬質素材 |
価格帯(グレード差) | 油性とほぼ同等(コストを抑えやすい) | 塗料自体の価格は水性と同等だが溶剤代がかかる |
結局、どちらを選ぶべき?
水性塗料が向いているケース:
DIY初心者の方、室内や換気が十分にできない場所を塗る場合、住宅密集地で近隣への臭いトラブルを避けたい場合、小さな子供やペットがいる家庭環境 。
油性塗料が向いているケース:
鉄部の面積が広い場合(フェンスやスチール物置など)、常に紫外線や激しい雨風に晒される高耐久が必要な箇所、冬場や天候が不安定な時期にスピーディーに乾燥させたい場合 。
6.失敗しない!水性塗料の選び方4つのポイント

ホームセンターやネットショップで水性塗料を選ぶ際は、以下の4つのステップに沿って製品を絞り込んでいきましょう 。
① 塗装する「素材」を確認する
まずは塗りたい対象の素材が何かを特定します 。
木部用、コンクリート・モルタル用、プラスチック用、ビニールクロス用など、パッケージには必ず「適応素材」が記載されています 。
金属を塗る場合は、「鉄部用」と明記されているものか、事前に専用の下塗り材を用意しましょう 。
② 「使用場所」を考慮する(室内 vs 屋外)
室内用塗料:臭いが極限まで抑えられ、シックハウス対策の最高基準である「F☆☆☆☆(エフフォースター)」を取得している安全性の高いものを選びます 。
屋外用塗料:雨や紫外線に強い「耐候性」の高い製品を選びます 。パッケージに「外壁用」「門扉・フェンス用」などの記載があるか確認してください。
③ 「樹脂の種類(耐久性)」で選ぶ
塗料の寿命は、含まれている樹脂のグレードによって全く異なります 。予算と「次にいつ塗り替えるか」の計画に合わせて選びましょう 。
アクリル樹脂(寿命:約3〜5年):安価だが劣化が早い 。こまめに模様替えしたいDIY向き 。
ウレタン樹脂(寿命:約5〜7年):柔らかく密着性が高い 。木部や細かなパーツ向き
シリコン樹脂(寿命:約10〜12年):価格と耐久性のバランスが最も良く、現在の住宅外壁塗装の主流 。
フッ素樹脂(寿命:約15〜20年):非常に高価だが、圧倒的な長寿命を誇る 。
④ 求める「仕上がり(光沢度)」を選ぶ
同じ色でも、ツヤの度合いによって印象はガラリと変わります 。
グロス(ツヤあり):ピカピカとした光沢があり、汚れが付きにくく水拭きしやすいのが特徴。屋外や水回りに向いています。
マット(ツヤ消し):光沢を抑えた落ち着いた質感になります 。室内のインテリア壁紙や、北欧風・アンティーク風の家具塗装に大人気です。
7.プロが教える!水性塗料の正しい塗り方と6つのコツ
水性塗料を使ってムラなく、綺麗に、そして長持ちさせる仕上がりを手に入れるためには、プロも実践している以下の手順とコツを守ることが大切です 。
1. 下地処理(素地調整)を徹底的に行う
塗装の仕上がりの8割は「下地処理」で決まると言っても過言ではありません 。
塗る面のゴミ、ホコリ、油分、カビを完全に拭き取ります 。
古い剥がれかけた塗膜やサビがある場合は、ワイヤーブラシやサンドペーパーを使って綺麗に削り落としてください(ケレン作業) 。
表面が滑らかすぎる素材には、あえてサンドペーパーで軽く傷をつけることで、塗料の食いつき(密着性)が劇的に良くなります 。
2. 開封前に塗料を「これでもか」というほどよく混ぜる
塗料はボトルや缶の中で、色の成分(顔料)や樹脂が沈殿して分離しています 。フタを開ける前に容器をしっかり振るか、開けた後に綺麗な棒などを使って、底からすくい上げるように均一に混ぜ合わせてください 。混ぜ方が不十分だと、色ムラや乾燥不良の原因になります。
3. 水での「薄めすぎ」に絶対に注意する
水性塗料は「少し塗りにくい(粘り気がある)」と感じた場合、少量の水(通常は全体の5〜10%程度)を加えて扱いやすくすることができます 。しかし、サラサラになるまで水を入れすぎてしまうと、塗料本来の耐久性や隠ぺい力(下地を隠す力)が大幅に低下し、塗膜がポロポロと剥がれる原因になります 。基本は「原液のまま」か「ごく少量の希釈」に留めましょう 。
4. 「薄く均一に」が基本!重ね塗りで仕上げる
一度に厚く塗ろうとすると、液だれが起きたり、表面だけが乾いて中が半熟状態になる「縮み」というトラブルが起きます 。 ハケやローラーに塗料をつけすぎず、まずは1回目を薄く均一に引き伸ばすように塗ります 。その後、完全に乾いてから2回目を重ね塗り(上塗り)することで、ハケ目が消えて美しい均一な発色になります 。
5. 指定された「乾燥時間」を必ず守る
1回目を塗り終わった後、すぐに2回目を塗ってはいけません。塗料の仕様書に記載されている「重ね塗り乾燥時間(春・夏なら約2時間、冬なら約4時間以上など)」を必ず守り、触っても手につかないレベルまで完全に乾かしてから次の工程に進みましょう 。
6. 用途に合った適切な道具を選ぶ
平らで広い面を塗るなら「ローラー」、細かい隙間や角を塗るなら「ハケ(刷毛)」を使い分けます 。水性塗料には、水を含んでも毛先がヘタれにくい「水性塗料専用の化繊ハケ」を選ぶと、ハケ跡が残りにくく綺麗に塗ることができます。
8. 水性塗料の正しい保管方法と余った場合の処理
塗装が終わった後、余った塗料を適当に放置してしまうと、次につかう時に固まって使えなくなってしまいます 。
正しい保管方法
容器のフタの周りを綺麗にする:容器の縁に塗料がついたままフタを閉めると、次回開かなくなったり、隙間から空気が入って中身が乾燥したりします。綺麗に拭き取ってから完全に密閉しましょう。
直射日光・高温多湿・凍結を避ける:水性塗料は水分を含んでいるため、0℃以下になると「凍結」して成分が分離し、元に戻らなくなります 。必ず日光の当たらない、冬場でも凍結しない冷暗所で保管してください。
余った塗料の処分方法
水性だからといって、余った液体の塗料をそのままキッチンのシンクや下水道に流してはいけません。環境汚染につながるほか、配管内で固まって詰まる原因になります。
量が少ない場合は、新聞紙や古布に塗り広げて完全に乾かし、「可燃ゴミ」として廃棄します。
量が多い場合は、ホームセンターなどで売られている「塗料固化剤」を使って固めてから捨てるか、自治体のゴミ処分ルールに従って回収に出してください。
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まとめ:正しい知識を持って快適な塗装ライフを!
環境や人体への安全性が高く、嫌な臭いもしない水性塗料は、現在のDIYや住宅リフォームにおいて間違いなく「新常識」といえる最適な選択肢です 。近年の製品は耐久性も申し分なく、適切な下地処理と塗り方の基本さえ守れば、プロ顔負けの美しい仕上がりを長く維持することができます 。
「室内を明るい色に塗り替えたい」「外壁のメンテナンスを安全に行いたい」と考えている方は、ぜひ今回のガイドを参考に、最適な水性塗料を選んでみてください 。正しく扱えば、塗装はあなたの住まいをより快適で美しい空間へと生まれ変わらせてくれる素晴らしい手段になります 。
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塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
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【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~
















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