【完全版】外壁の白化現象とは?チョーキングと白華(エフロ)の原因・リスク・対策を専門家が徹底解説!
- 塗り替え専門店いろことば代表:盛合大翔

- 6月15日
- 読了時間: 20分

「晴れた日に自宅の外壁に触れたら、指先が真っ白になった」 「雨が上がった後、モルタルやコンクリートの壁に白いシミや筋のようなものが浮き出ている」
このようなお住まいの外壁の変化を見て、不安を感じていませんか?
外壁が白くなるトラブルは、一般的に「外壁の白化現象(はっかげんしょう)」と呼ばれます。しかし、実はこの白化現象には「チョーキング現象」と「白華現象(エフロレッセンス)」という、原因も対策も全く異なる2つの症状が存在することをご存知でしょうか。
これらを混同して間違ったDIYお手入れをしてしまうと、外壁材を傷めたり、建物の寿命を縮めてしまったりする恐れがあります。
本記事では、外壁塗装・メンテナンスのプロの視点から、2つの白化現象のメカニズム、見分け方、放置するリスク、そして具体的な対策・予防方法までを分かりやすく解説します。大切な我が家の美観と耐久性を守るためのバイブルとして、ぜひ最後までお読みください。
~目次~
【完全版】外壁の白化現象とは?チョーキングと白華(エフロ)の原因・リスク・対策を専門家が徹底解説!
・1.1 チョーキング現象(白亜化)とは?
・1.2 白華現象(エフロレッセンス)とは?
・1.3 よくある3つの勘違い
・2.1 チョーキングが発生するメカニズム
・2.2 原因①:紫外線・雨風による「経年劣化」
・2.3 原因②:塗料の耐用年数(寿命)を超えている
・2.4 原因③:業者の施工不良・塗料の選定ミス
・3.1 白華現象が発生するメカニズム
・3.2 白華現象の種類:一次白華と二次白華
・3.3 白華を引き起こす具体的な3つの原因
・4.1 チョーキングを放置するリスク
・ 4.2 白華現象を放置するリスク
・6.1 チョーキング現象の対処法
・6.2 白華(エフロレッセンス)現象の対処法
・7.1 プロが対応する場合の工事の流れ
・7.2 白華の再発を防ぐための4つのポイント(工事中の注意点
・外壁の白化は“住まいからの大切なサイン”
1. 外壁の「白化現象」には2種類ある!チョーキングと白華の違い

外壁が白くなる現象を正しく解決するためには、まず「何が原因で白くなっているのか」を正確に見極める必要があります。まずは、混同されがちな2つの現象の定義と違いを押さえましょう。
1.1 チョーキング現象(白亜化)とは?
チョーキング現象(別名:白亜化現象)とは、外壁の塗装膜(塗膜)が経年劣化し、塗料に含まれる成分が粉状になって表面に現れる現象を指します。
主な症状: 外壁を手で軽くこすると、黒板のチョークのような白い粉(あるいは外壁の色をした粉)が指にべっとりと付着する。
発生する場所: 塗装が施されているすべての外壁(サイディング、モルタル塗装面など)。
1.2 白華現象(エフロレッセンス)とは?
白華現象(エフロレッセンス)とは、コンクリートやモルタル、レンガなどの建材内部に含まれる成分が、水分とともに表面に染み出し、空気中の二酸化炭素と反応して白く結晶化する現象です。
主な症状: 外壁のひび割れや目地から、白い筋、斑点、あるいはツララのような白い塊が浮き出てくる。触るとチョーキングのような単純な粉ではなく、カチカチに固まった結晶であることも多い。
発生する場所: モルタル外壁、コンクリート、タイル目地、レンガ、ブロック塀など。
1.3 よくある3つの勘違い
多くの人が陥りがちな誤解として、以下の3点が挙げられます。
チョーキングを単なる「砂ぼこりや汚れ」と思い込み、水洗いや掃除だけで済ませようとする
白華現象を「カビや塩害」と誤解して、効果のない市販の洗剤を撒いて放置してしまう
白いものが出ても「見た目が悪いだけで、外壁自体や構造には問題ない」と油断してしまう
【結論】
チョーキング = 塗膜(ペンキ)の寿命・劣化のサイン
白華(エフロ) = 建材内部への水分の侵入・化学反応のサイン
この違いを理解することが、住まいを長持ちさせる正しいメンテナンスの第一歩となります。
2.なぜ起こる?チョーキング現象のメカニズムと3大原因

まずは、外壁塗装の代表的な劣化サインである「チョーキング現象」について、なぜ発生するのかそのメカニズムと原因を深掘りします。
2.1 チョーキングが発生するメカニズム
外壁塗料は、主に以下の3つの成分で構成されています。
樹脂(合成樹脂): 塗膜を形成し、外壁を保護する主成分(シリコン、フッ素など)
顔料: 色を付けるための着色成分
添加剤・溶剤(水やシンナー): 塗料の性能を整え、塗りやすくするための成分
塗装が乾燥すると、樹脂が顔料を包み込む形で強固な「塗膜」を作ります。しかし、長年紫外線や雨風にさらされると、保護役である樹脂が徐々に分解・破壊されてしまいます。
樹脂が失われると、内部に閉じ込められていた顔料が保持できなくなり、粉状になって表面に露出します。これが、手で触ったときに付く白い粉の正体です。
特に、白系や淡い色(クリーム色やアイボリーなど)の塗料には「酸化チタン」という白色顔料が多く使われていますが、この酸化チタンは紫外線を浴びると「ラジカル」という劣化因子を発生させる性質があり、チョーキングがより顕著に起こりやすいという特徴があります。
2.2 原因①:紫外線・雨風による「経年劣化」
チョーキングの最も一般的な原因は、自然環境による経年劣化です。
家がある限り、外壁は365日24時間、太陽からの強い紫外線、熱、雨、風、砂ぼこりといった過酷な環境に晒されています。どんなに高級な塗料を塗っても、時間の経過とともに樹脂は少しずつ分解されていきます。
メーカーが想定している塗料の耐用年数(一般的に10年〜15年前後)の付近で発生するチョーキングは、ごく自然な寿命のサインと言えます。
2.3 原因②:塗料の耐用年数(寿命)を超えている
前回の外壁塗装から長い年月が経過し、塗料自体の寿命を完全にオーバーしているケースです。
塗膜としての機能が完全に消失しているため、外壁全体で激しいチョーキングが発生します。
2.4 原因③:業者の施工不良・塗料の選定ミス
もし、前回の外壁塗装から「わずか3〜5年以内」など、耐用年数の半分にも満たない時期にチョーキングが発生した場合、それは自然劣化ではなく「施工不良」の可能性が極めて高いです。 具体的には、以下のような手抜き工事や知識不足が原因として挙げられます。
高圧洗浄・乾燥の不足: 古い塗膜や汚れを十分に落とさないまま上から塗装したり、洗浄後の水分が乾ききらないうちに塗ったりすると、塗料が下地に密着せず早期に劣化します。
気候条件を無視した施工: 雨の日や湿度が高すぎる日(85%以上)、または気温が低すぎる日(5℃未満)に無理やり塗装を行うと、塗膜が正常に形成されません。
塗料の規定以上の希釈: 塗料を水やシンナーで規定以上に薄めてカサ増しすると、塗膜が薄くなり、本来の耐久性をまったく発揮できなくなります。
撹拌(かくはん)不足: 塗料を使用する前にしっかりと混ぜ合わせないと、成分が分離したまま塗装することになり、早期劣化の原因になります。
環境に合わない塗料選定: 例えば、潮風の影響を強く受ける沿岸部(塩害地域)であるにもかかわらず、耐候性の低い一般的な塗料を使用してしまうようなケースです。
3.なぜ起こる?白華現象(エフロレッセンス)のメカニズムと発生原因

次に、もう一つの白化現象である「白華(エフロレッセンス)」について解説します。こちらは塗装の劣化というよりも、建材と「水」が引き起こすトラブルです。
3.1 白華現象が発生するメカニズム
白華現象が発生するには、「水分(雨水や湿気)」「石灰分(セメント成分)」「蒸発(乾燥)」という3つの要素が不可欠です。
水分の侵入: 外壁のひび割れやシーリングの隙間から、雨水や結露などの水分がコンクリート・モルタルの内部に侵入します。
石灰分の溶解: 侵入した水分が、セメントの主成分である「水酸化カルシウム(石灰分)」を溶かし込みます。
表面への移動と蒸発: 石灰分を含んだ水分が、外壁の表面や隙間へと染み出てきます。その後、水分の「水」だけが天日で蒸発します。
結晶化: 表面に残された水酸化カルシウムが、空気中の二酸化炭素(CO2)と化学反応を起こし、不溶性の「炭酸カルシウム」に変化します。これが白い粉や塊となって定着します。
3.2 白華現象の種類:一次白華と二次白華
白華現象には、発生するタイミングや原因によって2つの種類に分けられます。
一次白華(施工直後の白華): コンクリートやモルタルを施工(打設)した直後、建材が乾燥していく過程で内部の余剰な水分が表面に移動して起こる現象です。梅雨時期や冬場など、気温が低く湿度の高い、じわじわと乾燥が進む環境で発生しやすくなります。これは施工プロセスにおいてある程度避けられない側面もあります。
二次白華(経年劣化による白華): 建物が完成してから数年〜数十年が経過した後に発生する白華です。建物の経年劣化によって外壁に隙間ができ、そこから外部の雨水が慢性的に侵入し続けることで発生します。私たちが特に注意し、早急に対策しなければならないのは、この「二次白華」です。
3.3 白華を引き起こす具体的な3つの原因
二次白華が発生しているということは、建物に以下のような不具合(水分の侵入経路)が生じている証拠です。
原因1:塗膜のひび割れ(クラック)や剥離 外壁の塗装が劣化してひび割れが起きると、そこから雨水がモルタル内部へ浸入します。
原因2:建材自体の高い吸水性 外壁材(コンクリートやコンクリートブロックなど)自体の防水性が切れてスカスカになり、雨水をスポンジのように吸収しやすくなっている状態です。
原因3:シーリング(コーキング)材の劣化・破断 サッシまわりやサイディング・タイルの目地を埋めているゴム状のシーリング材が、紫外線で硬化して割れたり隙間ができたりすることで、格好の水の侵入経路になります。
4.チョーキング・白華を放置する危険性とリスク

「ただ壁が白くなっているだけなら、見た目を気にしなければ放置してもいいのでは?」と考えるのは大間違いです。白化現象は、お住まいが発している「深刻なSOSサイン」です。放置するとどのような二次被害につながるのか、リスクを詳しく解説します。
4.1 チョーキングを放置するリスク
チョーキングを放置するということは、「完全に防水性が切れた外壁を無防備に晒し続ける」ということです。
リスク①:防水性能の低下と雨水の染み込み 塗膜の最大の役割は「お家を雨から守る(防水)」ことです。チョーキングが進んだ外壁は撥水性を失っているため、雨が降るたびに外壁材そのものが水分を吸収してしまいます。
リスク②:外壁材そのものの致命的な劣化(反り・ひび割れ・カビ) 水分を含んだ外壁材(サイディングやモルタル)は、晴れると乾燥して収縮します。この「吸水・膨張」と「乾燥・収縮」を繰り返すことで、外壁材に大きな負荷がかかり、ボードの反り、大きなひび割れ、爆裂(コンクリートが中から割れる現象)を引き起こします。また、湿った外壁はカビや苔、藻が繁殖する絶好の温床となります。
リスク③:見た目の悪化と資産価値の低下 外壁全体が色あせ、ツヤを失い、触ると服が汚れる状態になります。建物全体の美観が損なわれ、中古物件としての資産価値も大きく目減りしてしまいます。
4.2 白華現象を放置するリスク
白華現象そのものは、炭酸カルシウム(骨組みの一部が溶け出たもの)であるため、人体に直接の害はありません。しかし、構造面において非常に恐ろしいリスクを孕んでいます。
リスク①:構造物(コンクリート・モルタル)の強度低下 白華が起きているということは、セメントの重要な結合成分である石灰分が内部からどんどん外へ流れ出していることを意味します。これを長期間放置すると、建材の内部がスカスカになり、構造的な強度が著しく低下します。
リスク②:内部の鉄筋のサビとコンクリートの破裂 コンクリートの内部には、強度を保つための鉄筋が入っています。通常、コンクリートは強いアルカリ性であるため内部の鉄筋はサビから守られていますが、雨水が侵入し続けて白華が進行すると、内部が徐々に「中性化」していきます。 中性化すると鉄筋がサビ始め、サビた鉄筋は体積が何倍にも膨張します。その結果、コンクリートを内側から破壊する「爆裂現象」が起き、最悪の場合、建物の寿命を致命的に縮めることになります。
リスク③:雨漏りの誘発と二次災害 内部への水分の侵入経路が完全に出来上がっているため、外壁の裏側を伝って室内のクロス(壁紙)にシミができたり、雨漏りが発生したりします。柱や土台などの木部が腐食し、シロアリの被害を誘発する原因にもなります。
5.あなたの家は大丈夫?自分でできるセルフチェック方法
専門の業者を呼ぶ前に、まずは自分でできる簡単なセルフチェックを行い、外壁の健康状態を確認してみましょう。
5.1 【チェック1】手や布でなぞってみる(チョーキングの確認)
もっともお手軽で分かりやすい方法です。乾いた状態の外壁を、指先や手のひらで軽くなぞってみてください。
白い粉がうっすら付く程度: 劣化の初期段階です。「そろそろメンテナンスの計画を立て始めよう」という時期です。
チョークのようにべったりと真っ白に付く: 劣化がかなり進行しています。塗膜の寿命が尽きかけている証拠ですので、早急な外壁塗装の検討が必要です。
(ポイント): 自宅の外壁が白やアイボリーなどの明るい色の場合、指の粉が見えにくいことがあります。その場合は、黒い布や黒い手袋(軍手など)を使ってこすると、粉が付着しているかどうかが一目で判別できます。
(注意点): チェックは1箇所だけでなく、複数の位置で行ってください。一部分だけの場合は、単なる「砂ぼこり」や飛散した汚れの可能性があります。異なる壁面でも同じように粉が付くなら、外壁全体の塗膜が均一に劣化しているサインです。
5.2 【チェック2】水をかけてみる
外壁にホースなどで水をかけてみる、あるいは雨の日の様子を観察します。
水をしっかり弾く: 塗膜の防水性が健在です。
水がじわーっと染み込んで外壁の色が濃く変わる: チョーキングが重度に進み、撥水性が完全に失われています。雨上がりに外壁がなかなか乾かない場合も同様に危険な状態です。
5.3 【チェック3】ツヤや色あせを確認する
新築時や前回の塗装直後はピカピカと輝いていた外壁が、どんよりとくすんで見えたり、部分的に色あせて(変色して)見える場合、表面が粉っぽくなりツヤを失っている状態、つまりチョーキングが始まっているサインです。
手の届かない高い場所や屋根などは、この「ツヤの有無」や「色あせ」を目視で確認しましょう。
5.4 【チェック4】雨上がりの白い筋や斑点(白華の確認)
モルタル壁やコンクリートの打ちっぱなし、タイルの目地周辺を観察します。
雨が降った後、乾くと決まった場所に白い粉を吹いたようなシミ、縦方向の白い筋、あるいは結晶の塊が浮き出てこないか確認します。
特に、窓サッシの四隅、換気口のまわり、外壁の大きなひび割れ周辺は白華が発生しやすいスポットです。
5.5 チェック時の「見落としがち」な盲点
セルフチェックを行う際は、以下の3つの盲点に注意してください。
日当たりの良い面(南面・西面)やバルコニーだけを見て安心しない: 紫外線が最も当たる南・西面やバルコニー面はチョーキングが最も早く出やすい場所ですが、逆に北側や日陰の面は水分が乾きにくいため、白華現象やカビ・苔が発生しやすい傾向にあります。全面をくまなくチェックしましょう。
高い位置の外壁を無視しない: 1階の手の届く範囲だけでなく、2階の窓まわりや屋根に近い部分(破風や軒天付近)も、双眼鏡などを使い目視で色あせがないか確認しましょう。
「古い家だから仕方ない」と諦めない: 経年劣化だからと放置すると、修繕不可能なレベルまで構造が傷んでしまいます。早期発見・早期治療が最もコストを抑える秘訣です。
6.正しい落とし方と対策:DIYでできること・できないこと

外壁の白化現象を見つけた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。自分で直せる範囲(DIY)と、プロの業者に任せるべき範囲の境界線を明確にします。
6.1 チョーキング現象の対処法
【DIYでの対応はおすすめできない!】
チョーキングを「汚れているだけだから、自分で高圧洗浄機やブラシを使って洗い流そう」と考える方が非常に多いですが、これは絶対にやってはいけません。
なぜなら、前述の通りチョーキングは汚れではなく「塗料の寿命」だからです。
洗い流したところで、外壁を保護する樹脂が復活するわけではありません。それどころか、劣化した塗膜を強い水圧やブラシでゴシゴシ擦ると、残っていたわずかな塗膜まで完全に破壊し、むき出しになった外壁材に直接大量の水を吸い込ませることになり、建物を急激に劣化させる原因になります。
【根本的な解決策は「外壁塗装」のみ】
チョーキングを根本的に解決する手段は、プロの手による「適切な下地処理(高圧洗浄やケレン作業)」を行った上での「外壁塗装のやり直し」しかありません。
6.2 白華(エフロレッセンス)現象の対処法
白華現象は、発生しているステージや範囲によっては、美観を戻すための一時的な処置としてDIYが可能な場合があります。
【DIY編:軽度な白華の落とし方】
白華の正体はアルカリ性の「炭酸カルシウム」ですので、酸性の物質を使って中和させることで溶かして落とすことができます。
ステップ1:水洗いとブラシでの擦り洗い 発生して間もないごく軽微な白華であれば、水とナイロンブラシ(またはタワシ)でこするだけでポロポロと落とせる場合があります。※外壁材を傷つける金属製のワイヤーブラシは使用しないでください。
ステップ2:クエン酸や中性洗剤の活用 水洗いで落ちない場合、市販の「クエン酸」を水に溶かしたもの(または、市販のトイレ用酸性洗剤、コンクリート用エフロ除去剤)を白華部分に塗布します。少し時間を置くと、化学反応で泡が立ち、結晶が柔らかくなります。そこをブラシで擦り落とし、最後に成分が残らないよう大量の水で完全に洗い流します。
【注意!NGな対応方法】
カビと勘違いして、塩素系のカビ取り剤(強アルカリ性)を使用しても、白華には一切効果がありません。また、頑固だからと強すぎる酸性洗剤を長時間放置したり、強アルカリ性の洗剤を使用したりすると、外壁材やコンクリートそのものを溶かしてボロボロにしてしまうため、自己判断での過度な薬品使用は避けてください。
【DIYの限界:表面をきれいにしても「再発」する】
DIYで白華をきれいに落とせたとしても、それはあくまで表面の結晶を取り除いた「応急処置」に過ぎません。白華の根本原因である「建物のどこかから水が侵入している」という問題を解決(隙間を補修)しない限り、次の雨が降れば確実に再発します。
7. 専門業者による根本的な解決プロセスと再発防止策
DIYでの対応に限界がある白化現象。プロの業者はどのようにしてこの問題を根本解決し、お住まいを蘇らせるのでしょうか。その具体的な施工の流れと、再発を防ぐための重要なポイントを解説します。
7.1 プロが対応する場合の工事の流れ
徹底的な建物診断(原因特定): チョーキングの進行度合いを測るとともに、白華が発生している場合は「どこから水が漏れ・侵入しているのか」を目視、打診、時には赤外線カメラなどを用いて経路を特定します。
足場架設と高圧洗浄: 飛散防止ネットを張り、プロ仕様の強力な高圧洗浄機を用いて、劣化した古い塗膜の粉(チョーキング成分)や白華の結晶を徹底的に洗い落とします。この「下地をすっぴんの状態にする」作業が、新しい塗料の密着性を決める最も重要な工程です。
下地調整・補修工事(最重要): * ひび割れ(クラック)補修: シーリング材やエポキシ樹脂などを注入し、水の侵入経路となる割れ目を完全に塞ぎます。
シーリングの打ち替え: 劣化した目地やサッシまわりのシーリングをすべて撤去し、新しい高耐久のシーリング材を隙間なく充填します。
爆裂・欠損補修: 内部の鉄筋がサビてコンクリートが剥がれている場合は、サビを落とし防錆処理をした上で、樹脂モルタル等で成形し直します。
外壁塗装(3回塗りが基本): * 下塗り: 傷んだ外壁材に新しい塗料をしっかり密着させるため、また建材の吸水性を止めるために、専用の下塗り材(フィラーやシーラー)を塗布します。
中塗り・上塗り: 美観を整え、長期にわたって紫外線や雨水から守るため、仕上げ塗料を2回重ね塗りして適切な厚みの塗膜を作ります。
7.2 白華の再発を防ぐための4つのポイント(工事中の注意点)
白華現象は「表面をきれいにするだけ」では根本解決になりません。再発を防ぐには
白華の原因となる「水分の侵入」をシャットアウトする必要があります。
そのためにも工事中に注意しておきたいポイントとして以下の4つが挙げられます。
ポイント①:高密着型の下塗り材で、塗膜の剥がれを防止する 下地と上塗り塗料を強力に接着させる下塗り材を選定し、将来的な塗膜の浮きや剥がれ、それに伴う水の侵入を防ぎます。
ポイント②:通気性に優れた塗料で、外壁内の湿気を逃がす 完全に水を遮断するだけでなく、建材内部にもともと含まれているわずかな水分や湿気を外に逃がす「透湿性(とうしつせい)」を持った塗料を選ぶことで、内側から塗膜が押し上げられて膨れたり、内部で白華が再発したりするのを防ぎます。
ポイント③:防水性の高いシリコン・フッ素・ラジカル制御塗料で水分の侵入を防止する 緻密で強固な塗膜を作る上塗り塗料を使用し、外部からの雨水の侵入を長期にわたって強力にブロックします。
ポイント④:必要に応じて、外壁材の交換や下地調整も実施する モルタルや下地そのものが中性化し、ボロボロに脆くなっている場合は、単に上から塗るだけでなく、痛んだ部分を削り落として左官仕事でやり直す、あるいは外壁材そのものを一部張り替えるといった抜本的な下地調整を行います。
郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。
無理な勧誘は一切ありません。まずはプロの診断で、今の状態を正確に知ることから始め
ましょう。

まとめ:外壁の白化は“住まいからの大切なサイン”
外壁の白化現象について、要点を振り返りましょう。
手で触って白い粉がつく「チョーキング」は、塗膜の防水性が切れた寿命のサイン。
壁に白い筋やシミが浮き出る「白華現象(エフロ)」は、建物の隙間から雨水が内部へ侵入している深刻なサイン。
どちらの現象も放置すると、外壁材のひび割れや反り、内部鉄筋のサビ、最悪の場合は雨漏りや建物の強度低下という大きなリスクにつながる。
表面だけを洗い流すDIYでは根本解決にならない。プロによる適切な原因特定、下地補修、そして耐久性の高い防水塗装(ラジカル制御やフッ素・無機など)が必要不可欠。
外壁に白い粉や筋を見つけたら、それはお家を建ててから、あるいは前回の塗装から、次回のメンテナンスを行うべき絶好のタイミング(最もコストパフォーマンス良く直せる時期)が来たという、お住まいからの親切な通知です。
気づいた段階で放置せず、信頼できる地元の専門業者へまずは「無料の外壁診断」を依頼し、大切な我が家の健康状態をプロの目で正確にチェックしてもらうことから始めてみてください。
早め早めの適切なケアこそが、愛着のあるお住まいを将来にわたって美しく、そして安全に維持するための唯一の近道です。
お問い合わせ・ご相談
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塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~














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