外壁塗装の命運を握る「下塗り」完全バイブル!役割・種類・選び方から失敗しない対策までプロが徹底解説
- 塗り替え専門店いろことば代表:盛合大翔

- 7月18日
- 読了時間: 18分

~目次~
外壁塗装の命運を握る「下塗り」完全バイブル!役割・種類・選び方から失敗しない対策までプロが徹底解説
2.1 中塗り・上塗り(仕上げ塗料)の役割と規定塗布量
2.2 下塗り塗料が持つ独自の役割
3.1 理由①:外壁材(下地)と仕上げ塗料を強力に密着させる
3.2 理由②:傷んだ外壁材への塗料の「吸い込み」を止める
3.3 理由③:ひび割れや凹凸を補修し、下地をきれいに整える
3.4 理由④:下地の色を隠蔽し、上塗り本来の発色を高める
4.1 シーラー(水性・弱溶剤型)
4.2 プライマー
4.3 フィラー(微弾性フィラー)
4.4 サーフェイサー
4.5 防錆プライマー(サビ止め塗料)
5.1 サイディング外壁(窯業系・金属系)
5.2 モルタル・コンクリート外壁
5.3 ALC外壁
6.1 高圧洗浄:汚れや古い塗膜を徹底除去
6.2 下地調整(ケレン・ひび割れ補修・コーキング)
6.3 養生作業:周囲への塗料飛散を防ぐ
6.4 下塗り・中塗り・上塗りの3ステップ施工
7.1 失敗例①:乾燥時間を守らずに中塗りを重ねてしまった(塗膜の膨れ・剥がれ)
7.2 失敗例②:外壁材の劣化度合いに対して下塗りの回数が足りない(吸い込み不足)
7.3 失敗例③:下地や上塗り塗料との相性を間違えた(密着不良)
7.4 失敗例④:手抜き業者による下塗り工程の簡略化
1.はじめに:なぜ外壁塗装で「下塗り」が最も重要と言われるのか?

外壁塗装を検討する際、多くの人が「何色にするか」「シリコンやフッ素など、どの上塗り塗料を選ぶか」という点に目を奪われがちです。
しかし、塗装工事の成否、そして住まいの寿命を左右する最も重要なプロセスは、実は塗装後に目に見えなくなってしまう「下塗り(したぬり)」工程にあります 。
外壁塗装は、基本的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の計3回塗りが標準的な仕様となっています 。
このうち、最初のステップである下塗りを怠ったり、適切な塗料を選ばなかったりすると
どんなに高価で耐久性の高い高級塗料を上から塗ったとしても、わずか数年でベリベリと剥がれたり、ひび割れたりする深刻な施工不良を引き起こします 。
本記事では、外壁塗装のプロの視点から、下塗りが持つ極めて重要な役割、下塗り塗料の
種類や選び方、さらには工事で失敗しないためのチェックポイントまで、余すことなく
網羅的に解説します。
これから外壁リフォームを行う方が、手抜き工事を防ぎ、10年・20年と長持ちする美しい外壁を手に入れるためのバイブルとしてご活用ください。
2.下塗り・中塗り・上塗りの決定的な違いとそれぞれの役割
外壁塗装における3回の工程には、それぞれ明確に異なる目的と役割が与えられています 。これらを正しく理解することが、塗装工事全体のイメージを掴む第一歩となります。
2.1 中塗り・上塗り(仕上げ塗料)の役割と規定塗布量
中塗りと上塗りの2つの工程は、まとめて「仕上げ塗装」と呼ばれます 。原則として全く
同じ種類・同じ色の塗料を2回塗り重ねるのが一般的です 。
その理由は主に2つあります。1つ目は、1回の塗装だけではどうしても微細な色ムラや塗り残しが発生してしまうため、2回塗ることで均一で美しい表面に仕上げるためです 。
2つ目は、塗料メーカーが指定する「規定塗布量(必要な膜厚)」を確保するためです 。
各塗料が持つ「紫外線から家を守る」「雨水を弾く」「汚れを防ぐ」といった本来のプロテクション性能は、適切な厚みの塗膜(とまく)が形成されて初めて発揮されます 。
中塗りと上塗りは、言わば家を外部の過酷な環境から直接守る「鎧(よろい)」の役割を果たしているのです。
2.2 下塗り塗料が持つ独自の役割
一方で、これら仕上げ塗料とは全く異なる役割を持つのが「下塗り塗料」です 。
下塗り塗料は、中塗り・上塗り塗料のように美しい色を付けたり、光沢を出したりするためのものではありません。その多くは透明(クリヤー)や白、グレーといった目立たない色をしています。
下塗りの主たる使命は、劣化した外壁材そのものを補強・保護し、その上に塗る仕上げ塗料がしっかりと密着できるようにするための「土台づくり」です。
どれだけ強固な鎧(仕上げ塗料)であっても、土台(下地)との接着が弱ければ、簡単に
剥がれ落ちてしまいます 。
つまり下塗りは、外壁材と仕上げ塗料を強固に結びつける「両面テープ」や「接着剤」のような役割を担う、塗装工事における最大の名脇役なのです。
3.外壁塗装で下塗りが絶対に不可欠な「4つの理由」
なぜ下塗りという工程をわざわざ挟まなければならないのでしょうか。「仕上げ塗料を3回塗ればいいのではないか」と思われるかもしれませんが、それは間違いです。
下塗りが絶対に省略できない、具体的な4つの理由を深掘りします。
3.1 理由①:外壁材(下地)と仕上げ塗料を強力に密着させる
最も大きな理由は、外壁材と仕上げ塗料の接着性を高めることです。
実は、中塗りや上塗りで使用する仕上げ塗料には、コンクリートやサイディングといった
外壁材に直接強力に張り付くような接着成分はそれほど多く含まれていません。
もし下塗りをせずに仕上げ塗料をダイレクトに外壁に塗ってしまうと、乾燥した後に塗膜が外壁材に定着せず、自重や風雨、温度変化による伸縮に耐えきれなくなって、数ヶ月から
数年という短期間でペリペリと浮き上がり、最終的には剥がれ落ちてしまいます 。
下塗り塗料が間に介在することで、初めて強固な密着性が生まれ、長年にわたって剥がれないタフな塗膜が完成します。
3.2 理由②:傷んだ外壁材への塗料の「吸い込み」を止める
築10年ほどが経過した外壁は、長年の紫外線や雨風によって表面の防水性が完全に失われ
内部の素材がむき出しになってカサカサに乾燥しています。
このような状態の外壁材にいきなり仕上げ塗料を塗ると、外壁材が塗料の水分や油分、さらには大切な樹脂成分までスポンジのように過剰に吸い込んでしまいます。
成分を吸い取られた仕上げ塗料は、本来の性能を保ったまま硬化することができず、表面に激しい色ムラが発生したり、艶(つや)が全く出なくなったりします。
下塗り塗料を最初にたっぷりと染み込ませて外壁の吸収性を飽和させておく(吸い込みを止める)ことで、次に塗る中塗り・上塗り塗料が外壁に吸い込まれるのを防ぎ、均一で美しい仕上がりをキープできるようになります。
3.3 理由③:ひび割れや凹凸を補修し、下地をきれいに整える
経年劣化した外壁には、目に見えないほどの微細なヘアクラック(髪の毛ほどの細いひび割れ)が無数に発生していたり、素材自体が摩耗して表面がザラザラと荒れていたりします。
特定の下塗り塗料(後述するフィラーなど)には、こうした軽微なひび割れや凹凸、傷を内部から埋めて平滑に整える機能があります。
下塗りの段階で下地を美しくフラットな状態にリセットしておくことで、仕上げ塗料を塗った際の美観が格段に向上し、ひび割れからの雨水の侵入を防ぐ防水補強にもつながります。
3.4 理由④:下地の色を隠蔽し、上塗り本来の発色を高める
外壁塗装では、「元の外壁が濃い茶色だけど、今回は明るいベージュに塗り替えたい」「新築時とは全く違うガラリとした色にしたい」というケースが多々あります。
もし元の外壁の色が濃い場合、その上から直接薄い色の仕上げ塗料を塗っても、下地の色が透けてしまい、思い通りの綺麗な発色になりません。
白やグレーの下塗り塗料を使用することで、元の外壁の色を一度きれいに覆い隠す(隠蔽する)ことができます。
これにより、キャンバスを真っ白に戻してから絵の具を塗るような状態になり、中塗り・上塗りの発色が劇的に鮮やかになります。
4.代表的な下塗り塗料の種類とそれぞれの特徴

下塗り塗料には、外壁の劣化状態や素材の性質に合わせていくつかのバリエーションが存在します 。それぞれの特徴を正しく理解し、最適なものをチョイスすることが塗装成功の
鍵です。
4.1 シーラー(水性・弱溶剤型)
シーラーは、外壁塗装の下塗りで最も頻繁に使用される、サラサラとした水のような粘度の低い塗料です。
「Seal(密着させる、塞ぐ)」という英語が語源となっており、その名の通り外壁材に深く浸透して、素材を内側から強固に固めると同時に、仕上げ塗料との密着性を高めます。
シーラーには大きく分けて「水性」と「弱溶剤型(油性)」の2タイプがあります。
水性シーラー:臭いが少なく環境に優しいのが特徴です。劣化が比較的少なく、状態が良い下地(サイディングなど)に適しています。
弱溶剤型(油性)シーラー:水性よりも浸透力が非常に高く、ガッチリと下地を固める能力に優れています。劣化が進んで表面がチョーキング(触ると白い粉が付く現象)を起こしているような、傷みの激しい外壁の補強に絶大な効果を発揮します。
4.2 プライマー
プライマーは、シーラーとほぼ同義として扱われることが多い下塗り塗料です。
現場やメーカーによっては明確に区別されないこともありますが、一般的には鉄、アルミニウム、ステンレスといった「金属系」の下地に対して、仕上げ塗料を密着させる目的で使用されるものをプライマーと呼ぶ傾向が強いです。
また、サビ止め成分を配合した「防錆プライマー」などもこれに含まれます。
4.3 フィラー(微弾性フィラー)
フィラーは、シーラーとは対照的に、ドロドロとした非常に粘度の高い、厚塗りが可能な
下塗り塗料です。
「Filler(埋めるもの)」という語源通り、モルタル壁などの凹凸を埋めて平滑にしたり、細かなひび割れ(クラック)を隙間なく充填して補修したりする役割を持っています。
現在主流となっている「微弾性フィラー」は、乾燥後もゴムのように柔らかい伸縮性(弾性)を保ちます。
そのため、地震などで建物が揺れて外壁に多少のひび割れが発生しても、下塗りのフィラーが追従して伸びることで、表面の仕上げ塗膜が一緒に破れてしまうのを防ぎ、雨水の侵入を徹底ガードします。
4.4 サーフェイサー
サーフェイサーは、シーラーとフィラーのちょうど中間のような性質を持った下塗り塗料
です。
シーラーほどの高い浸透性はありませんが、フィラーのように下地の軽微な凹凸を滑らかに整えつつ、上塗り塗料の吸い込みをしっかり止めるという、両者の良いとこ取りをしたような機能を持ちます。
ある程度状態が良いものの、表面をより滑らかに美しく仕上げたいサイディング外壁などで重宝されます。
4.5 防錆プライマー(サビ止め塗料)
金属製の外壁(トタンやガルバニウム鋼板など)や外壁に付随する鉄骨、雨樋の金具と
いった鉄部を下塗りする際に絶対欠かせないのが、このサビ止め塗料です。
金属の表面に強固な皮膜を形成して酸素や水分を完全に遮断し、サビの発生や進行を根本
から食い止めます。
5.【外壁素材別】失敗しない下塗り材の正しい選び方
外壁塗装の耐久性を最大化するためには、住まいの「外壁材の素材」が何であるかを正確に把握し、その素材にベストマッチする下塗り塗料を選択しなければなりません。素材ごとのセレクト基準を解説します。
5.1 サイディング外壁(窯業系・金属系)
日本の住宅のシェアの大部分を占めるサイディング外壁ですが、その種類によって下塗り材は異なります。
窯業(ようぎょう)系サイディング:
セメントと繊維質を混ぜ合わせて作られた壁材です。経年劣化するとセメント素地が水を吸いやすくなるため、基本的には「シーラー」または「サーフェイサー」を使用します。劣化が著しく進んでいる場合は、浸透力の強い浸透性エポキシシーラー(弱溶剤型)を選び、カサカサになった素材を内側からカチッと固める必要があります。
金属系サイディング(ガルバリウム鋼板など):
表面が金属でできているため、セメントのように塗料を吸い込むことはありません。しかし、非常に表面がツルツルしているため塗料が滑りやすく、密着不良を起こしやすいのが弱点です。そのため、金属への接着力が極めて高い「エポキシ樹脂系のプライマー(サビ止め兼用)」を必ず選択します。
5.2 モルタル・コンクリート外壁
セメントと砂を混ぜて職人がコテで塗り上げるモルタル壁や、RC構造のコンクリート壁は、経年劣化によって高確率で「ひび割れ(クラック)」が発生します。
表面に細かいひび割れが多数見られるモルタル外壁には、「微弾性フィラー」の一択と言えます。どろっとしたフィラーをウールローラーなどで厚く塗り広げることで、ひび割れをきれいに埋め戻し、今後の建物の動きにも追従できる柔軟な土台を形成します。
一方、ひび割れが全くなく、単に表面が粉っぽい(チョーキングしている)だけであれば、浸透性の「シーラー」で表面を固める仕様でも問題ありません。
5.3 ALC外壁
ALCは「軽量気泡コンクリート」と呼ばれる素材で、内部に無数の微細な気泡(穴)があるのが最大の特徴です。
そのため、非常に軽量で断熱性に優れる反面、スポンジのように極めて高い吸水性を
持っています。
ALC壁に下塗りを行う場合は、吸い込みが非常に激しいため、密着性を高めるだけでなく「吸い込み防止性能」が突出して高い「ALC専用シーラー」や「微弾性フィラー」をたっぷりと塗布する必要があります。
下塗りの量が不十分だと、仕上げ塗料の成分がすべてALC内部に吸い取られ、完成後に
色ムラや艶引けを起こす原因になります。
6. 下塗りの効果を最大限に引き出す「下地調整」と施工手順

どれほど高機能な下塗り塗料を用意しても、塗る前の準備が雑であればその効果は半減
いや、ゼロになってしまいます。下塗りを行うまでの前工程を含めた、正しい施工手順の
流れを解説します。
【外壁塗装の基本施工フロー】
①高圧洗浄 ⇒ ②下地調整(ケレン等) ⇒ ③養生 ⇒ ④下塗り ⇒ ⑤中塗り ⇒ ⑥上塗り
6.1 高圧洗浄:汚れや古い塗膜を徹底除去
塗装工事の最初の実作業は、高圧洗浄機を使った外壁まるごとの水洗いです。
長年蓄積した排気ガスの煤煙、泥汚れ、カビやコケ、そしてチョーキングによって発生
した古い塗料の粉(死膜)を、凄まじい水圧で一気に洗い流します。
この洗浄を怠ると、汚れの膜の上に下塗り塗料を塗ることになり、汚れごと塗膜が丸ごと
剥がれてしまう原因になります。
6.2 下地調整(ケレン・ひび割れ補修・コーキング)
洗浄液や水が完全に乾いた後(通常1〜2日かかります)、最も泥臭く、かつ重要な「下地調整(したじちょうせい)」を行います 。
ケレン作業:
鉄部などのサビをヤスリや電動工具で削り落としたり、ツルツルした面に細かな傷をつけて塗料の引っかかりを良くする(目荒らし)作業です。
ひび割れ補修:
フィラーだけでは埋まらない大きめのひび割れ(Vカット補修が必要な幅0.3mm以上のもの)に対して、シーリング材やエポキシ樹脂を注入して強固に塞ぎます。
コーキング(シーリング)の打ち替え:
サイディングの目地にあるゴム状のパーツを新品に交換し、雨水の侵入を防ぎます。
6.3 養生作業:周囲への塗料飛散を防ぐ
サッシや窓ガラス、床、植木、エアコンの室外機、自家用車など、塗料が付着してはいけない部分をビニールシートやマスキングテープで覆い隠す作業です。
養生が美しく施されている現場は、職人の腕も一級品であることが多いです。
6.4 下塗り・中塗り・上塗りの3ステップ施工
下地が完璧に整ったところで、いよいよ本題の「下塗り」を開始します。
ローラーや刷毛(はけ)を使い、外壁全体にメーカーの規定量を均一に塗布していきます
下塗りが終わるとしっかりと乾燥させ、その後「中塗り」、さらに乾燥させて「上塗り」という順番で、寸分の狂いもなく塗り重ねていきます。
7. 後悔しないために!下塗り工程でよくある失敗例とトラブル対策
下塗り工程は、塗装が完了してしまうと完全に隠れてしまい、施主(お客様)が後から目視で手抜きやミスを確認することが極めて難しいセクションです 。
そのため、トラブルが頻発しやすい鬼門でもあります。
よくある4つの失敗例と、それを防ぐ対策を頭に叩き込んでおきましょう。
7.1 失敗例①:乾燥時間を守らずに中塗りを重ねてしまった(塗膜の膨れ・剥がれ)
塗料には、メーカーが科学的な実験に基づいて算出した「塗重ね乾燥時間(インターバル)」が厳格に定められています。例えば、「下塗りを塗った後、23℃の環境で4時間以上空けてから中塗りをすること」といったルールです。
しかし、工期を焦る質の悪い職人や、雨が降りそうな天候の焦りから、下塗りが完全に乾ききっていない(半乾きの)状態で中塗り塗料を急いで塗り重ねてしまうケースがあります。
これをやると、下塗り塗料の中に閉じ込められた水分や溶剤が逃げ場を失い、後に太陽光で温められて気化し、外壁の表面に「ぷくっ」と水膨れのような膨らみ(ピンホールや膨れ現象)を作ったり、そこから一気に塗膜が剥がれたりする致命的な欠陥につながります。
7.2 失敗例②:外壁材の劣化度合いに対して下塗りの回数が足りない(吸い込み不足)
前述の通り、極度に劣化した外壁材は下塗り塗料を驚くほど吸収します。
通常であれば1回の下塗りで十分に表面がコーティングされるはずが、劣化が激しすぎる
お家の場合、1回塗っただけではすべて下地に吸い込まれてしまい、表面に接着成分が残らない「下塗り不足」の状態になります。
腕のいい優良な職人であれば、「この外壁は傷みが激しいから、下塗りをもう1回重ねて『計4回塗り』にしよう」と臨機応変に判断してくれます。
しかし、マニュアル通りにしか動かない業者や見積もり予算をケチる業者の場合、吸い込みが止まっていないスカスカの土台の上からそのまま中塗りを始めてしまい、結果として
色ムラだらけの不細工な仕上がりになってしまいます。
7.3 失敗例③:下地や上塗り塗料との相性を間違えた(密着不良)
下塗り塗料は、何でもいいわけではありません。
外壁材の素材(セメント、金属、木部など)との相性はもちろん、その上に塗る「中塗り・上塗り塗料の性質」との相性の組み合わせもパズルのように決まっています。
例えば、水性の下塗り材の上に、強力な強溶剤系の上塗り塗料を塗ってしまうと、上塗り塗料に含まれる強いシンナー成分が下塗りの膜をドロドロに溶かしてしまい、塗装面がグチャグチャに縮む(チヂミ現象)を起こすことがあります。
下地×下塗り×上塗りの「3者の相性相関図」をメーカーの仕様書通りに正しくマッチング
させる知識が、塗装業者には絶対不可欠です。
7.4 失敗例④:手抜き業者による下塗り工程の簡略化
極めて悪質なケースですが、「見積もりには3回塗りと書いておきながら、実際には下塗りを丸ごと省略して2回しか塗らない」「下塗り塗料を規定のシンナー量よりも遥かに大量に薄めて、シャバシャバにして材料費を浮かせる」といった手抜きを行う業者が未だに存在
します。
下塗りは、上塗りを重ねてしまえば手抜きをしたかどうかが完全に隠蔽されてしまうため、悪徳業者のターゲットになりやすいのです 。
【トラブルを防ぐための施主側の神対策】
これらの失敗や手抜きから我が身を守るための最強の対策は、業者に対して「各工程(下塗り・中塗り・上塗り)ごとの施工写真の提出を義務付ける」ことです。
さらに効果的なのは、「下塗り(白)、中塗り(薄いピンク)、上塗り(本番のベージュ)」のように、中塗りと上塗りの色をあえて僅かに変えてもらう(2回塗った証拠が明確に分かるようにする)指定をすることです。
見積もり契約の段階で、「すべての工程の写真を報告書としていただけますか?」と一言釘を刺しておくだけで、業者は絶対に手抜きができなくなります。
郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。
無理な勧誘は一切ありません。まずはプロの診断で、今の状態を正確に知ることから始め
ましょう。

まとめ:優良業者を見極めて長持ちする外壁塗装を実現しよう
外壁塗装における「下塗り」は、建物の美観を維持するだけでなく、住まいを雨漏りや構造体の腐食から守るための「最も重要な基礎土台」です。
外壁材と仕上げ塗料を強力に接着させる
傷んだ下地への塗料の吸い込みを防ぐ
細かな傷やひび割れを埋めて平滑にする
これらすべての恩恵は、適切な下塗り塗料の選定と、丁寧な職人の手仕事があって初めて
成り立ちます。
外壁塗装を依頼する際は、単に「総額が安いから」という理由だけで業者を選んでは
いけません。
提出された見積書を開き、「下塗り塗料の商品名(メーカー名)が具体的に記載されているか」「下地調整の項目が独立して明記されているか」を厳しくチェックしてください。
大切なわが家をこの先10年、20年と健やかに維持するために、下塗りの重要性を深く理解し、誠実な施工を行ってくれる地域密着の優良な塗装専門店を見極める目を持つことが
最高の外壁塗装を成功させる唯一無二の極意です。
お問い合わせ・ご相談
「自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし
最適なメンテナンスプランをご提案いたします。
塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~














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