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外壁塗装の「フィラー」と「サーフ」の違いを徹底比較!外壁材別の正しい下塗り選定ガイド


外壁塗装 下塗り

外壁塗装の品質や耐久性を大きく左右する要素でありながら、一般の施主様にとって最も分かりにくいのが「下塗り材」の選定です 。見積書に「フィラー」や「サーフ」といった専門用語が並んでいても、それぞれの明確な違いや自社(あるいは自宅)の外壁にどちらが最適なのかを正確に判断できる人は多くありません 。  


どれほど高価で高性能な上塗り塗料(フッ素や無機塗料など)を使用しても、土台となる下塗り材の選定や施工方法に誤りがあれば、わずか数年での剥がれ、浮き、ひび割れの再発といった深刻なトラブルを招くことになります 。  

本記事では、現場のプロが徹底解説する「フィラー」と「サーフ」の決定的な違い、外壁材や劣化状況に応じた最適な使い分け、そして近年注目されている「下塗り2回塗り」の正しい施工方法について徹底的に解説します



~目次~

外壁塗装の「フィラー」と「サーフ」の違いを徹底比較!外壁材別の正しい下塗り選定ガイド


・2.1 フィラーとは?

・2.2 主な特徴とメリット

・2.3 フィラーが最適な外壁材と劣化状況

・3.1 サーフとは?

・3.2 主な特徴とメリット

・3.3 サーフが最適な外壁材と劣化状況

・5.1 なぜ下塗りを「2回」行う必要があるのか?

・5.2 「下塗り2回塗り」の正しい組み合わせ例(外壁材別)

・5.3 正しい塗布量と乾燥時間(インターバル)の厳守

見積書をチェックして最適な外壁塗装を行おう

 


1.外壁塗装における「下塗り」の極めて重要な役割

外壁塗装における「下塗り」

外壁塗装の基本工程は、「下塗り → 中塗り → 上塗り」の3層構造(3回塗り)が原則です 。この中で、最初のステップである下塗りには、単に塗料を重ねるだけではない重要な3つの役割があります 。  


  1. 接着剤(ノリ)としての機能 経年劣化した外壁の表面(既存の塗膜や下地材)は、そのままでは新しい上塗り塗料を弾いたり、うまく密着しなかったりします 。下塗り材は、外壁下地と上塗り塗料の双方に強力に密着し、両者をつなぐ「接着剤」の役割を果たします 。  


  2. 下地への吸い込みムラの防止 傷んだ外壁材は、乾いたスポンジのように水分や油分を過剰に吸収する状態(吸い込み)になっています 。この状態のまま上塗りを行うと、上塗り塗料に含まれる大切な樹脂成分が下地に吸い取られ、表面の塗膜が薄くなって色ムラや艶(つや)ムラ、耐久性低下を引き起こします 。下塗り材を均一に塗布することで、この吸い込みを物理的に止め、上塗り材の性能を100%引き出す安定した土台を作ります 。  


  3. 微細な傷やひび割れ(クラック)の補修・調整 外壁の表面に発生した細かな割れ(ヘアクラック)や、経年劣化によるボロボロとした凹凸を、下塗りの段階で埋めて平滑(フラット)に整えます 。これにより、最終的な仕上がりの美しさが劇的に向上します 。  


下塗りが不十分であると、上塗り塗料がどれだけ高級であっても、数ヶ月から数年という

短期間で塗装がベリベリと剥がれるなどの施工不良に直結します 。



2.「フィラー」の特徴・メリット・最適な用途

フィラー

2.1 フィラーとは?

フィラー(Filler)は、英語の「fill(埋める)」が語源となっている通り、外壁表面の凹凸やひび割れを「埋めて平滑にする」ことを得意とする厚塗りタイプの下塗り材です 。シーラーやサーフなどの液体に近いサラッとした下塗り材とは異なり、粘度が高く、コテクリームやペーストのような質感を持っています 。 

 

2.2 主な特徴とメリット

  • 圧倒的な厚膜形成(下地調整力) 多孔質ローラー(砂骨ローラーなど)やウールローラーを用いて、1平方メートルあたり0.3〜0.7キログラムといった多めの塗布量で厚く塗り重ねていきます 。これにより、劣化した外壁の激しい凹凸や段差を物理的に埋め、滑らかな表面を形成します 。  

  • ヘアクラックの追従性(微弾性フィラー) 現在、外壁塗装の現場で主流となっているのが「微弾性フィラー」と呼ばれるタイプです 。これは通常のフィラーにゴムのような弾性樹脂(弾性ポリマー)を配合したもので、乾燥後も塗膜にある程度の柔軟性(伸縮性)が残ります 。地震や気温変化で建物が微細に動いたり、新たなヘアクラック(0.1mm程度)が発生したりしても、塗膜が破れずに伸びて追従するため、雨水の侵入を徹底的に防ぐことができます 。  

  • 一液型で扱いやすく、水性塗料が主流 環境に優しく、施工時の臭気も少ない水性タイプ(アクリル系エマルションなど)が多く普及しており、近隣への配慮が必要な住宅街の施工にも適しています 。  


2.3 フィラーが最適な外壁材と劣化状況

フィラーは主に、表面がザラザラしており、クラックが発生しやすい以下の外壁下地に使用されます 。  

  • モルタル壁(スタッコ、リシン、吹き付けタイル面など)   

  • コンクリート・ALCパネル(軽量気泡コンクリート)   


【こんな劣化状況に最適】 「外壁の表面が経年劣化でボロボロと崩れてくる」「ヘアクラックが無数に発生している」「過去の吹き付け模様の凹凸が激しく、平らに整えたい」という場合は、フィラーによる厚塗りが必須です 。  

※注意点として、柔軟性が高すぎるため、熱がこもりやすく伸縮の激しい「窯業系サイディング」に塗布すると、夏場などに塗膜が膨れてしまうトラブル(蓄熱膨れ)の原因となるため、原則としてサイディング壁には使用しません 。



3.「サーフ(サーフェーサー)」の特徴・メリット・最適な用途

サーフ

3.1 サーフとは?

サーフ(Surf)は、サーフェーサー(Surfacer)の略称であり、主に「表面(Surface)を平滑にする・整える」ことを目的とした下塗り材です。位置づけとしては、下地への吸い込みを止める「シーラー」としての機能と、凹凸を埋める「フィラー」としての機能の両方をバランスよく兼ね備えた「多機能型下塗り材」と言えます。


3.2 主な特徴とメリット

  • 薄塗りでなめらかな質感を形成 フィラーと比較してサラッとした低い粘度(粘性が低い液体状)を持ち、薄く均一に伸びやすい性質があります 。外壁本来のデザインや美しいテクスチャー(意匠性)を潰すことなく、表面の目に見えない微細な凹凸だけをきれいに埋めて、陶器のようになめらかな肌面を作り出します 。  

  • 圧倒的な仕上がりの美しさ(隠蔽性と発色向上) サーフの多くは白色や淡い色をしており、下地の透けを防ぐ「隠蔽性(いんぺいせい)」が非常に高いのが特徴です。古い外壁の色や軽微な色ムラを真っ白にリセットできるため、その上に塗る中塗り・上塗り塗料の発色が劇的に良くなり、鮮やかでピシッとしたプロの美しい仕上がりを実現します 。  

  • 吸い込み防止と優れた密着性 サイディング材などの表面に対して強固に密着し、上塗り塗料の吸い込みを均一に止めるため、艶(つや)が均一に残り、耐久性の高い強固な塗膜を形成します 。  


3.3 サーフが最適な外壁材と劣化状況

サーフは、平滑で意匠性の高い近代的な以下の外壁下地に最もよく使われます 。  

  • 窯業系サイディング(現在の一戸建て住宅の主流)   

  • スレート材(屋根材・外壁材含む)   

  • 金属サイディング(専用のサビ止めプライマーを併用、または対応製品を使用)   


【こんな劣化状況に最適】 「外壁の構造的なクラックや激しい破損はなく、下地の状態は比較的良好」「サイディングの模様や凸凹のデザインをそのまま活かしつつ、上塗り塗料を最高に美しく発色させたい」という場面で真価を発揮します 。



4.プロが教える「フィラー」と「サーフ」の徹底比較表

外壁塗装 下塗り

両者の違いをより明確に理解するために、スペックや適性を項目別に整理した比較一覧表を以下に示します 。


項目

フィラー(微弾性フィラー)

サーフ(サーフェーサー)

塗膜の厚み

厚塗りタイプ(厚膜を形成)   

薄塗りタイプ(均一な薄膜)   

液体の粘度

高い(ドロッとしたペースト状)   

低い(サラッとした液体状)   

主な目的

ひび割れの補修、大きな凹凸の埋め戻し   

表面の平滑化、上塗りの発色・密着性向上   

ひび割れ追従性

高い(微弾性によりクラックに伸びて追従)   

中〜低(フィラーほどの厚み・伸縮性はない)

適した外壁材

モルタル、コンクリート、ALCパネル   

窯業系サイディング、スレート   

仕上がりの傾向

ローラー特有の厚みのある質感(波型模様など)   

外壁材の既存デザインを活かしたシャープな仕上がり   

語源・由来

Filler = 「埋めるもの」   

Surfacer = 「表面を整えるもの」

このように、住まいの「外壁材の種類」と「現在の劣化レベル(ひび割れの有無など)」の2点を確認すれば、どちらの下塗り材を選ぶべきかは自ずと決定されます 。



5.見落とし厳禁!ただ3回塗れば良いわけではない「下塗り2回塗り」の正しい施工方法

外壁塗装業界において、長年「下塗り・中塗り・上塗り」の計3回塗りが絶対の標準とされてきましたが、近年では建物をより長持ちさせるために「下塗り2回+中塗り1回+上塗り1回=計4回塗り」を標準、あるいは推奨とする優良業者が増えています 。  


しかし、知識のない業者が「ただ同じ下塗り材を2回適当に塗ればいい」と誤認しているケースもあり、これでは全く意味がありません 。正しい「下塗り2回塗り」の理論と施工方法について解説します 。


5.1 なぜ下塗りを「2回」行う必要があるのか?

極度に劣化した外壁や、吸い込みの激しい素材(築年数が経過したモルタルやサイディングなど)に対して通常の下塗り(1回)を行うと、下塗り材そのものが外壁に全て吸い込まれてしまい、表面に接着成分(塗膜)が全く残らない現象が起きます 。  

この状態で中塗り・上塗りを進めても、基礎となる接着層が機能していないため、数年で塗膜がまるごと剥がれてしまいます 。  

そこで、「1回目の下塗りで吸い込みを完全に止め(下地の補強)、2回目の下塗りで上塗りとの完全な密着層を作る」という、役割を分担させた下塗り2回施工が必要になるのです 。  


5.2 「下塗り2回塗り」の正しい組み合わせ例(外壁材別)

① 窯業系サイディングの場合

サイディング外壁で下地が著しく劣化している場合、以下のようなステップを踏みます 。  

  • 下塗り1回目:シーラー(またはプライマー)の塗布 浸透性の高いサラサラした液体(シーラー)を塗ることで、サイディングの芯材の奥深くまで接着成分を染み込ませ、内側からボロボロした下地をガチッと固めます 。  

  • 下塗り2回目:サーフの塗布 1回目のシーラーによって吸い込みが止まった表面に対して、2回目のサーフを塗布します 。これにより、表面が真っ白に美しく整い、上塗り塗料との完璧な密着性と抜群の発色性を担保します 。  


② モルタル・ALC壁の場合

ひび割れリスクが極めて高いモルタル壁などでは、以下の組み合わせを行います。

  • 下塗り1回目:シーラーによる下地固め モルタル内部の巣穴や細かな隙間にシーラーを染み込ませ、下地自体の強度を大幅に引き上げます。


  • 下塗り2回目:微弾性フィラーの厚塗り 固まった下地の上に、今度は厚膜の微弾性フィラーを塗布することで、防水性とひび割れ追従性を極限まで高めた強固なゴム状の防壁を形成します 。  


5.3 正しい塗布量と乾燥時間(インターバル)の厳守

下塗り2回塗りを成功させる最大の鍵は、メーカーが指定する「仕様書通りの塗布量(平米あたりの使用重量)」「乾燥時間(インターバル)」を寸分違わず守ることです。


  • 塗布量の不足(手抜き工事の温床) 塗料を薄く引き伸ばしてケチるような塗り方をすると、本来の膜厚が確保できず、ひび割れ追従性や吸い込み防止機能が著しく低下します 。  

  • 乾燥時間の無視(施工不良の引き金) 1回目の下塗りが完全に乾ききる前に2回目の下塗りを急いで重ねてしまうと、内部に未乾燥の水分や溶剤が閉じ込められます。これが後に太陽光で温められて気化し、外壁表面に「プツプツとした膨れ」や「大規模な剥がれ」を引き起こします。冬場や湿度の高い日は、特に長時間の乾燥インターバルが必要です。


郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。

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ましょう。


外壁塗装

まとめ:見積書をチェックして最適な外壁塗装を行おう


外壁塗装で失敗しないためには、業者任せにせず、提出された見積書を自身の目で厳しくチェックすることが重要です 。  


見積書チェックの極意

  1. 「下塗り」と一言で濁されていないか? 優良な業者の見積書には、必ず「微弾性フィラー使用(メーカー名・商品名)」や「パーフェクトサーフ(日本ペイント)」のように、具体的な下塗り材の商品名が明記されています 。  

  2. 我が家の外壁材とマッチしているか? モルタル壁なのに薄塗りのサーフだけになっていないか、逆にサイディング壁なのに蓄熱膨れのリスクがあるフィラーが選ばれていないか、本記事の基準を参考に確認してください 。  

  3. 我が家の劣化度合いに対して適切な回数か? 築15年以上が経過し、初めての塗装で壁が粉を吹いている(チョーキングが激しい)状態にもかかわらず、下地補強用のシーラーを省いてサーフやフィラーだけで済まそうとしていないかを確認しましょう 。必要に応じて「下塗りの2回塗りは必要ありませんか?」と質問を投げかけることで、業者の誠実さや技術力を推し量ることができます。  


下塗りは、塗装が完了した後は完全に隠れて見えなくなってしまう工程です 。しかし、10年後・15年後に「あのとき正しい下塗り材を選んで、正しく施工しておいて本当に良かった」と実感できる、住まいの寿命を決定づける最重要ポイントなのです。ぜひ本記事の要点を参考に、後悔のない安心安全な外壁塗装を実現してください 。



お問い合わせ・ご相談


自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし

最適なメンテナンスプランをご提案いたします。






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はじめまして。

塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は

数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。​

当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。


毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】

そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し​続けました。


その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。

自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。


【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としております​ここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。    ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~


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