【プロが解説】外壁塗装のシーラーとプライマーの違いとは?下塗り材の役割・種類・選び方完全ガイド
- 塗り替え専門店いろことば代表:盛合大翔

- 6月14日
- 読了時間: 19分

外壁塗装を検討する際、見積書や工程表に必ず登場するのが「シーラー」や「プライマー」といった「下塗り材」です。
「どれも同じ下塗り用のペンキではないの?」 「下塗りを変えるだけで、そんなに違いがあるの?」そう疑問に思う方も少なくありません。しかし、外壁塗装のプロフェッショナルから見れば、「下塗り工程こそが塗装全体の寿命を決定づける最も重要なプロセス」です。
事実、適切な下塗りを行わなかった場合、施工後わずか3年以内に塗膜が剥がれたりひび割れたりする不具合の発生率が約25%にのぼるという調査結果もあります。
本記事では、提供された専門業者の一次情報の知見を徹底的に集約。読者の疑問を網羅的に解決する「外壁塗装の下塗り完全ガイド」として、シーラーとプライマーの違いから役割
種類、選び方、施工時の注意点までをわかりやすく解説します。
~目次~
【プロが解説】外壁塗装のシーラーとプライマーの違いとは?下塗り材の役割・種類・選び方完全ガイド
・① 下地と上塗り塗料の密着性を高める(接着剤の役割)
・② 外壁材の「吸い込み」を抑え、色ムラ・艶ムラを防ぐ
・③ 劣化した下地の補強・表面強度の向上
・④ 微細なひび割れ(ヘアクラック)の補修と防水性向上
・シーラー(Sealer)の特徴と定義
・プライマー(Primer)の特徴と定義
・現場での実態と共通認識
・水性タイプ
・油性(溶剤)タイプ
・特殊タイプ
・フィラー(Filler)とは?
・ シーラー・プライマーとの決定的な違い
・窯業系サイディング
・モルタル・コンクリート
・金属系サイディング・ALC・鉄部
・ メーカーが規定する「標準塗布量」の厳守
・劣化が激しい場合の「下塗り2回(計4回塗り)」の実施
・完璧な「乾燥時間(オープンタイム)」の死守
・気象条件(気温・湿度)による施工制限の遵守
・見積書に「具体的な製品名・メーカー名」が記載されているか
・工程ごとの「塗装回数・缶数」が明記・共有されているか
・地元密着で有資格者が在籍する「自社施工店」か
・下塗りの理解が10年先・20年先の我が家を守る
1. 外壁塗装における「下塗り」の極めて重要な役割

外壁塗装は一般的に、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3層構造(3回塗り)で組み立てられます。
このうち中塗りと上塗りは、建物の美観を作り出し、雨風や紫外線から家を守る「仕上げの層」です。一方、最初に塗布される下塗布材は、仕上がりの色や艶には直接現れません。
しかし、どれほど高価で高性能な上塗り塗料(フッ素や無機塗料など)を使用しても、土台となる下塗りが不適切であれば、本来の耐用年数を全うできずに数年で剥がれ落ちてしまいます。
下塗りが担う役割には、主に以下の4つの柱があります。
① 下地と上塗り塗料の密着性を高める(接着剤の役割)
外壁材(サイディング、モルタル、コンクリート、金属など)の表面に、そのまま上塗り
塗料を塗っても、うまく密着せずに弾かれたり、乾燥後にベロリと剥がれたりしてしまいます。
下塗り材は、下地と上塗り塗料の双方に強力に結合する「両面テープ」や「接着剤」のような橋渡し機能を果たし、塗膜の剥離を完全に防止します。
② 外壁材の「吸い込み」を抑え、色ムラ・艶ムラを防ぐ
経年劣化した外壁材やモルタル、コンクリートなどの素材は、表面が無数の微細な穴を持つ「多孔質」な状態になっており、水分や油分をスポンジのように吸収しやすい性質(吸い込み)を持っています。
下塗りを行わずに上塗り塗料を塗ってしまうと、塗料の成分が下地に過剰に吸い込まれてしまい、表面の塗膜が薄くなったり、場所によって吸い込み量が変わることで激しい色ムラ
艶ムラが発生します。
下塗り材が事前に下地の穴を埋めて「封じる」ことで、上塗り塗料が均一に美しく仕上がります。
③ 劣化した下地の補強・表面強度の向上
築10年以上が経過した外壁は、紫外線の影響で表面が風化し、触ると白い粉がつく「チョーキング現象」が起きたり、もろく脆化(ぜいか)したりしています。
このような脆弱な下地にそのまま塗装しても、土台ごと崩壊してしまいます。
浸透性の高い下塗り材を塗布することで、もろくなった下地の深部まで塗料が染み込み、内側からガチッと固めて塗装に耐えうる強固な塗装面へと再生させます。
④ 微細なひび割れ(ヘアクラック)の補修と防水性向上
外壁に発生した目に見えるか見えないかほどの細かなひび割れ(ヘアクラック)や、下地の軽微な凹凸を、下塗り材が隙間なく埋めることで平滑に整えます。
これにより、雨水の侵入経路を完全に遮断し、建物の防水性と長寿命化を根本から底上げ
する効果を発揮します。
2.【徹底比較】シーラーとプライマーの根本的な違い

下塗り材の代表格として並び称されるのが「シーラー」と「プライマー」です。実務の
建築現場や塗料メーカーのカタログでは、これら2つが明確に区別されず同義語として扱われたり、一括りに「下塗り材」と呼ばれたりすることが多々あります。
しかし、その語源と本来の開発目的(出発点となる課題意識)を紐解くと、厳密には以下のような違いが存在します。
2.1 シーラー(Sealer)の特徴と定義
語源: 「Seal(シール=密閉する、封じる、塞ぐ)」が由来。
本来の主目的: 「下地の吸い込みを止めて、塗装面を密閉・安定させること」。
適した素材: モルタル、コンクリート、窯業系サイディング、チョーキングが著しい劣化下地など、多孔質で吸い込みが激しい素材。
特徴: 接着性を高める機能はもちろん持っていますが、それ以上に「劣化した下地に上塗り塗料が吸い込まれるのを強力にストップする(吸い込み止め効果)」という役割に比重が置かれています。サラサラとした液体状のものが多く、下地にグングン染み込んでいくのが特徴です。
2.2 プライマー(Primer)の特徴と定義
語源: 「Primary(プライマリー=最初の、第一の)」が由来。
本来の主目的: 「ツルツルした下地と上塗り塗料を強力に密着させること(接着性の向上)」。
適した素材: 鉄、アルミ、ステンレス、トタン、ガルバリウム鋼板などの金属類、またはプラスチックやFRP、塩ビなど、塗料が非常に剥がれやすい非吸い込み性の滑らかな素材。
特徴: 金属サイディングや鉄部など、そもそも塗料が染み込まない(吸い込みが発生しない)ツルツルとした面に、塗料ががっちり食いつくための「接着層」を形成することに特化しています。サビ止め成分が配合された「サビ止めプライマー」なども一般的です。
2.3 現場での実態と共通認識
厳密に分ければ、「吸い込みを止めるのがシーラー」「密着を高めるのがプライマー」ですが、現代の塗料技術の進歩により、シーラーにも極めて高い密着性が備わり、プライマーにも一定のシール効果が備わるようになりました。
そのため、現在のリフォーム現場においては、下地がサイディングやモルタルなら「シーラー」、下地が鉄部や金属なら「プライマー」と、塗装対象の素材によって呼び分けられているのが実態であり、役割としてはどちらも「上塗り塗料を剥がれにくくし、美しく仕上げるための下塗り材の総称」と捉えて差し支えありません。
3.シーラー・プライマーの種類と特徴

シーラーやプライマーには、大きく分けて「水性タイプ」と「油性(溶剤)タイプ」そして特定の機能に特化した「特殊タイプ」が存在します。外壁の状態やライフスタイル、施工環境に合わせて最適な組み合わせを選ぶ必要があります。
3.1 水性タイプ
水で希釈して使用する、環境と身体に優しい下塗り材です。
メリット:
シンナーなどの有機溶剤を使用しないため、臭いが非常に少ない。近隣への臭いトラブルや、小さなお子様・ペットがいる家庭、室内の塗装に最適。
引火の危険性がなく、保管や取り扱いが安全。
油性に比べて価格が比較的リーズナブル。
デメリット:
油性に比べると下地への浸透性や密着力がやや劣る。
乾燥(硬化)までに時間がかかる(特に気温が低い冬場や湿度の高い時期)。
劣化が著しく進み、表面がボロボロになった下地には追従しきれない。
主な用途: 劣化が比較的少なく状態が良い窯業系サイディング、ALC、コンクリート、室内の壁面など。
3.2 油性(溶剤)タイプ
弱溶剤や強溶剤(シンナー)で希釈して使用する、浸透力と密着力に優れたプロ仕様の下塗り材です。
メリット:
下地への浸透力が極めて高く、チョーキングを起こして脆くなったモルタルやコンクリートの深部まで染み込んでカチッと固める(下地補強効果が強い)。
乾燥が非常に早く、作業効率が良い。
雨風や紫外線などの過酷な屋外環境に対して、水性より強固な耐久性を発揮する。
デメリット:
シンナー特有の激しい臭いが発生するため、施工中の換気や近隣への事前の配慮が必要不可欠。
有機溶剤を含むため、火気厳禁であり取り扱いに注意が必要。
水性タイプよりも材料費がやや高価。
主な用途: 築年数が経過して激しく劣化した外壁・屋根、風化が激しいモルタル、コロニアル・カラーベスト(スレート屋根)など。
3.3 特殊タイプ
特定の劣化症状や特殊な下地に対抗するために開発された、高い機能性を持つ下塗り材です。
カチオン型シーラー:
電気的な性質を利用した画期的な下塗り材です。マイナスの電荷を帯びているコンクリートやモルタル、窯業系サイディングといった下地に対して、プラスの電荷を持つ「カチオン粒子」を塗布することで、磁石のように強力に引き付け合って強固に吸着します。下地を選ばず万能に近い密着力を誇るため、改修工事で非常によく使われます。
ヤニ止め・シミ止めシーラー:
室内のタバコのヤニ、木材から染み出てくるアク、雨染みなどの汚れが、上塗り塗料の表面に浮き出てくるのを防ぐ特殊なブロック機能を備えています。これらを塗らずに塗装すると、どれだけ上から白を重ねても、時間が経つと茶色いシミとなって浮き上がってしまいます。
コンクリート強化用シーラー:
完全に風化し、砂のようにポロポロと崩れるコンクリートやモルタルのために、極限まで浸透性を高めた塗料です。内部で結晶化するように固まり、脆弱なコンクリートを構造体レベルから強力に補強します。
4.もうひとつの重要下塗り材「フィラー」との違い

見積書を見ていると、シーラーやプライマーに混ざって「フィラー」という下塗り材が記載されていることがあります。これも極めて重要な材料ですので、シーラー・プライマーとの違いを明確に理解しておきましょう。
4.1 フィラー(Filler)とは?
語源: 「Fill(フィル=埋める、満たす)」が由来。
最大の特徴: シーラーやプライマーがサラサラとした液体であるのに対し、フィラーはドロドロとした非常に厚み(粘度)のあるセメント系やアクリル系の塗料です。
本来の主目的: 「下地の激しい凹凸を埋め、ひび割れを補修して、表面を平滑にすること」。
4.2 シーラー・プライマーとの決定的な違い
フィラーは主に「モルタル外壁」の塗り替えに使用されます。モルタル外壁は経年劣化によって「クラック(ひび割れ)」が発生しやすく、表面が凸凹しています。
サラサラのシーラーでは、これらのひび割れや凸凹を埋めることができません。
そこで、厚膜を形成できるドロドロのフィラーを「微弾性ローラー」などで厚く塗る(波型模様をつけるなど)ことで、小さなひび割れを完全に包み込み、ゴムのような柔軟性で将来のひび割れの追従・再発を防ぎます。
4.3 表で見る下塗り材の使い分けまとめ
下塗り材の種類 | 主な役割・機能 | 状態・質感 | 主な対象外壁・素材 |
シーラー | 吸い込みの抑制、密着性向上、下地補強 | サラサラ(液体状) | 窯業系サイディング、モルタル、コンクリート、ALC |
プライマー | 上塗り塗料との強力な密着(接着) | サラサラ(液体状) | 金属サイディング、トタン、ガルバリウム、鉄部 |
フィラー | ひび割れの追補、凸凹の平滑化、厚膜形成 | ドロドロ(粘性が高い) | モルタル外壁、ALC、深いクラックのある下地 |
※さらに現代では、シーラーの吸い込み止め機能と、フィラーのひび割れ補修・厚膜機能を高次元で融合させた「微弾性フィラー(ホルダーG、サフェーサーなど)」と呼ばれる多機能型下塗り材が、サイディング・モルタル問わず外壁リフォームの主流として広く使われています。
5. 外壁材(素材)別・下塗り材の正しい選び方
外壁塗装で絶対に失敗を避けるためには、建物の「外壁材の素材」を見極め、それに完全にマッチした下塗り材をセレクトすることが大前提となります。ここでは代表的な外壁材ごとの最適な選び方を網羅します。
5.1 窯業系サイディング
現在の日本の戸建て住宅の約7〜8割を占める主流の外壁材です。セメントと木質繊維を混ぜて成型されています。
選定基準: 劣化が少なければ「水性カチオンシーラー」、築15年以上が経過して表面のチョーキング(白い粉)や色あせ、軽微な爆裂・はがれが見られる場合は、内部までガチッと固める「油性(浸透型)エポキシシーラー」を選びます。
注意点: 近年のサイディングには、汚れを自動で落とす「光触媒コーティング」や「難付着サイディング(フッ素・シリコン架橋)」が施されているものがあります。これらは通常のシーラーを塗っても完全に弾いてしまい、数年で全剥離する最悪の事態を招きます。その場合は、難付着サイディング専用の「超高密着エポキシプライマー」を使用しなければなりません。
5.2 モルタル・コンクリート
砂とセメントを混ぜて作られた、職人の手仕事による外壁です。非常に風情がありますが、ひび割れが最も発生しやすい素材です。
選定基準: 細かなひび割れ(ヘアクラック)が多数見られる場合は、厚膜を形成して割れを埋める「微弾性フィラー」の一択です。ひび割れがほとんどなく、表面のチョーキングや吸い込みが激しいだけの健康なモルタルの場合は、下地を固める「油性浸透型シーラー」を塗布したのちに中塗りに進む仕様もあります。
5.3 金属系サイディング・ALC・鉄部
ガルバリウム鋼板やトタン、アルミニウムなどの金属部、および軽量気泡コンクリートであるALCパネルです。
金属系(ガルバリウム・トタン・鉄): 水分が染み込まないため吸い込み対策は不要ですが、とにかく「サビの発生防止」と「ツルツル面への密着」が至上命令となります。そのため、強力なサビ止めインヒビターが配合された「エポキシ樹脂サビ止めプライマー」を使用します。
ALCパネル: ALCは非常に水を吸いやすく、気泡が多いため、吸い込みを完璧に止めないと上塗り塗料がいくらあっても足りなくなります。「水性/油性の高浸透カチオンシーラー」を塗るか、巣穴(細かな気泡穴)を埋めるために「専用フィラー」を厳密に塗布する必要があります。
6.シーラー・プライマー施工における極めて重要な注意点(プロのチェックポイント)

どれほど最適な下塗り材を選定しても、実際の塗装職人の「施工管理」がズタズタであれば、塗料の性能は100%死んでしまいます。施主(オーナー)としても必ず知っておくべき、施工時の絶対遵守項目と注意点を解説します。
6.1 メーカーが規定する「標準塗布量」の厳守
すべての塗料には、製造メーカー(日本ペイント、エスケー化研、関西ペイントなど)が科学的実験に基づいて算出した「標準塗布量(1㎡あたり何kg塗るべきか)」が厳格に定められています。
下塗り塗料の目安は、一般的に「1㎡あたり0.1〜0.3kg」程度です。
薄塗りのリスク: 塗布量が少なすぎると、下地の吸い込みを止めきれず、接着層も薄くなるため、数年での剥離や激しい色ムラに直結します。
過剰塗布のリスク: 「多く塗れば良い」というわけでもありません。特にシーラーをタレるほど過剰に厚塗りすると、表面にガラスのようなツルツルとした異常な樹脂膜(塗膜)が形成され、逆に中塗り塗料を弾いてしまう原因になります。
職人の技術: ローラーや刷毛を用いて、タレや塗りムラ、かすれが出ないよう、均一に平滑に塗り広げる熟練の技術が求められます。
6.2 劣化が激しい場合の「下塗り2回(計4回塗り)」の実施
築20年近くノーメンテナンスだったスレート屋根や、極限まで劣化したモルタル外壁は
下塗り材(シーラー)を塗ったそばから砂漠が水を吸うようにすべて吸収してしまいます。
1回塗っただけでは、表面に下塗り材の膜がまったく残らず、触るとまだボロボロしている状態になります。
この状態で中塗りに進むのは完全にアウトです。
プロの判断: 優秀な職人は、1回目のシーラーが完全に吸い込まれてしまったのを確認すると、下地の吸い込みが止まって表面に濡れ艶(均一な膜)が出るまで、「2回目の下塗り」を自主的に行います。 いわゆる「下塗り2回+中塗り1回+上塗り1回=計4回塗り」仕様です。これを見積もり段階で下地の劣化度合いから見抜いて提案できる業者は非常に信頼できます。
6.3 完璧な「乾燥時間(オープンタイム)」の死守
下塗り材を塗布したあと、中塗り塗料を重ねるまでにあけなければならない時間を「乾燥時間」または「工程間隔時間」と呼びます。
塗料や当日の気温・湿度によって異なりますが、一般的に「23℃で3時間以上、冬場(5℃)なら4時間以上」などの規定があります。
乾燥を怠るリスク: 下塗り材の中に含まれる水分や溶剤(シンナー成分)が完全に揮発して蒸発する前に、上から蓋をするように中塗り・上塗りを重ねてしまうと、内部に閉じ込められた溶剤ガスが太陽熱で膨張し、数ヶ月〜数年後に外壁表面にポコポコとした「塗膜の膨れ(バブル)」や「盛大な剥がれ」を引き起こします。
塗装業者が工期を短縮したいために、午前中に下塗りを塗って、まだ乾ききっていない昼過ぎに中塗りを強行するような手抜き工事は、絶対に許してはなりません。
6.4 気象条件(気温・湿度)による施工制限の遵守
塗料は、一定の環境下でなければ正常に化学反応を起こして硬化・定着しません。
「気温5℃未満」、または「湿度85%以上」の環境、および「降雨・降雪・強風・結露」が予想される場合は、原則として塗装工事を完全にストップ(作業中止)しなければなりません。
これらを無視して強行すると、下塗り材が下地に密着する前に雨で流されたり、空気中の水分を巻き込んで白化(白く濁る不具合)を起こし、接着力が完全にゼロになります。
7. 失敗しない外壁塗装!見積書・業者選びのチェックポイント
外壁塗装を業者に依頼する際、不当な手抜き工事や、知識不足による施工ミスを未然に防ぐために、見積書を受け取った時点で以下の項目を徹底的にチェックしてください。
7.1 見積書に「具体的な製品名・メーカー名」が記載されているか
悪質な業者や、どんぶり勘定の業者の見積書には、単に「下塗り一式」「下地処理代」としか書かれていません。これでは、安価な粗悪塗料を使われても仕様が確認できません。
優良業者の記載例: 「下塗り:日本ペイント・ファインパーフェクトシーラー(150㎡)」のように、メーカー名、具体的な商品名、施工面積(㎡)が明記されているか確認してください。商品名がわかれば、メーカーのホームページで「その下塗り材が自分の家の外壁素材に本当に適合しているか」を施主自身でネット検索して答え合わせができます。
7.2 工程ごとの「塗装回数・缶数」が明記・共有されているか
下塗り、中塗り、上塗りのそれぞれの工程が独立して記載されているか確認してください。
また、現地調査の段階で「お宅の外壁は劣化が激しいので、シーラーの吸い込みが予想されます。状況によっては下塗りを2回行いますね」といった、建物の健康状態に寄り添った
具体的なシミュレーションと説明をしてくれる会社は、現場を熟知している証拠です。
7.3 地元密着で有資格者が在籍する「自社施工店」か
下塗り工程の成否は、現場の職人のプライドと管理体制に100%依存します。
大手ハウスメーカーや一括見積もりサイトの仲介業者(ブローカー)の場合、実際に施工するのは下請け・孫請けの塗装店であり、中間マージンが抜かれているため、職人が十分な時間をかけられず下塗りの乾燥時間を縮めたり、塗料を薄めたりする手抜きが構造的に発生しやすくなります。
お勧め: 地元で長く営業しており、施工実績が豊富で、一級塗装技能士や外壁診断士などの有資格者が、我が家の外壁の状態(難付着サイディングかどうか、クラックの深さなど)を細かく診断した上で、最適な下塗り選定をしてくれる地域密着の自社施工専門店に相談するのが、最もコストパフォーマンスが高く、間違いのない選択となります。
郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。
無理な勧誘は一切ありません。まずはプロの診断で、今の状態を正確に知ることから始め
ましょう。

まとめ:下塗りの理解が10年先・20年先の我が家を守る
外壁塗装におけるシーラーとプライマー、そしてフィラーといった下塗り材は、塗装が完成したときには一切目に見えなくなる「床下の力持ち」です。
シーラーは: 傷んだ下地の吸い込みをガチッと止め、色ムラのない美しい仕上がりの土台を作る。
プライマーは: 塗料が乗りにくいツルツルした金属部に、剥がれを防ぐ強力な接著層を形成する。
フィラーは: モルタルのひび割れを柔軟に包み込み、家の防水性を根本から高める。
どれだけ最新の超高耐候性上塗り塗料を選んでも、この下塗り選びと施工手順(塗布量・乾燥時間)のどれか一つが狂うだけで、すべての投資が水の泡になってしまいます。
外壁塗装の見積もりを比較する際は、ついつい「シリコンかフッ素か無機か」といった上塗り塗料のグレードや価格の安さだけに目を奪われがちですが、これからはぜひ「我が家の外壁素材に最適な下塗り材(シーラー・プライマー)が、メーカー基準に則って正しく設計されているか」という視点を持ってください。
下塗りの重要性を熱く丁寧に説明してくれる誠実な業者とともに、10年、20年先まで安心して暮らせる、失敗のない完璧な外壁リフォームを実現させましょう。
お問い合わせ・ご相談
「自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし
最適なメンテナンスプランをご提案いたします。
塗り替え専門店いろことば

はじめまして。
塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は
数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。
毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】
そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し続けました。
その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。
自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。
【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としておりますここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。 ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~














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