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セメント瓦の塗装を完全解説!適切な時期・費用相場と失敗しない塗料選びのコツ


コロニアル屋根塗装


~目次~

セメント瓦の塗装を完全解説!適切な時期・費用相場と失敗しない塗料選びのコツ





1.はじめに:セメント瓦に塗装メンテナンスは必要なの?

セメント瓦 塗装

瓦屋根はメンテナンスフリーだから、塗装なんてしなくていい」と思っていませんか?

確かに、日本の伝統的な和瓦(粘土瓦)の多くは塗装を必要としません 。


しかし、もしあなたのお宅の屋根が「セメント瓦」やそれに類する「モニエル瓦」である

場合、話は完全に別です 。これらの瓦は、定期的な防水塗装を行わなければ、確実に劣化が進行し、最終的には雨漏りや住まいの寿命縮小につながってしまいます 。


本記事では、セメント瓦の基本的な特徴から、塗装が必要な理由、適切な時期、費用相場、そして非常によく似ている「モニエル瓦」との見分け方や塗装時の注意点にいたるまでプロの視点から徹底的に解説します。


この記事を読めば、大切なお住まいの屋根を長持ちさせるための正しい知識がすべて身に

つきます 。




2.セメント瓦とは?知っておきたい基本特徴と粘土瓦との見分け方

適切なメンテナンスを行うための第一歩は、ご自宅の屋根材が本当に「セメント瓦」であるかどうかを正しく把握することです。



2.1 セメント瓦の主成分と普及の背景

セメント瓦とは、その名の通り「セメントと砂」を主成分とした原料を型に流し込み、プレス成型して作られた屋根材です 。


今から30〜40年ほど前、和瓦(粘土瓦)よりも製造コストが安く、かつ大量生産が可能

だったことから、全国の新築住宅で爆発的に普及しました

見た目に重厚感があり、デザインやカラーバリエーションが豊富な点も人気の理由でした


しかし現在では、より軽量で安価なスレート瓦(コロニアル・カラーベスト)やガルバリウム鋼板などの金属屋根が主流となり、セメント瓦の製造数は著しく減少しています



2.2 塗装が不要な「粘土瓦」との決定的な違い・見分け方

「うちの屋根も瓦だけど、どっちだろう?」と迷われた方は、以下のポイントをチェックしてみてください。


  • 角・断面の形状(最大の見分け方)

    • セメント瓦: 断面や角がすっきりと「角ばって」います 。  


    • 粘土瓦: 焼き物特有の「丸み」を帯びています 。  


  • 表面の質感

    • セメント瓦: セメント特有のゴツゴツ・ザラザラとした質感があります 。経年劣化で表面の塗膜が剥がれてくると、より一層ザラザラ感が増します 。  


    • 粘土瓦: 表面に釉薬(うわぐすり)を塗って焼いた「釉薬瓦」などは、ツルツルとした独特の光沢があります 。  


  • 色あせの有無

    • セメント瓦: 表面を着色コーティングしているだけなので、年月が経つと紫外線で「色あせ」が起こります 。  


    • 粘土瓦: 素材そのものに色がついているか、高温の窯で焼き締められているため、半永久的に色あせしません 。




3.なぜ必要?セメント瓦を塗装すべき3つの目的と放置するリスク

セメント瓦自体の主成分はセメントと砂であり、本来は「水を吸収しやすい(防水性をもたない)」という性質があります 。


新築時や製造時には、表面に特殊な塗装を施すことで防水性を持たせていますが、この塗膜は毎日の紫外線や雨風によって約10年もすれば徐々に分解・剥離していきます。


塗装の最大の目的は失われた「防水性能」を再び付与し、瓦が水分を含まないように

ガードすることです。  



3.2 目的②:美観を維持し、住まい全体の価値を高める

屋根は住宅の印象を大きく左右するパーツです。セメント瓦の塗装が剥がれると、色あせや色ムラが目立ち、住宅全体が古びた印象になってしまいます。


適切なカラーで美しく塗り替えることで、新築のような輝きを取り戻し、資産価値の維持にも貢献します。




3.3 放置した場合のリスク:雨漏りやひび割れ、最悪の事態

もしセメント瓦の塗装を怠り、長期間放置してしまうと以下のような深刻なトラブルを引き起こします。


  1. 瓦の強度が低下し、ひび割れや脆化(ぜいか)が進む

    水分を含んだセメント瓦は、冬場にその水分が凍結して膨張し、内部からひび割れを起こします(凍結融解の破壊)。これを繰り返すと瓦がボロボロになり、台風などの風圧で簡単に割れてしまいます。


  2. コケやカビが繁殖する

    湿気を帯びたセメントは、コケや藻、カビにとって絶好の繁殖地です。屋根全体が緑色や黒色に変色し、見た目が悪くなるだけでなく、瓦の風化をさらに加速させます。


  3. 最悪の場合、雨漏りが発生し建物の構造が腐食する

    瓦から染み込んだ雨水は、その下にある防水シート(ルーフィング)や野地板(木材)を直撃します 。防水シートまで寿命を迎えると、家の中に雨水が侵入し、柱や梁を腐らせる原因になります 。こうなると、修理費用は塗装工事の数倍から数十倍に跳ね上がってしまいます。  




4.【セメント瓦の寿命と塗装時期】見逃せない5つの劣化サイン

セメント瓦の寿命

セメント瓦の寿命を全うさせるためには、適切なタイミングでのメンテナンスが不可欠です。



4.1 セメント瓦の耐用年数と塗装の周期

  • 塗装の推奨周期: 10年〜15年に1回   

  • セメント瓦自体の総寿命(耐用年数): 約30年〜40年   


セメント瓦は、約10〜15年のスパンで定期的に塗り替えを行うことで、30年以上の長寿命を保つことが可能です 。

ただし、築30年を超えている場合は、瓦自体や下地(防水シート)の寿命が近づいている

ため、塗装ではなく別のリフォーム方法(葺き替えなど)を検討する必要があります 。  



4.2 危険度別!今すぐチェックしたい劣化のサイン

ご自宅の屋根を地上から、あるいは安全な場所から観察し、以下の症状が出ていないか確認してください。


  • 【危険度:小】色あせ・変色

    表面の光沢がなくなり、全体的に白っぽく、あるいはくすんだ色になってきた状態。これは塗膜の初期劣化のサインであり、「そろそろ塗装を検討し始める時期」と言えます 。  


  • 【危険度:中】チョーキング(白亜化)

    屋根に触ると、手にうっすらと瓦と同色の粉がつく現象です。これは、紫外線によって塗料の成分が分解され、完全に防水性が失われつつある明確な証拠です。


  • 【危険度:大】コケ・藻・カビの発生

    屋根の北側や日当たりの悪い場所に、緑色や黒いシミのようなコケがびっしり生えている状態。瓦が常に水分を含んでしまっているため、早急な塗装が必要です。


  • 【危険度:特大】瓦のひび割れ・欠け・ズレ

    すでに目視で瓦が割れていたり、位置がズレたりしている場合、塗装だけでは直せません。放置すると割れた部分からダイレクトに雨水が侵入するため、部分補修や瓦の差し替え、あるいは全体のリフォームが必要です 。




5.セメント瓦の塗装にかかる費用相場とリフォームの

選択肢

屋根リフォームを検討する上で、最も気になるのがお金の話(費用相場)です。



5.1 屋根塗装の全体的な費用相場

一般的な2階建て住宅(延床面積約30坪、屋根面積約60〜80㎡)における、セメント瓦の屋根塗装費用の総額相場は以下の通りです。


  • 総額相場:約30万円 〜 約60万円

この総額には、以下の内訳が含まれます。


  • 足場設置費用: 安全な作業のために必須(約10万〜20万円)。


  • 高圧洗浄費用: 古い塗膜やコケを完全に洗い流す作業 。 

     

  • 下地調整・補修費用: 小さなひび割れをコーキングなどで埋める作業。


  • 塗料代+人件費(3回塗りが基本): 下塗り・中塗り・上塗りの3工程 。  

※選ぶ塗料のグレード(シリコン、フッ素など)によって、価格は大きく前後します。




5.2 築30年を超えたら検討すべき「葺き替え(ふきかえ)」

もし、お住まいの築年数が30年を超えており、これまでに一度も屋根のメンテナンスをしてこなかった場合、塗装はおすすめできません 。


なぜなら、瓦の下にある「防水シート(ルーフィング)」自体の寿命が約20〜25年で切れている可能性が極めて高いからです 。 どれだけ表面をきれいに塗装しても、中の防水シートがボロボロであれば雨漏りを防ぐことはできません 。  


その場合は、以下のリフォームを行います。

  • 屋根葺き替え工事(推奨): 古いセメント瓦をすべて撤去し、下地の防水シートや野地板を新しくした上で、最新の軽量な屋根材(ガルバリウム鋼板など)に交換する工事です 。費用は100万〜200万円以上かかりますが、家の寿命は劇的に延び、耐震性も向上します 。 




6. 失敗しない!セメント瓦の塗料選び3つの重要ポイント

セメント瓦の塗料選び

セメント瓦の塗装を成功させ、次のメンテナンスまでの期間をできるだけ長くするためには、塗料選びが極めて重要です。



6.1 ポイント①:塗料のグレードと耐用年数

屋根は外壁以上に直射日光(紫外線)や雨風に直接さらされるため、外壁用よりもワンランク上の耐久性を持つ塗料を選ぶのが鉄則です。


  • シリコン塗料(耐用年数:8〜12年) コストパフォーマンスが最も良く、現在の主流です。価格と耐久性のバランスを重視したい方におすすめです。


  • フッ素塗料(耐用年数:12〜15年) 高い耐久性を持ち、商業施設やビルなどでもよく使われます。塗り替えの回数を減らしたい方に最適です。


  • 無機塗料(耐用年数:15〜20年) ガラスや鉱物などの無機成分を配合した、現在最高峰の耐久性を誇る塗料です。価格は高価ですが、驚異的な寿命を誇ります。



6.2 ポイント②:機能性(遮熱・断熱など)で選ぶ

セメント瓦は熱を蓄えやすい性質があるため、夏場に2階の部屋が非常に暑くなるという

悩みを抱えがちです。そこでおすすめなのが「遮熱塗料」です。太陽の赤外線を効率よく

反射することで、屋根表面の温度上昇を抑え、室内の冷房効率をアップさせることができ

ます。



6.3 ポイント③:下地処理(シーラー選定)が命

セメント瓦の塗装において、最も失敗が多いのが「下塗り(シーラー・プライマーの塗布)」の工程です。


長年放置されてスカスカになったセメント瓦は、塗料をスポンジのように吸収してしまいます。そのため、下地をガッチリ固める「浸透固形型のシーラー」をたっぷりと染み込ませ、吸い込みを止めてから中塗り・上塗りに進む必要があります。


この下塗りをケチる業者は、数年で塗装がペリペリと剥がれる施工不良を起こします。




7. 要注意!酷似している「モニエル瓦(乾式洋瓦)」との違いと塗装の罠

モニエル瓦

セメント瓦の塗装を語る上で、絶対に避けて通れないのが「モニエル瓦(乾式洋瓦)」の

存在です 。見た目はセメント瓦とそっくりですが、塗装の方法を間違えると100%施工不良を起こす「」が隠されています 。  



7.1 モニエル瓦とは?セメント瓦との見分け方

モニエル瓦は、セメント瓦の一種(欧州発祥の洋風瓦)ですが、製造方法が異なります。

  • 最大の見分け方(断面): モニエル瓦は、瓦のサイドの切れ込み(断面)が「凹凸の激しいギザギザ状」や「ゴツゴツとした荒い仕上がり」になっています。




7.2 モニエル瓦塗装の最大の罠「スラリー層」の落とし穴

モニエル瓦の表面には、製造時に「スラリー層」と呼ばれる着色セメントの粉末が厚く塗られています 。


このスラリー層が残ったまま上から普通に塗装してしまうと、古い粉(スラリー層)と一緒に新しいペンキが根こそぎ剥がれ落ちてしまうのです 。  


  • 対策: モニエル瓦を塗装する場合は、超高圧洗浄でこの「スラリー層」をこれでもかというほど徹底的に削り落とすか 、あるいはスラリー層をがっちり固定して一体化させる「モニエル瓦専用の特殊下塗り材(スラリー強化プライマーなど)」を使用しなければなりません 。 リフォームを依頼する際は、業者がご自宅の瓦を「セメント瓦」か「モニエル瓦」か正しく見極めているかを必ず確認してください 。




8. セメント瓦塗装の正しい作業工程・流れ

手抜き工事を防ぐためにも、施主として正しい作業工程(一般的な3回塗り)を知っておきましょう 。  



  1. 足場組立・飛散防止ネットの設置

    安全の確保と、近隣の家に洗浄水やペンキが飛び散らないようにネットを張ります。


  2. 高圧洗浄(非常に重要) 強力な水圧で、長年のコケ、カビ、古い塗膜(モニエル瓦ならスラリー層)を完全に洗い落とします 。ここで手を抜くと、どんな高級塗料を塗ってもすぐに剥がれます。

      

  3. 下地補修・乾燥

    ひび割れがあればコーキング等で補修し、瓦を完全に乾燥させます(水分が残ると施工不良の原因になります)。


  4. 下塗り(1回目) シーラーなどの下塗り材を塗布し、吸い込みを止め、瓦と上塗り塗料の密着性を高めます 。

      

  5. 中塗り(2回目) 選んだ仕上げ用塗料(シリコンやフッ素など)の1回目の塗装を行います 。  


  6. 上塗り(3回目・仕上げ) 同じ仕上げ用塗料をもう一度重ね塗りし、十分な塗膜の厚みと、均一で美しい仕上がりを作ります 。  


  7. 点検・足場解体

    塗り残しやムラがないか最終チェックを行い、足場を撤去して完了です。




9. 信頼できる塗装業者を選ぶためのチェックポイント

屋根塗装は、地上から工事の様子が確認しづらいため、残念ながら手抜き工事を行う悪質業者が後を絶ちません。以下のポイントを守って信頼できる業者を選びましょう。



  • 現地調査をしっかり行うか

    屋根に上る、あるいはドローン等を用いてしっかり写真を撮り、瓦の種類(セメント瓦かモニエル瓦か)や劣化状況をプロの目で診断してくれるか確認しましょう 。  


  • 見積書の内訳が具体的か

    「屋根塗装一式」としか書かれていない見積書は危険です。「使用する塗料名(メーカー名や製品名)」「塗る面積(㎡)」「下塗りの種類」が明記されているかチェックしてください。


  • 十分な実績があるか

    セメント瓦、特にモニエル瓦の塗装は独自のノウハウが必要です。過去に同種の瓦の施工実績が豊富にある地域密着型の専門業者を選ぶと安心です。



郡山市・須賀川市の外壁塗装・屋根塗装なら、地域密着の私たちにお任せください。

無理な勧誘は一切ありません。まずはプロの診断で、今の状態を正確に知ることから始め

ましょう。


瓦屋根 塗装

まとめ:適切な塗装でセメント瓦の重厚感と住まいを守ろう


セメント瓦は、定期的なメンテナンスさえ怠らなければ、どっしりとした重厚感と優れた

耐久性でお住まいを長期にわたって守ってくれる素晴らしい屋根材です 。  


しかし、その頑丈そうな見た目に油断して15年、20年と放置してしまうと、セメントの脆化や雨漏りといった致命的な事態を招きかねません 。  


築10年〜15年を迎えたタイミングや、色あせ・コケなどのサインを見つけたら、まずは

信頼できる専門業者に無料の屋根点検を依頼してみましょう 。



適切な下地処理と高品質な塗料による3回塗りで 、あなたの大切なマイホームの寿命をこの先もぐっと延ばすことができます。  


お問い合わせ・ご相談


自分の家の壁にひびがあるけれど、どんな処理が必要?」「他社の見積書に下地処理の記載がないけれど大丈夫?」といった疑問・不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。外壁診断士・施工管理技士などの有資格者が、あなたのお住まいを細かくチェックし

最適なメンテナンスプランをご提案いたします。






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はじめまして。

塗り替え専門店いろことば 代表の盛合 大翔(もりあいひろと)と申します。この度は

数ある業者の中から当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。​

当社の始まりは元請け会社からお仕事を貰う【下請け】からスタートしました。


毎月、毎月、数をこなす事だけに必死で手抜きの指示があれば指示通り。もはや共犯と言われても否定出来ませんでした。【なんとかこの環境から抜け出さないと終わってしまう】

そのように考えるようになりガムシャラに挑戦し​続けました。


その結果、お客様から直接ご依頼をいただく。この答えに落ち着く事が出来ました。

自分たちの技術と提案を惜しみなくお客様にご提案出来る。熱量も情熱も天と地の差があります。その結果今では、【あんたに頼んで良かった。】【こんなに綺麗になるんだね。】とお褒めのお言葉までいただけるようになりました。


【塗り替え専門店いろことば】 お花にも花言葉という言葉があるようにご自宅を塗装する【色】にもそれぞれ意味合いや効果があると言います。 一棟一棟のご自宅に綺麗な命を宿せるようこの名としております​ここまで長文をお読みいただき誠に有難うございました。    ~塗り替え専門店いろことば 代表 盛合大翔~


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