知らなきゃ危ない
塗装が出来ない素材
クリヤー塗料について
塗り替え専門店いろことば
塗り替え専門店いろことば
塗料の中でも色が付いていない透明な塗料となるのが
クリヤー塗料です。
クリヤー塗料には、どのような特徴があるのか
また、メリットとデメリットについて、ご紹介致します。
現役塗装職人が教えるクリヤー媒塗料について
10年という耐用年数ですが外壁の状態がカギ!
塗装回数が少なく費用が安くなる
以上、クリヤー塗料に関してのご説明と致します。
既存のデザインを変えることなく艶を出せますが
細かい条件等をクリアしない限り、オススメ致しません。
ウレタン→シリコン→クリヤー→ラジカル→フッ素→→無機といった
ランク付けでしょうか。
ランク付けではシリコンやフッ素と同等と考えても良いかと思います。(選ぶクリヤー塗料の種類によります)
クリヤー塗料 耐用年数 10年~12
現時点(令和3年)で外壁塗装工事に使用される塗料としては
珍しい塗料の分野に入ります。
実際クリヤー塗料ってどうなの?
外壁状態が限定されます。
まず、耐用年数10年という耐用年数となります。
大きな特徴とし顔料がふくまれていない透明な塗料です。
使用条件とし新築から約10年以内の綺麗な窯業系サイディング
こちらの外壁に使用されます。
新築時にサイディング柄にこだわり、デザインを変えないで
艶だけ出したい!というお客様にはピッタリです。
タイル柄の多彩色サイディングなどがメインとなります。
使用条件として
約10年以内の綺麗なサイディングとなり
築年数が経過しクラック・傷・汚れ・チョーキングなどが
発生している場合には施工が困難となります。
塗料が透明のため下地の状態が丸見えのまま艶が出ますので
下地の状態が悪ければオススメ出来ません。
同じサイディングでも金属サイディングにはオススメ
出来ませんので注意が必要です。
クリヤー塗装は2回塗り仕上げとなりますので
通常の3回塗り塗装より工程が少なくなり費用がお安くなります。
工程は少なくなりますが、コーキング部分にはクリヤー塗装が
出来ませんのでコーキングの状態が悪ければコーキング工事も
必要となります!
また、ひび割れに弱いという面がございますので
すでに外壁の痛みが酷い場合やモルタル外壁には
不向きとなります!
また、クリヤー塗料の中にもシリコンと同等のクリヤー
フッ素と同等のクリヤーと種類がありますので
選ぶランクにより耐用年数は変化致します!
既存の外壁に光触媒や無機塗料・フッ素塗料が塗装されている
場合も施工する事は基本オススメ致しません!
クリヤー塗料の付着が悪くなる傾向がございます。
実際に住宅の塗り替え工事で使用されるの?
実際に現場で使用されるのか説明致しますと。。。
稀に使用されます!!!
使用する為の条件がいくつもありますので
ホントはクリヤー塗装が良いけど無理だね。。となる
お客様も多くおります。
クリヤー塗装をご希望のお客様は早い段階で塗装工事の準備を
考える必要がございます。