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【外壁塗装】外壁塗装の際に使用する【シリコン塗料】ってどんな塗料なの?

執筆者の写真: 代表:盛合大翔代表:盛合大翔

更新日:2024年7月7日



「色んな塗料があっていまいち分からない」

「業者ごとにオススメの塗料が全然違う」

「シリコン塗料って外壁塗装に使っても大丈夫なの?


塗装屋さんでなければ塗料の種類など分からないのが普通です。しかし、実際に我が家の外壁塗装となった際

業者のオススメを聞いて疑うことなく取り入れてしまっては危険な塗料も…



そこで今回は、「外壁塗装の際に使用するシリコン塗料」に関して詳しく解説します。


本当に自宅の外壁に使ってしまっても良いのか分かるようになりますので、ぜひ参考にしてください。




シリコン塗料ってどんな塗料なんだろう


シリコン塗料とは「現代の外壁塗装工事では主流な塗料」となっております。

外壁塗装工事は10年一回行いましょう♪ このようなキャッチフレーズを目にした事はございませんか?


これは「シリコン塗料」の耐用年数が10年となるので、10年に一度はシリコン塗料で塗り替えましょう!

そもそも新築時に高耐久塗料が塗装されていないので10年に一度は塗装で保護をしてください。


このような意味合いがあって「外壁塗装は10年に一度」という認識になっております


実際問題、10年に一度しっかり塗り替えるお客様はほとんどおりません。


新築から15-20年】のお客様が大半を占めておりますが、新築から10年で塗り替えを行う場合

補修などが少ない傾向になりますので費用面はお得になる可能性が高くなります♪



実際にシリコン塗料って使っても良いの?


現代の主流な塗料となっておりますので、ご自宅の外壁塗装工事の際にシリコン塗料を選択するのは

全く問題ございません。


まずはシリコン塗料での見積価格をベースとして考え、屋根も塗装するのか、付帯部はどうするのか

屋根は瓦だから塗装しないとすれば、外壁はシリコンより良い塗料が使えるな…

屋根も外壁もフッ素塗料にすると予算を超えてしますから、屋根はフッ素にして外壁はシリコンにするか…


など、様々なパターンが考えられますので【ベースはシリコン塗料】とお考えいただくのが宜しいかと思います。




シリコン塗料のメリット

・種類が豊富で扱いやすい

・価格が平均的


・「種類が豊富で扱いやすい」という事は様々なメーカーが「シリコン塗料」を開発しておりますので

ケースバイケースでメーカーを使い分ける事が簡単に出来ます。

なにより塗料自体、柔らかい塗料になりますので様々な素材に対して塗装する事が可能となっております。



・「価格が平均的」という面に関して、塗料のランク付けをするのであれば

 アクリル塗料⇒ウレタン塗料⇒シリコン塗料⇒ラジカル塗料⇒フッ素塗料⇒無機塗料

 このような順位付けとなります(左のアクリル塗料から順に高級塗料となっていきます)


私共は一斗缶で購入するのですが「フッ素塗料」と比べてみますと2-3倍の価格差となってしまいます!

当然ですが【値段が平均的=耐久性が平均的】という事になりますのでお客様のライフスタイルに合わせて

ご検討いただく事が大切なポイントとなります。



シリコン塗料のデメリット

・耐久性が平均的


・「耐久性が平均的」これはそのままの意味となりますが現代ではシリコン塗料の上位互換に当たる

ラジカル塗料】という物が主流になりつつあります。


シリコン塗料の耐用年数⇒10年

ラジカル塗料の耐用年数10-13年


あくまで弊社の場合ですが「シリコン塗料」と「ラジカル塗料」の工事金額の差は1-3万円程度となる事が多く

じゃあ「ラジカル塗料」にした方が良いね。となるお客様が多い傾向となります。



シリコン塗料の上位互換がラジカル塗料! シリコン塗料を使用する事も少なくなってます





シリコン塗料の1液と2液の違い

どの種類の塗料も同じですが「1液タイプ」と「2液タイプ」に分かれてきます。



・1液のシリコン塗料

1液の塗料ですと硬化剤を混ぜる必要がありませんので「シンナーや水」で希釈しそのまま塗装する事が出来ます!

そのためDIYで塗装するにも簡単に使用する事が出ます。


私共、塗装業者は基本的に2液の塗料を使用するのですが、保存方法は塗料の作り方などが素人向けでは無いので

DIYで塗装するのであれば1液をオススメします。


・2液のシリコン塗料

2液の塗料は主剤と硬化剤を混ぜて塗料を作ります。

1液に比べて塗装出来る素材の範囲が広がりますが取り扱いには色々と注意が必要となります。


実際に塗装を行う職人目線でぶっちゃけますと2液の方が同じ「シリコン塗料」でも耐久性が良くなります。

1液の「シリコン塗料」が10年程度の耐久性となるのですが2液の「シリコン塗料」ですと10年-12前後は耐久

するような感覚があります。


勿論ですが、選ぶメーカーによって変わりますので全ての2液塗料が良いとは言えません


○○ペイントの2液シリコン塗料は微妙だなぁ…

△△ペイントの2液シリコンはオススメ出来る!

など実際に使ってみて成功体験や失敗体験をたくさん抱えていますので良し悪しが我々には分かっています。



ちなみにここでは、オススメの【シリコン塗料】は内緒にしておきます(笑)




シリコン塗料の水性塗料と溶剤塗料の違い


全ての塗料同じですが「水性塗料」「溶剤塗料」に別れます。


簡単に言ってしまうと塗料の希釈に【水】を使うのか【シンナー】を使うのかの違いとなります。


「水性塗料」の場合、臭気もほとんど気にならず塗装が出来ます。

「溶剤塗料」の場合、シンナーを使用しますので慣れていないとすぐに酔ってしまったり、具合が悪くなってしまう可能性があります。


私が初めて塗装屋に入社した時、初日から作業車の中のシンナー臭で頭が痛くなったのは忘れません…(笑)



水性塗料と溶剤塗料では耐久性に差が出てきます。


「水性塗料」と「溶剤塗料」を比べた際に、「溶剤塗料」のほうが耐久性が良くなります!

今では水性塗料も進化してきている!などと言う職人もおりますが水性はどこまでいっても水性だな。と感じており

当社では基本的に水性塗料は使用致しておりません。※お客様のご希望がある場合は「水性塗料」も使用致します。


また、水性塗料は使用出来る部分が限られてきますので注意が必要となります。





まとめ|シリコン塗料


今回は「シリコン塗料」に関して解説させていただきましたが


当社では

外壁塗装にシリコン塗料を使用するのは、あまりオススメしておりません!


シリコン塗料を選択するのであれば「ラジカル塗料」のほうが耐用年数も若干ですが伸びる上、

価格差もあまりございませんので「ラジカル塗料」を推薦させていただきます。


勿論ケースバイケースとなりすのでご不安な事がございましたらお気軽にお問い合わせください。

現地調査・お見積り共に無料となっております♪


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